コモン統率者戦
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[編集] 解説
レアや神話レアなどのカードパワーの高いカード群が軒並み存在しない環境であるため、無限コンボなどの派手で一方的なゲームにはなりづらいのが特徴。一見地味ながらもリミテッド戦のような堅実なゲームが楽しめる。パウパー同様、経済的にもリーズナブル。
[編集] ルール
基本的なルールは統率者戦に準ずるが、以下にコモン統率者戦特有のルールを記載する。
統率者戦の項も参照のこと。
[編集] 構築ルール
統率者としてコモンあるいはアンコモン(稀少度の判断基準は後述)のクリーチャーを1枚選ぶ。伝説のクリーチャーである必要はない。
統率者の固有色ルールに従い、ハイランダー構成でコモンのみの99枚のデッキを構築する。
[編集] ゲームルール
プレイヤーの開始時のライフの総量は30~35に引き下げて決定する。
ゲーム敗北のための統率者ダメージは15~18に引き下げて決定する。
- 必要に応じてプレイヤー間で相談し、数値を決定する。
- デッキパワーが必然的に低くなることへの配慮である。
[編集] 使用カード
Magic Onlineを含む、現在リリースされている全てのコモン(統率者のみアンコモンも可)のカードが使用可能。Magic Online上で未リリースのカードも使用できる。
- 例:トーラックへの賛歌/Hymn to TourachはMagic Online上ではアンコモンとして収録されているものしか存在しないが、実際の紙のカード(フォールン・エンパイア)ではコモンとして収録されているため、コモン統率者戦では問題なく使用可能である。
- 例:金切るときの声/Battle Screechは実際の紙のカード(ジャッジメント)ではアンコモンとして収録されているが、Magic Online専売セットのVintage Mastersではコモンとして収録されているため使用可能である。
- 例:共生のワーム/Symbiotic Wurmは実際の紙のカード(オンスロート)ではレアとして収録されているが、Magic Online専売セットのVintage Mastersではアンコモンとして収録されているため統率者として指定することが可能である。
[編集] 禁止カード
禁止カードは存在しない。パウパーで禁止されているカード(例:頭蓋囲い/Cranial Plating)であっても、コモン統率者戦では問題なく使用可能である。
デュエルコマンダーのように1対1でゲームを行う場合に限り、以下のカードの統率者への指定を避けることが推奨される。
[編集] 参考
- Pauper Commander
- Pauper Commander Rules(旧サイト)
- Five Fun Formats You've (Probably) Never Heard Of/あなたが(たぶん)知らない5つのフォーマット(ReConstructed 2014年12月9日 Gavin Verhey著)
- パウパー
- 統率者戦
- 非公式フォーマット