エドガーの覚醒/Edgar's Awakening
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Edgar's Awakening / エドガーの覚醒 (3)(黒)(黒)
ソーサリー
ソーサリー
あなたの墓地にあるクリーチャー・カード1枚を対象とする。それを戦場に戻す。
あなたがエドガーの覚醒を捨てたとき、あなたは(黒)を支払ってもよい。そうしたとき、あなたの墓地にあるクリーチャー・カード1枚を対象とする。それをあなたの手札に戻す。
手札から捨てたときクリーチャー・カードを回収できるリアニメイト・ソーサリー。
同セットでフィーチャーされている血・トークンとの連携を意識したカード。重いクリーチャーが手札に来ても血によって黒だけでかき回しが行えるため、リアニメイトによる早出しが狙いやすい。
また、血によってこれの誘発型能力を使用した場合は差し引き1枚手札が増えることとなる。基本的に普通に唱えた場合よりも戦場に出すまでの合計マナは多くなるが、3マナのクリーチャーを対象とする場合はかかる合計マナが変わらず、2マナ以下なら逆に安く済む。そのため、リミテッドなら大型クリーチャーが少なめのデッキでも血の生成源さえ確保できていれば採用可能なカードといえる。
- 関連カードは死者再生/Raise Deadおよびゾンビ化/Zombifyのページを参照。
ルール
- あなたが呪文や能力のコストとしてエドガーの覚醒を捨てたのなら、スタック上でエドガーの覚醒の能力はコストを支払った能力の上に置かれ先に解決される。呪文や能力の解決中にエドガーの覚醒を捨てたのなら、その能力の解決後にエドガーの覚醒の能力がスタックに置かれ解決を待つ。
- 手札から捨てたときの能力は再帰誘発型能力を含む。あなたが(黒)を支払ったとき新たに能力が誘発し、最初の能力の解決後にスタックに置き対象を選ぶ。対戦相手は回収する対象を知ってから対応することができる。
ストーリー
オリヴィア/Oliviaの結婚式が始まった。彼女は自らの腕をナイフで切り裂き、エドガー・マルコフ/Edgar Markovが眠る棺に血を滴らせた。その血は棺の溝を通ってエドガーの口へと届けられる(イラスト)――そしてエドガーの精神はオリヴィアのそれと混ざり、魅了されてしまうだろう。祖父を失いたくないという純粋な思いからソリン/Sorinは我を忘れて突進したが、衛兵に阻まれた。そして棺の蓋が開き、現れた「新郎」のエドガーは「花嫁」のオリヴィアへと微笑むと、ソリンには祝いの席を台無しにするなと注意した。完全に意気消沈したソリンの前で、オリヴィアは棺から棺へと血を落とし、マルコフ/Markov家の古老たちを目覚めさせていった[1]。
「これでよし。当の本人が結婚式を寝過ごすわけにはいかないからね。」
脚注
- ↑ Episode 2: The Dolorous Weight of Pleasantries/メインストーリー第2話:社交儀礼の陰気な重み(Magic Story 2021年11月3日 K. Arsenault Rivera著)