破滅のロッド/Rod of Ruin
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タップと不特定マナ3点で任意の対象に1点のダメージを与える、言わばアーティファクト版ティム。基本セット2010まで皆勤賞であった。大抵は対戦相手の終了ステップに対戦相手を対象に起動することになる。
デッキカラーを選ばず、継続的に直接ダメージを発射できる、そしてその分効率はあまりよくないという、非常にわかりやすい能力といえる。基本セットの常連ということで、初心者にとっては「継続的なダメージ源」の一つの目安となるカードであろう。「マナが余った時には、終了ステップで本体ライフを削る」という、小さいながらも重要な基本動作を覚えるのにもよいかもしれない。
構築で使われることはほとんどないが、リミテッドでは非常に役に立つ。
- 第8版のフランス語版は、与えるダメージが3点と誤植されている。R&D's Secret Lairと併用すると強力。
- 第8版のイラストには第6版までのイラストと同じロッドが描かれている。
関連カード
タップとマナの支払いのみで任意の対象にダメージを与える起動型能力をもつアーティファクト。
- アラジンの指輪/Aladdin's Ring - マナ・コスト、起動コスト、ダメージともに大型の上位種。(アラビアンナイト)
- 呪われた巻物/Cursed Scroll - マナ・コストが(1)となり、ダメージも2点となったが指定したカードが手札から公開された場合という条件付き。(テンペスト)
- 花崗岩の破片/Granite Shard - マナ・コストが(3)になり、(3)のほかに(赤)でも起動可能な上位互換。(ミラディン)
- どんぐりカタパルト/Acorn Catapult - 起動コストが(1)となったが、1/1のリストークンを与えるデメリットつき。(統率者)
- ニンの杖/Staff of Nin - マナ・コストが(6)と増えたが起動にマナが不要となり、ドロー能力がついた。(基本セット2013)
- 報復のワンド/Retributive Wand - マナ・コストが(3)になり、PIG能力もついた上位互換。(基本セット2020)
参考
- Ninth Edition Sketches: Rod of Ruin(WotC)
- カード個別評価:基本セット2014 - アンコモン
- カード個別評価:基本セット2010 - アンコモン
- カード個別評価:第10版 - アンコモン
- カード個別評価:第9版 - アンコモン
- カード個別評価:第8版 - アンコモン
- カード個別評価:第7版 - アンコモン
- カード個別評価:第6版 - アンコモン
- カード個別評価:第5版 - アンコモン
- カード個別評価:第4版 - アンコモン
- カード個別評価:リバイズド・エディション - アンコモン
- カード個別評価:アンリミテッド・エディション - アンコモン