プレインズウォーカーポイント
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プレインズウォーカーポイント/Planeswalker Pointsは、マジックの報奨プログラム、およびにプログラムで得られるポイントの呼称。DCIレーティング・ランキング・システムの後続として、2011年9月より開始された。
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概要
基本コンセプトは「プレイは良いことであり、勝利はさらに良いことである/Playing is good; winning is even better」。認定大会に参加するともれなくポイントが増え、勝利に対してもポイントが加算される。競技イベントに限らず、認定のカジュアルイベントの参加でも生涯合計に1点加算される。
今までのレーティングでは、敗北によるレート減少のリスクを避けるため、トーナメントの参加に消極的なプレイヤーもいた。それを解消する目的もある。
2012年8月2日から「実績」が実装した。
ポイントの種類
プレインズウォーカーポイントは以下の4種類に分類される。
生涯合計
DCIに登録した時点から現在までに獲得したポイントの総計。10のランクがあり、その中に5つのレベルに細分化される。このレベルやランクを上げることによって得られる特典は一切無く、単なる指標である。
競技合計
4ヶ月を1シーズンとして、その期間中に獲得したポイント。ポイント数に応じてそのシーズンと次のシーズンでのグランプリのByeが与えられる。
ワールド・マジック・カップ予選大会の出場資格にも用いられる。
フライデーナイトマジック合計
期間中にフライデー・ナイト・マジックのみで獲得したポイント。上位がフライデー・ナイト・マジック選手権の出場権が得られる。
プロフェッショナル合計
プレミアイベントで獲得したポイント。プロプレイヤーズ・クラブのレベル決定に用いられ、各国の1位はワールド・マジック・カップの出場権が得られる。
いわゆるプロツアー・ポイントであり、これのみ計算方法が他と異なる。詳しくは当該項目を参照。
個人戦最高プレイヤーを決めるプレイヤー選手権の出場資格にも大きく関わる。
ポイントの算出
ポイントは以下の計算で算出される。
- (勝利数×3+引き分け数+参加ポイント)×イベント倍数+ボーナスポイント
参加ポイント
競技イベントの参加者数によりポイントが決まる。
人数 | ポイント |
---|---|
8〜15 | 1 |
16〜31 | 2 |
32〜63 | 3 |
64〜127 | 4 |
128〜255 | 5 |
256〜511 | 6 |
512〜1023 | 7 |
1024〜2047 | 8 |
2048〜 | 9 |
イベント倍数
大会の規模によって決まる倍率。
倍率 | 大会 |
---|---|
1倍 | マジック認定トーナメント |
プレリリース・トーナメント | |
発売記念パーティ | |
フライデー・ナイト・マジック | |
WPNプレミア予選 | |
The Finals・The Limitsゲートウェイ予選 | |
2倍 | ゲームデー |
The Finals・The Limits地区トーナメント | |
3倍 | グランプリ・トライアル |
WPNプレミアトーナメント | |
グランプリサイドイベント | |
The Finals・The Limitsチャンピオンシップ | |
5倍 | プロツアー予選 |
ワールド・マジック・カップ予選 | |
8倍 | グランプリ |
12倍 | プロツアー |
ワールド・マジック・カップ | |
プレイヤー選手権 |
実績
2012年8月2日から実装されたシステム。大きく『単発実績』『累積実績』『連続実績』に分けられる。
関連項目
- プレインズウォーカーポイント(ウィザーズ社公式)
- プレインズウォーカーポイントのご紹介: 君のレベルは?(ウィザーズ社公式、文:Mike Turian)
- Getting to the Points with Aaron and Scott/ポイントについてアーロンとスコットに聞いてみた(ウィザーズ社公式、文:Brian David-Marshall)
- 第3回:増やそう! プレインズウォーカーポイント(mtg-jp.com、鍛冶友浩のデジタル・マジック通信)
- 2012年プレミア・プレイの改良(ウィザーズ社公式)
- 2012年マジック・プレミア・プレイの変更について(ウィザーズ社公式)