現実の断片化/Fragment Reality
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MTGアリーナ専用カード
Fragment Reality / 現実の断片化 (白)インスタント
アーティファクトやクリーチャーやエンチャントのうちトークンでない1つを対象とする。それを追放する。それのコントローラーは自分のライブラリーからそれよりもマナ総量が小さいクリーチャー・カード1枚を無作為に選び、タップ状態で戦場に出す。
アーティスト:Bastien Grivet
僅か1マナでトークンで無ければアーティファクト、クリーチャー、エンチャントを追放してしまう恐るべきインスタント除去。
ただしそのコントローラーはマナ総量がそれ以下のクリーチャー・カードを無作為、かつタップインながらライブラリーから直接戦場に出せてしまう。単に除去として使うと、これを使っている分カード・アドバンテージで遅れを取る上、ボード・アドバンテージを確実に取れる訳でも無い。かの剣を鍬に/Swords to Plowsharesを上回る状況も存在しうるが、単に脅威を排除する手段としては不安定かつ不確実。
ノンクリーチャー相手にアーティファクト、エンチャントを対象にすると実質デメリット無し。また無作為に出てくる上、マナ総量が下回る以外の条件も無いので、ファッティを除去して1マナのマナ・クリーチャーが出てきたとかであれば問題にはなりづらい。考え無しに採用して活躍させるには運が絡むものの、対戦相手がマナ域に偏りのあるデッキの場合のサイドボードなどに使うなど、工夫次第でかなりの性能を得られる。
参照するのはコントローラーであり、オーナーではない。脅しつけ/Threatenのような一時的にコントロールを奪う呪文と組み合わせることで、最終的な結果は相手のクリーチャーを追放した上で、自分の盤面を補強できる。この使い方をする場合は1マナという軽さが大変ありがたく、単なるリセットカードでは得られないアドバンテージの獲得を狙える。
自身のパーマネントが除去されそうな時に、それを対象に使用するのもあり。これを使っている分直接アドバンテージにはならないが、別のクリーチャー(マナ総量は落ちる上にランダム性が高いとはいえ)を出し、盤面を維持することが可能。