弁論の幻霊/Eidolon of Rhetoric
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法の定め/Rule of Lawを内蔵したクリーチャー・エンチャント。
主にストームなどのチェイン・コンボ系のデッキに対して効果的なカード。またウィニーに対しても、タフネス4のブロッカーとして居座りつつ、手数で攻める戦略を抑制することができるため悪くない。
パイオニア以下のフォーマットでは法の定め、モダン以下ではそれに加えてエーテル宣誓会の法学者/Ethersworn Canonistとの比較になるだろう。法の定めと比べると、クリーチャーでもあるため除去されやすくなったが、斥候の警告/Scout's Warningや凶暴な召喚/Savage Summoningでいきなり戦場に出すことができサーチも容易になっている。エーテル宣誓会の法学者と比べるとこちらの方が1マナ重いが、稲妻/Lightning Boltなどの3点火力を耐えられるのはあちらにないメリット。それぞれ一長一短なので、使用するデッキやメタゲームに応じて使い分けたい。パイオニアのイゼット・フェニックスや睡蓮の原野コンボ、モダンの果敢デッキや続唱系デッキが主な対策先となる。
- カード名の「rhetoric」は単に弁論と訳されているが、ここでは古代ギリシアで栄えた弁論に関する学問、「修辞学(弁論術、レトリック)」のことを指しているものと思われる。
- ユーモラスなフレイバー・テキストも特徴の一つ。
それは宇宙について熟考するあまり、餓死した哲人の魂である。
ルール
- プレイヤーが呪文を唱えた後、同一ターン中に弁論の幻霊が戦場に出た場合、そのターンそのプレイヤーは呪文を唱えることができなくなる。 特に弁論の幻霊自身を唱えて戦場に出したプレイヤーは、そのターンもう呪文を唱えられなくなる点に注意。