ソリューション
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ソリューション (Solution) は、アポカリプス前のインベイジョン・ブロック構築に存在した、プロテクションを利用した白青のクロック・パーミッションデッキ。このデッキ名は当時のメタゲームに対する解答(Solution)であったことから付けられている。
Zvi Mowshowitzがプロツアー東京01で優勝を飾っている。
概要
Voice of All / 万物の声 (2)(白)(白)
クリーチャー — 天使(Angel)
クリーチャー — 天使(Angel)
飛行(このクリーチャーは飛行や到達を持たないクリーチャーによってはブロックされない。)
万物の声が戦場に出るに際し、色を1色選ぶ。
万物の声は、選ばれた色に対するプロテクションを持つ。(それは選ばれた色の何かによって、ブロックされず、対象にならず、ダメージを与えられず、エンチャントされない。)
Meddling Mage / 翻弄する魔道士 (白)(青)
クリーチャー — 人間(Human) ウィザード(Wizard)
クリーチャー — 人間(Human) ウィザード(Wizard)
翻弄する魔道士が戦場に出るに際し、土地でないカード名を1つ選ぶ。
選ばれた名前を持つ呪文は唱えられない。
Crimson Acolyte / 真紅の見習い僧 (1)(白)
クリーチャー — 人間(Human) クレリック(Cleric)
クリーチャー — 人間(Human) クレリック(Cleric)
プロテクション(赤)
(白):クリーチャー1体を対象とする。それはターン終了時までプロテクション(赤)を得る。
プロテクションにより、特に赤いデッキに対して圧倒的な強さを誇る。当時の環境を席巻したのはステロイドとVoidといった赤を含むデッキであり、メタゲームを上手く読んだデッキだった。
真紅の見習い僧/Crimson Acolyteのような一見力不足に見えるカードを、プロツアーのような大舞台でメインデッキから4枚も使用したことは称賛に値する。それで優勝するのだから、デッキビルダーにとってはこれ以上ない快感だろう。
アポカリプス以降は、黒をタッチして幽体オオヤマネコ/Spectral Lynxを投入するものなどもあった。
- このデッキがプロツアー東京01で大きな成果を挙げたため、「(環境最強ではなくとも)メタに最も合致したデッキ」を「ソリューション」と呼ぶようになった。
- のちのエクステンデッドでこれとよく似たテンポラリーソリューションも登場した。
サンプルリスト
- 備考
- プロツアー東京01 優勝(参考)
- 使用者:Zvi Mowshowitz
- フォーマット
メインデッキ (60) | サイドボード | ||
---|---|---|---|
クリーチャー (20) | 2 | オーラの旋風/Aura Blast | |
4 | 真紅の見習い僧/Crimson Acolyte | 3 | 聖戦の騎士/Crusading Knight |
4 | ガリーナの騎士/Galina's Knight | 3 | 完全な反射/Pure Reflection |
4 | 翻弄する魔道士/Meddling Mage | 4 | 撹乱/Disrupt |
4 | 嵐景学院の弟子/Stormscape Apprentice | 3 | 反論/Gainsay |
4 | 万物の声/Voice of All | ||
呪文 (16) | |||
4 | 吸収/Absorb | ||
4 | 除外/Exclude | ||
4 | 嘘か真か/Fact or Fiction | ||
4 | 排撃/Repulse | ||
土地 (24) | |||
10 | 平地/Plains | ||
10 | 島/Island | ||
4 | 沿岸の塔/Coastal Tower |
- メインデッキは基本土地以外は全て4枚ずつという分かりやすい構成で、その基本土地も半々。
- サイドボードの完全な反射/Pure Reflectionはクリーチャーの少ないコントロールデッキ対策。クリーチャー呪文が打ち消されてもトークンを出すことができることから採用されている。