崩壊する痕跡/Crumbling Vestige

提供:MTG Wiki

2021年8月2日 (月) 18:04時点における0503 (トーク | 投稿記録)による版
(差分) ←前の版 | 最新版 (差分) | 次の版→ (差分)
移動: 案内, 検索

Crumbling Vestige / 崩壊する痕跡
土地

崩壊する痕跡はタップ状態で戦場に出る。
崩壊する痕跡が戦場に出たとき、好きな色1色のマナ1点を加える。
(T):(◇)を加える。((◇)は無色マナを表す。)


タップインの短所をETB能力によって色マナを出すことで補う土地。戦場に出たあとは無色マナしか生まない。

出したターンからマナを出せるため、実質的な使い勝手としては一般的なアンタップイン土地に近い。最序盤に色マナが必要で、中盤以降は同エキスパンションで登場した無色マナをコストとして要求するカードを使いたいというデッキ向けか。ETB能力で無色マナを生み出せない点には注意。

同じく、1度だけ色マナを出せる5色土地である氷の橋、天戸/Tendo Ice Bridgeと比較して、色マナを出すタイミングを選べないという点で下位互換である。ただしタップインしつつマナを出すという性質から、精力の護符/Amulet of Vigorとシナジーを形成する他、宿命/Kismet原始のタイタン/Primeval Titan効果により元から土地がタップインする状況においてはこちらが勝ることもある。

リミテッドでは、序盤の色マナ不足をカバーする場合やタッチカラーを捻出する場合に対しては、1度だけでも好きな色のマナを出せる能力は大きな助けとなる。無色マナが有用なこと、コモンで入手しやすいこともあって、手頃で便利なカードである。

構築では、スタンダードにおいては色の合ったペインランド等の方が総合的に使い易いだろう。モダン以下のフォーマットにおいては前述の通り、基本的に天戸、もしくは後に登場した天戸の実質上位互換である霊気拠点/Aether Hubを優先するべきだが、Amulet Comboには相性がいい。

参考

QR Code.gif