アルケヴィオス/Arcavios

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アルケヴィオス/Arcaviosは、多元宇宙/Multiverseに存在する次元/Planeの一つ。ストリクスヘイヴン:魔法学院の舞台となった。

目次

地理

アルケヴィオスの既知の領域のほとんどは、二つの広大な大陸に分かれている――広く一般には大界/The Vastlandsの名で知られる北方の大陸オーリシア/Orrithiaと、謎多き南方の大陸ガラトゥール/Galathulだ。この二つは前兆の地峡/The Isthmus of Omensと呼ばれる陸橋で繋がっている。

ストリクスヘイヴン/Strixhaven

オーリシア大陸の北東部に位置する魔法学院。アルケヴィオスの学問の中心で、次元/Plane全土から若き魔道士が集まる。五つの大学から成る。

詳細はストリクスヘイヴン/Strixhavenを参照。

次元の特徴

スターアーチ/The star arch

重力を無視したアーチ形がこの次元全土に現れており、そのさまは謎めいた祭殿か記念碑のようだ。それは車輪の輻のようにアーチ形に浮かぶ自然素材から成り、内側は正確なカーブを描き、外側は粗く不揃いなアーチを描く。垂直に立っているものもあれば斜めに傾いているものもあり、小さいものもあれば巨大なものもあり、完全なものもあれば損壊しているものもあり、苔むしたものもあれば不思議なほど汚れていないものもある。その不揃いな輻は、輝く天の星の放射光を連想させる。

このスターアーチ/The star archは夜明けの時代/The Dawning Age、この次元がまだ若く、どの人型種族もまだ大地を歩いていない頃から残された謎だ。ほとんどの場合、アーチは単にそこにあり、不可解に浮かび、音も立てず、動かせず、不活性だ。だが多くの者が語ってきた。人生の重要な岐路においてアーチが目の前に現れ、教訓を理解する助けになった、あるいは頭の中で燃え続けていた疑問に答えを出す助けになったのだと。偉大な魔道士の生まれた地や時の中で失われた呪文の位置といった、大いなる魔法の場所をアーチは示していると、一部の者は信じている。また一部の者は、アーチはアルカイック/The Archaicと何らかの形で関わりがあると信じている――アルカイックの存在下で、強大な魔法とともにアーチが活動を始めたのを見たと主張する者もいる。

交錯/Snarl

アルケヴィオス全土をマナは流れている。だが特定の場所では、マナはもつれ、絡まり合っている。このような場所では、魔法や呪文は最も強力に――そして最も危険になり得る。このような場所は交錯/Snarlとして知られている。アルカイックによれば、交錯はこの次元の誕生時に、二つの対立するマナの源が重なり合った場所なのだそうだ。

集団

創始ドラゴン/The Founder Dragons

アルケヴィオスの誕生時、二つの次元のマナが対立する形で重なり合ったため、多くの生命体が新たな構造に適応し、多くの新たな生命体が生まれ出た。重なり合うマナの中でも特に強大な五つの渦が、輝く五つの球体となり、そこから五体のドラゴンが生まれた。このドラゴンたちはアルケヴィオスの魔法の象徴、すなわち五つの二分法における対立する力の生けるシンボルとなった。

彼ら創始ドラゴン/The Founder Dragonsは、五つの対抗色の組み合わせの魔法を最初に極めた者たちだ。人型種族が台頭すると、ドラゴンたちは当初、定命の者が魔法の野生的な力を利用しようとしたことに怒ったが、やがて、規律ある研究を通してしか魔法は安全に扱えないことに気づいた。そのため何世紀も前に、ドラゴンたちは五つのマナ二分法の研究に専念する機関を設立した。その機関こそが現在のストリクスヘイヴンだ。五つの大学は、五体のドラゴンそれぞれが極めた魔法に基づいている。

今日では、創始ドラゴンはアルケヴィオスを放浪し、五体の危険な空の賢者となっている。彼らはもはやストリクスヘイヴンと直接関わることはなく、代わりとなる学部長/Deanに話させることを好む。創始ドラゴンの知恵は莫大だが、その気性は激しいこともある。魔道士が彼らを探し出したとしても、極めて捉えがたい秘密を学んだだけで終わる。

オリーク/The Oriq

オリーク/The Oriqは、禁じられた形態の魔法を振るう魔道士の秘密結社だ。その本拠地はストリクスヘイヴンから遠く離れているが、闇の計画に必要な呪文や新入りを探しに学院に潜入することもしばしばだ。オリークの工作員は、欺瞞、隠密、強大な闇の魔法を使用し、悪しき目的を追い求める。

どちらかの死で終わる決闘、隠密による暗殺、魔道士だらけの施設への潜入、血の儀式――オリークの予定一覧は危険で高負担なため、この組織は頻繁に新たな仲間を必要とする。オリークの工作員は有望な魔道士を積極的に探し求めては勧誘する。彼らのお気に入りの狩り場の一つがストリクスヘイヴンだ。工作員は学院から見落とされてきた、力はあるが平均を下回る魔道士や学生に手を差し伸べる。幻影魔法と口八丁を用いてオリークという正体を隠して。学生は通常、自分がオリークに採用されるために仕込まれていることに気づかない――魅力的でお世辞の上手い見知らぬ人物から、独占的な契約に誘われていると認識するだけだ。そして魔道士が最も隙だらけになったときに、仮面が渡される。

アルカイック/The Archaic

アルカイック/The Archaicは賢く巨大で長命、先天的な魔法の才を持つ種族だ。彼らは大界を闊歩していたり、何本もの腕を用いて魔法の源を探索していたり、ある種の魔法的焦点である「目」を通して存在を熟考していたりする。アルカイックは何千年も生きることができる――多くは夜明けの時代から生き続けていると考えられている。魔道士は歴史と魔法の莫大な知識を求めてアルカイックを探すが、アルカイックは抽象的な仄めかしと謎めいた比喩で会話をする傾向にある。

キャラクター

プレインズウォーカー/Planeswalker
アルケヴィオスの住人

登場作品・登場記事

機械兵団の進軍

参考

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