スパイ道具/Spy Kit
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Spy Kit / スパイ道具 (2)
アーティファクト — 装備品(Equipment)
アーティファクト — 装備品(Equipment)
装備しているクリーチャーは+1/+1の修整を受けるとともに、それの名前に加えてすべての伝説でないクリーチャー・カードの名前を持つ。
装備(2)
すべての伝説でないクリーチャー・カードの名前を得るというユニークな能力を持った装備品。
修整の量自体はコストに見合う水準ではないが、本領は秘策を持つ策略を装備したクリーチャーにも影響させるというシナジーである。自然な団結/Natural Unityやアドリアナの武勇/Adriana's Valorなどが、あらゆるクリーチャーに対応するようになった時の威力は相当なもの。
エターナル環境では分裂/Bifurcate系のカードとの併用で、好きな伝説でないクリーチャーを戦場に出せたり、独占市場/Cornered Marketで互いに伝説でないクリーチャー呪文を唱えられなくなるなどの奇態なコンボが発生する。
- 撲滅/Eradicateを撃たれると悲惨なことになる。
- すべての伝説でないクリーチャーの名前を持つため、アン・カードのWordmailを合わせてエンチャントすると、コンスピラシー:王位争奪発売時点で+16307/+16307の修整を受けられる。装備したクリーチャーの名前の長さ次第では更に増える。(参考(英語))
- また、アン・カードのNow I Know My ABC'sとこれを装備したクリーチャーがいれば(得た名前がアルファベットであると認められれば)勝利できる。
ルール
伝説でないクリーチャー・カードの名前を得る継続的効果は、文章変更効果である。
得られる名前はオラクルを参照し、プレイ中のフォーマットを考慮しない(CR:612.7)。名前の項も参照。
- この能力によって相互作用があるのは「《カード名》という名前」「名前が《カード名》」という書式によって参照される能力である(クークズ/Kookusや先端生物学者/Biovisionaryなど)。この表現を使わずカードの文章欄に書かれたカード名はそのカード自身のことを指し、他のオブジェクトは指さない。(CR:201.5)
- クリーチャー・トークンの名前や、クリーチャー化できるカードの名前を得ることはない。
- 当初はプレイ中のフォーマット内のカード名に限られていたが、2018年10月の総合ルール更新に伴いその制限はなくなった。