明神
提供:MTG Wiki
明神(Myojin)とは神河物語と神河:輝ける世界統率者デッキで登場した伝説のクリーチャーのサイクル。
Myojin of Cleansing Fire / 浄火明神 (5)(白)(白)(白)
伝説のクリーチャー — スピリット(Spirit)
伝説のクリーチャー — スピリット(Spirit)
浄火明神は、これがあなたの手札から唱えられた場合、その上に神性(divinity)カウンターが1個置かれた状態で戦場に出る。
浄火明神の上に神性カウンターが置かれているかぎり、これは破壊不能を持つ。
浄火明神から神性カウンターを1個取り除く:他のすべてのクリーチャーを破壊する。
Myojin of Blooming Dawn / 花暁明神 (5)(白)(白)(白)
伝説のクリーチャー — スピリット(Spirit)
伝説のクリーチャー — スピリット(Spirit)
あなたがこれをあなたの手札から唱えていたなら、花暁明神は破壊不能カウンター1個が置かれた状態で戦場に出る。
花暁明神の上から破壊不能カウンター1個を取り除く:あなたがコントロールしていているパーマネント1つにつき1体の、無色の1/1のスピリット(Spirit)・クリーチャー・トークンを生成する。
目次 |
解説
いずれも稀少度がレアのスピリットで、マナ・コストは8マナ以上の単色トリプルシンボルである。手札から唱えた場合に限り自身に破壊不能を与えるカウンターが置かれた状態で戦場に出る能力と、それを取り除くことがコストの起動型能力を持っている。
神河物語のものはマナ・コストが8~10マナで、神性カウンターを使用し、破壊不能は神性カウンターを条件とした常在型能力によるものである。神河:輝ける世界統率者デッキのものは全て8マナで、破壊不能カウンターを使用する。
カウンターが無ければバニラ同然のため、真の力を発揮したければ手札から唱える必要があるが、正規のマナ・コストを支払おうとすると重い上に色拘束がきつく採用できるデッキは非常に限られる。しかし、リターンも非常に大きいカードであるため、神河ブロック当時は明神フレアやターボ明神といったこれらを中心に据えた専用のデッキが開発され、ある程度の活躍を見せている。
- 手札から唱えさえすれば、代替コストを適用した場合でもカウンターは置かれる。代表的な方法はドリーム・ホール/Dream Hallsなど。
- 奪われし御物/That Which Was Takenやタイライトの聖域/Tyrite Sanctumなどで対応するカウンターを置けば、起動型能力を2回以上使用したり手札から唱えていない明神の起動型能力を使用することが可能になる。
- 既にカウンターが置かれているならば、時計回し/Clockspinningや増殖などで増やしても良いだろう。
- 統率者として使用しつつ能力も活かしたい場合は、上記の方法でカウンターを後から置く、統率の灯台/Command Beaconなどで手札に加えてから唱える、クローン/Clone系のコピーカードを手札から唱えてコピーするといった工夫が必要となる。
- 同じ色の明神は新旧どちらも同じP/Tを持つ。
- 背景設定上は、神河ブロックの5柱については神河/Kamigawaにおいてそれぞれの色を司る神/Kamiである。同色に属する神はその明神の一側面に過ぎない[1]。神河:輝ける世界統率者デッキの5柱も何らかの力を体現する存在であることが示されている[2]。
- カード名などから分かる通り、神河物語の本殿サイクルは同エキスパンションの明神と関係している。関連カードおよび祭殿も参照のこと。
一覧
- 浄火明神/Myojin of Cleansing Fire
- 風見明神/Myojin of Seeing Winds
- 夜陰明神/Myojin of Night's Reach
- 激憤明神/Myojin of Infinite Rage
- 生網明神/Myojin of Life's Web
- 花暁明神/Myojin of Blooming Dawn
- 謎夢明神/Myojin of Cryptic Dreams
- 酷叛明神/Myojin of Grim Betrayal
- 咆刃明神/Myojin of Roaring Blades
- 頂力明神/Myojin of Towering Might
関連カード
- 浄火の本殿/Honden of Cleansing Fire
- 風見の本殿/Honden of Seeing Winds
- 夜陰の本殿/Honden of Night's Reach
- 激憤の本殿/Honden of Infinite Rage
- 生網の本殿/Honden of Life's Web
脚注
- ↑ Ask Wizards - April, 2005(Feature 2005年4月1日 Wizards of the Coast著)
- ↑ The Legends of Kamigawa: Neon Dynasty/『神河:輝ける世界』の伝説たち(Feature 2022年2月11日 Ari Zirulnik, Grace Fong, Emily Teng, and Gerritt Turner著)