統率
提供:MTG Wiki
2014年6月14日 (土) 17:53時点におけるPepperskitter (トーク | 投稿記録)による版
統率/Commandは、領域の一つ。
解説
ゲーム全体に影響を及ぼすオブジェクトのみがここに置かれる。ここにカードが置かれていても、それはパーマネントではない。
この領域に干渉する能力を持つカードはまだほとんど存在しない。
歴史
初出は2009年9月4日発売のPlanechaseで、次元カードを置く場所として登場。この時は「コマンド」と訳されていた。その後もコマンド領域を用いるカジュアル・ルールは着々と増え、2009年9月20日のEDHルール改正で、それまでゲーム外や追放領域を使っていたジェネラルもコマンド領域を使うように変更された。
通常のマジックで用いられるようになったのは、2010年7月のオラクル改正から。遍歴の騎士、エルズペス/Elspeth, Knight-Errantが用いる紋章がコマンド領域に置かれるようになった。
訳語が現在の「統率」となったのは、2011年2月の総合ルール改訂(私訳第6.8.0.0版)から。英語の名称は変わっていない。
統率領域を特殊な用途で用いるカジュアルルール
各ルールでの統率領域の扱いに関しては、それぞれのページを参照。
参考
引用:総合ルール 20231117.0
- 4 領域
- 408 統率
- 408.1 統率領域は、特別に定められた、ゲーム全体に影響を及ぼす効果を持つオブジェクトだけが置かれるゲームの場所である。それらのオブジェクトはパーマネントではなく、破壊されることもない。
- 408.2 紋章は統率領域に生成されうる。rule 114〔紋章〕参照。
- 408.3 プレインチェイス戦、ヴァンガード戦、統率者戦、アーチエネミー戦、コンスピラシー・ドラフトの各カジュアル変種ルールにおいて、定形外のマジックのカード、あるいは特に指定されたカードを統率領域に置いた状態でゲームを始める。それらの変種ルールにはそれらのカードに関するルールがそれぞれ存在する。rule 9〔カジュアル変種ルール〕参照。
- 408 統率