禁止カード

提供:MTG Wiki

2008年6月21日 (土) 16:41時点における八汰烏 (トーク | 投稿記録)による版
移動: 案内, 検索

禁止カード/Banned

デッキにも、サイドボードにも、1枚も入れてはいけないカード

大抵、あまりに強力なものや使い勝手の良すぎるものに対してかけられる。 それらの横行によりデッキの幅を狭め、ゲームをつまらなくしてしまうからだ。 実際強いカードを使ったデッキが大きな大会で半数以上を占めることも何回もあり、そうなったときも含めてDCIが危険だと思われるものを押さえてゆくのである。 また、強さとは関係なしに、どんなデッキにも入るカードというのも禁止される理由のひとつになる。どのカードを使おうかと頭を悩ませてデッキを練り上げるのもマジックの一部なので、考えるまでも無くデッキに入ってしまうカードがあっては困るのだ。 あくまで皆に楽しんでもらうためにしていることなので、あっけらかんに決められてはいないということを忘れてはいけない。
その完全なリストは各フォーマットの項を参照のこと。

  • これを出すのは、いったん発売した商品に欠陥があったと認めることになると開発部は考えており、あまり出したいものではないらしい。
  • 禁止カードはフォーマットごとに定められている。あるフォーマットで禁止でも、別のフォーマットでは問題なく4枚使えたりする。


  • 日本語も発売されている第4版には非常に多くの禁止カードがあった。これらは反則的なほど強いが、トーナメントで使えないので本当に紙くず扱いだった。当時のカードショップやデュエルスペースの「カード捨て箱」(初心者などにいらないカードを提供する目的で設置されていた)にはチャネル/Channel黒の万力/Black Viseが山の様に捨ててあったものである。
  • 誰もがウルザ・ブロックの時代までは「まさかスタンダードで禁止カードは出ないだろう」とたかをくくっていたが、最終的には10枚もの禁止カードが追加された。中には波動機/Fluctuatorの様に「そんなに強いか?」というカードまで禁止された為に、「スタンダード環境でも、いつどんなカードが禁止になるのか分からない」という疑心暗鬼が広がった。

これによってトレードなどで「このカードはもうすぐ禁止になるらしいよ」などと言って価値を暴落させて有利に駆け引きをしようとするシャークが後を絶たなかった。

特にゴブリンの太守スクイー/Squee, Goblin Nabobには禁止の噂が絶えず、4枚揃えるのにかなり勇気が必要とされた。大枚をはたいたり、キツいトレードの果てに揃えたりした瞬間「禁止」などと言われたらたまらないからだ。

  • アメリカ国内ではスタンダードの禁止カードを引いた場合、そのカードをコースト社に郵送することでパック1つと交換してもらえるサービスが実施されていたことがある。「使えないカードを引いても仕方が無い。パック代を返せ」という合理主義の国民らしいクレームに応えた形である。
  • リミテッドでは、禁止カードそのものが存在しない。

ウルザ・ブロックリミテッドでは、禁止カード発効後も手札を使い切った瞬間に意外な授かり物/Windfallなどというプレイがしばしば見られた。

参考

QR Code.gif