茨の騎士ティヴァダール/Tivadar of Thorn
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Tivadar of Thorn / 茨の騎士ティヴァダール (1)(白)(白)
伝説のクリーチャー — 人間(Human) 騎士(Knight)
伝説のクリーチャー — 人間(Human) 騎士(Knight)
先制攻撃、プロテクション(赤)
茨の騎士ティヴァダールが戦場に出たとき、ゴブリン(Goblin)1つを対象とし、それを破壊する。
設定通り、対ゴブリンとして特化された伝説のクリーチャー。コストが(1)増えて伝説になった代わりにETB能力を得た銀騎士/Silver Knightとも言える。
ゴブリンを破壊するETB能力はもちろん、ほとんどが赤であるゴブリンに対してプロテクション(赤)も強力。また先制攻撃も持つため、ゴブリンデッキ相手でなくとも、赤系列のウィニー系デッキに対してならば充分戦力となる。
同時代同マナ域により汎用性の高いヴェクの聖騎士/Paladin en-Vecがいるので、現状のスタンダードでは多くの場合そちらが採用されてしまうだろう。また多種多様な能力を持ち大群で押し寄せてくるゴブリン相手に、1体だけを葬る能力では少々厳しい事も事実。
しかし、充分なポテンシャルを持ったクリーチャーであることは間違いない。ゴブリンデッキか強力なゴブリンクリーチャーが流行るのならば、アドバンテージを得られるこのカードの出番はやってくるであろう。相手が殴ってくるならば迎撃し、システムクリーチャー的なゴブリンは能力で一刀両断すればいいのだから。
- イラストは、彼が率いたKnights of Thorn(イラスト)を元にしている。プロテクションやサイズもこのカードが由来。
- ゴブリン・クリーチャーのみならず、多相を持つパーマネントなら何でも破壊できる。環境を席巻しつつあるカメレオンの巨像/Chameleon Colossusへのスマートな解答となるのは大きな強み。
- 誘発型能力がどことなく霧の騎士/Knight of the Mistsを髣髴とさせる。
- 名前は誤訳。この場合の「Thorn」とは地名であり、本来「ソーンのティヴァダール」となるのが妥当かと思われる。Thornのページも参照。
- 初出時のクリーチャー・タイプは人間・ロードであったが、2007年9月サブタイプ変更でロードを失い騎士が追加された(ロードは後に廃止)。
参考
- 壁紙(WotC、時のらせんミニサイト・Special Art Preview)
- ティヴァダール/Tivadar(背景世界/ストーリー用語)
- Thorn(ソーン)(背景世界/ストーリー用語)
- カード個別評価:時のらせん - レア