気まぐれイフリート/Capricious Efreet

提供:MTG Wiki

2009年7月16日 (木) 11:37時点における210.153.86.177 (トーク) - whois による版
移動: 案内, 検索


その名前通り、ランダム要素のあるファッティ

6マナ6/4というそれなりに良好なサイズに加え、自分のアップキープごとに土地でないパーマネント破壊することが出来る。しかしさすが混沌の、通常3分の1から2分の1の確率で自分のパーマネントが犠牲になってしまう。

とは言うものの、対象にするパーマネントは全てこちらが選ぶので、リスクは見た目ほど高くない。自爆の危険はあるが、概ね優良なクリーチャーである。

能力の対象について

これの能力が取る対象は非常に変則的である。

  • 「あなたがコントロールしている土地でないパーマネント1つを対象とする」のは固定である。通常は最低でもこれ自身を対象に取れるはずである。
  • 「あなたがコントロールしていない土地でないパーマネントを最大2つ対象とする」は、対象がとれなくなるような数を選ぶことはできない。対戦相手土地ルーン爪の熊/Runeclaw Bearを1体しかコントロールしていない時、「2つを対象とする」ことを選ぶ事はできない。**逆に、最大まで対象を選ぶ必要はない。上記の状況において「0個のパーマネントを対象にする」事は適正である。

これにより、この能力は合計1〜3つの対象をとる。合計の対象が1つの場合、これは「単一の対象を取る能力」である。

  • 解決時においては、1つでも適正な対象が残っていれば、それらの内から1つを無作為に選び、それを破壊する。

利用

上記の対象のルールにより、自分のパーマネントを対象に取らないことはできない。しかし、時間の名人/Temporal Adeptなどにより、能力誘発後に、対象になった自分のパーマネントを戦場から離れさせることで選択肢から消すことができる。これと「あなたがコントロールしていないパーマネントを1つ対象にする」という選択を併用することで、狙ったパーマネントを確実に破壊することができる。

いずれにせよ、このカードを使用する際には3分の1あるいは2分の1を無作為に選ぶ方法を用意しなくてはいけない。もっとも簡単かつ適切なのは6面サイコロを振ることである。他の「無作為に選ぶ」では「裏返してシャッフル」を使う事もあるが、これは自分のカードと相手のカードを混ぜる場合がある。相手のカードを傷つけかねないし、スリーブが違う場合、トークンが混じった場合に非常に処理が難しくなる。サイコロを使うか否かはともかく、何らかの手段を用意しておくのがマナーである。

参考

QR Code.gif