繁栄の狐/Flourishing Fox

提供：MTG Wiki

サイクリングするたびに+1/+1カウンターを得る狐。

サイクリングするだけでサイズがどんどん膨れていく。イコリア：巨獣の棲処ではサイクリングコストが1マナのカードが多く、それらで固めたデッキで1ターン目に展開できた場合、除去が間に合わなければそのまま殴り勝つこともあり得る。2ターン目・3ターン目のマナを全て1マナサイクリングに充てつつ4ターン目に天頂の閃光/Zenith Flareを撃ち込めばぴったり20点のライフを削り切ることができ、自身のサイクリングコストが1マナであることもあいまってクロックとしての性能は高い。

手札が少ない中盤以降ではサイズアップがしづらく、スタンダードで共存する巨怪な略奪者、ヴォリンクレックス/Vorinclex, Monstrous Raiderなどを出されると強化が止まってしまうが、自身をサイクリングできる性質上完全に腐ることもない。

スタンダードではサイクリングデッキのレギュラーを務める。 インスタント・タイミングでサイズアップできるため火力耐性や無情な行動/Heartless Actに強く、踏み穴のクレーター/Footfall Craterでトランプルを付与できるためチャンプブロックにも比較的強い。除去されても1マナなのでテンポ面での痛手がほとんどないばかりか天頂の閃光/Zenith Flareの布石にもなる、と対戦相手にとっては非常に対処に困るカードである。

• イコリア：巨獣の棲処シーズンのWPNプロモパックにはこのカードのダークフレーム版プロモーション・カードが封入される^[1]。

参考

1. ↑ 『イコリア：巨獣の棲処』特別版カードイメージギャラリー(マジック米国公式日本語版)

• カード個別評価：イコリア：巨獣の棲処 - アンコモン