エンドレク・サール/Endrek Sahr
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エンドレク・サール/Endrek Sahr
創殖師エンドレク・サール(Endrek Sahr, Master Breeder) 「生命の創造主(Creater of Life)」、「種族設計者(Race Architect)」とも自称。
暗黒時代のサーペイディア/Sarpadiaの漆黒の手教団/Order of the Ebon Handの教団員。不似合いなほど豪華なローブに身を包んだ、いかめしい学者めいた風貌の男性。
教団の屍術(necromancy)における錬金術の要素を取り入れ新種族スラル/Thrullを創造。その基本体を元に様々なスラルを生み出し、それについての書物「"Thrulls"(スラル)」も執筆した。 だが、生け贄の儀式を補佐する目的で知能の高いスラルを生み出すにあたり、それが他のスラルを従えて反乱軍を結成。その結果、教団は彼らの手によって滅ぼされてしまう。つまるところ、サールは自ら教団を滅ぼす災いを生み出してしまったのである。 また、強力なスラル、デレロー/Derelorも彼の作品だが、継続的なエネルギー供給が必要なこの怪物を生み出した罰に、彼は教団によって処刑されてしまう。彼にとって幸いなことに、教団の崩壊を目にする悲劇は避けられたわけだ。
ヨーグモスの僧侶を尋問した記録が残されており、そこでは生命を生み出す「創殖者(breeders)」と機械を作り出す「工匠」を同一視する考え方を否定している。
時のらせんにて
時の裂け目を潜り抜け、AR46世紀に辿り着いた。 スリヴァーに興味津々だが、スラル増殖による破滅の宿命からは逃れられないようだ。
登場カード
フレイバー・テキストに登場
- 著書「"Thrulls"(スラル)」はArmor Thrull、Basal Thrullのフレイバー・テキストに登場。
訳語
「Endrek Sahr, Master Breeder」は第6版のデレロー/Derelorのフレイバー・テキストで「創殖師エンドレク・サール」と訳されている。 また、第5版のデレローのフレイバー・テキストでは、スラルの「creator」と「breeders」は「創殖者」と和訳されている。 時のらせんで遂にカード化、「練達の育種師、エンドレク・サール」と訳が改められた。
- Wisdom-Guildのストーリーラインでは、「Master Breeder」と「breeders」は「繁殖師」とされている。
参考
- フォールン・エンパイア
- 時のらせん
- The Interrogation([Dominia]の掌編。和訳「尋問」。Wisdom-Guildのストーリーラインより)
- スラル/Thrull
- 漆黒の手教団/Order of the Ebon Hand
- 背景世界/ストーリー用語