グルール一族/The Gruul Clans
提供:MTG Wiki
グルール一族/The Gruul Clansは、ラヴニカ/Ravnicaにおける10のギルド/Guildの1つ。色は赤緑。
グルール一族は、文明は欲望を抑圧し、弱者を強者であるかのように見せかける、一種のまやかしや檻だと感じている。彼らにとって、文明は彼らに対する侮辱に他ならない。グルールはその場その場の感情で生き、彼らは他のものにもそうであるよう「勧告」している。昔は強力なギルドであったが、今では物乞い、ならず者、そして略奪者の緩い集まりに成り下がっている。そして、そのならず者達の王者は、最も巨大な指導者--物を壊すことにおいてよく知られている、巨大なサイクロプス、腹音鳴らしである。彼はグルール一族のパルンズ/Paruns(創始者)、Cisarzim の子孫を自称しているが、真偽のほどは明らかではない。グルールのならず者達は、近辺の略奪と放火を行い、その廃墟と灰燼の上に居座ることで生き延びている。そして、あらかた略奪が終わり、食料や資源が尽きると、また新たな略奪が始まるのである。
ギルドパクトが締結される前のグルールは、今とは違い都市社会の抑制と、ラヴニカの(当時の)多くの野生生物達の住処となる原生地域の保護を謳う高貴なギルドだった。だが都市の進歩と発展、他の9つのギルドによって彼らは役割と力を奪い取られた。
ゲームでの特徴
ステロイドに代表される二色の組み合わせという事で、非常に攻撃的なギルド/Guild。クリーチャーも暴力的で激情に任せるような能力を持ったものが多い。
独自の能力として狂喜を有する。
関連カード・関連デッキ
参考
- The Gruul(WotC ラヴニカ:ギルドの都特設サイト)
- グルール一族(WotC ラヴニカへの回帰特設サイト)
- Rage Against the Machine(Savor the Flavor 2006年2月1日 Matt Cavotta著 )
- Ravnica, Then and Now/ラヴニカ、その過去と現在(Feature Article 2012年8月29日 Adam Lee著)
- Planeswalker's Guide to Gatecrash: Part 2/プレインズウォーカーのための「ギルド門侵犯」案内 その2(Feature Article 2012年12月12日 The Magic Creative Team著 翻訳:若月繭子)
- ギルド/Guild
- ラヴニカ・ブロック
- 背景世界/ストーリー用語