ブランチウッド・ツリーフォーク/Blanchwood Treefolk
提供:MTG Wiki
コスト・パフォーマンスは決して悪くないが、普通すぎて構築では使われない。リミテッドでは良い中堅クリーチャー。
- 数あるダークウッドの猪/Durkwood Boarsの上位互換の1つである。針刺ワーム/Spined Wurmも含めて、同時期に上位互換が2つあるパターンは珍しい。
- 鉄の根の樹人族/Ironroot Treefolkの上位互換。また、のちのローウィンで更なる上位互換の森林の庇護者/Timber Protectorが登場している。
ストーリー
ドミナリア/Dominariaのテリシア/Terisiare大陸南方に存在したアルゴス/Argoth島。鬱蒼と生い茂る森や、豊かな自然に溢れるこの島は、ドミナリアでも数少ない人知れぬ楽園であった。アルゴス島の自然を愛し、自然と共存する島の住人たちのエルフやピクシー、そして様々な動物やツリーフォークたちが、大精霊ティタニア/Titaniaの祝福とともに、この島で遥かなる平穏な歳月を過ごしていた。しかしAR55年、ハービン/Harbinによってこの島が発見された事件をキッカケとし、太古から続いて来たこの悠久なる楽園は、急速に失われる事となる。
ハービンたち探検隊の踏査/Explorationによって、アルゴス島が資源溢れる肥沃な大地/Fertile Groundである事が外界に知られてしまう。その結果アルゴス島は、島の豊富な資源を巡る者たちの戦場、そして島の自然や大地が蹂躙される資源採掘の場と化したのだった。
根を持つ仲間に対するアーギブ人の大襲撃は、ツリーフォークに対する宣戦布告だった。
「根を持つ仲間/rooted kindred」(アルゴス島の森や木々)が資源採掘や争いによって失われていく様子。それはブランチウッド・ツリーフォーク/Blanchwood Treefolk(イラスト)を含むアルゴス島のツリーフォークたちにとって、戦いを決意させるに充分過ぎる光景であった。フレイバー・テキスト中の「アーギブ人/Argivian」とは、つまり「テリシア大陸本土のアルガイヴ/Argive地方から来た人々」の事であり、もっと具体的に言えばウルザ/Urzaとミシュラ/Mishraの両軍を指している。