ガラクの先触れ/Garruk's Harbinger
提供:MTG Wiki
クリーチャー — ビースト(Beast)
黒からの呪禁
ガラクの先触れがプレイヤー1人かプレインズウォーカー1体に戦闘ダメージを与えるたび、あなたのライブラリーの一番上からカードをその点数に等しい枚数見る。あなたはその中から、クリーチャー・カード1枚かガラク(Garruk)・プレインズウォーカー・カード1枚を公開し、あなたの手札に加えてもよい。残りをあなたのライブラリーの一番下に無作為の順番で置く。
黒からの呪禁と、プレイヤーかプレインズウォーカーへの戦闘ダメージを条件とした自然との融和/Commune with Nature系の誘発型能力を併せ持つビースト。
プロテクションではなく呪禁なので色対策カードとしては不完全だが、そもそも3マナ4/3というマナレシオが優秀な上に誘発型能力は対戦相手が使う色に関係なく働くため、サイドボードに枠を設けるというよりはメインデッキから採用しておいて「いつも普通に強い、黒と当たったときは特に強い」程度に考えるべきだろう。
誘発型能力はクリーチャーだけでなくガラクも選べるのが特徴。見られる枚数はダメージ量によって変化するものの、基本の4枚でもそこそこ頼れるので剛力化/Titanic Growthなどで無理に増やす必要はない。むしろ、トランプルやマイナス修整と組み合わさったとき実際は1~3点のダメージしか与えていないのにうっかり4枚見てしまわないように注意したい。
登場時のスタンダードではギャレンブリグの領主、ヨルヴォ/Yorvo, Lord of Garenbrigや恋煩いの野獣/Lovestruck Beastあたりが主な競争相手だが、ガラクの先触れも決して見劣りしない性能なので環境次第で活躍が期待できる。
- 黒からの呪禁を持つクリーチャーは善意の騎士/Knight of Graceに続いて2枚目。
関連カード
サイクル
基本セット2021のガラク/Garrukに関連したカードの垂直サイクル。緑の各稀少度に存在する。基本土地の森/Forestも含め、ショーケース・フレーム版が存在する。
- ガラクの血まみれ角/Garruk's Gorehorn(コモン)
- ガラクの蜂起/Garruk's Uprising(アンコモン)
- ガラクの先触れ/Garruk's Harbinger(レア)
- 解き放たれた者、ガラク/Garruk, Unleashed(神話レア)
基本セット2021の、プレインズウォーカー/Planeswalkerに関するレアの呪文のサイクル。
- バスリの副官/Basri's Lieutenant(バスリ・ケト/Basri Ket)
- テフェリーの永遠の洞察/Teferi's Ageless Insight(テフェリー/Teferi)
- リリアナの軍旗手/Liliana's Standard Bearer(リリアナ・ヴェス/Liliana Vess)
- チャンドラの焼却者/Chandra's Incinerator(チャンドラ・ナラー/Chandra Nalaar)
- ガラクの先触れ/Garruk's Harbinger(ガラク/Garruk)