カープルーザンの森/Karplusan Forest
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赤マナか緑マナの出るペインランド。 デュアルランドが強すぎたため、調整の取られたTaiga。
ステロイドなどで重宝される。
第5版から第7版まで基本セットに収録されており、第8版ではタップインデュアルランドのシヴのオアシス/Shivan Oasisと交代したものの、次の第9版では再び基本セットに戻ってきた。
- 第9版再録時、10種のペインランドのうちこれだけイラストが差し替えられた。
- 未来予知では「逆カープルーザンの森(自分がダメージを受けるのではなく、対戦相手にライフを与える)」と言える能力を持つ燃え柳の木立ち/Grove of the Burnwillowsが登場している。
目次 |
サイクル
第9版に対抗色のペインランドとともに再録された。以下に対抗色のペインランドのリストを記す。
- コイロスの洞窟/Caves of Koilos
- シヴの浅瀬/Shivan Reef
- ラノワールの荒原/Llanowar Wastes
- 戦場の鍛冶場/Battlefield Forge
- ヤヴィマヤの沿岸/Yavimaya Coast
参考
- カード個別評価:10版(10th)
- カード個別評価:9版(9th)
- カード個別評価:7版(7th)
- カード個別評価:クラシック(6th)
- カード個別評価:5版(5th)
- カード個別評価:アイスエイジブロック
カープルーザンの森/Karplusan Forest(ストーリー) [#story]
氷河期のテリシア/Terisiare大陸の森林。 カープルーザン山脈/Karplusan Mountainsに含まれる地域であると思われる。
訳語と考察 [#translate]
「Karplusan Forest」はカード名として「カープルーザンの森」と訳されている。
「カープルーザンの〜」を誤訳とする説がある。 というのは、英語の「-an」は名詞や形容詞の後ろに付いて、「・・・の」や「・・・人」といった意味を持たせる接尾語であり、「Karplusan」の場合でも同様に「何らかの元の言葉」+「-an」から成る言葉では、という疑問が生じるためだ。 しかし、その「元の言葉」は、カード名、フレイバー・テキスト、小説では見当たらない。通常は「Karplusan Mountains」などのように後ろに別の語を従えて用いられている。例外は、Wild Aesthirのフレイバー・テキストでの「the Karplusans」と、短編Vannemir's Choiceでの「the Karplusians」、Card of the Day (Wednesday, October 25, 2006)での「Karplusans」の三例が在るだけである。 英語以外の言語を見てみると、「Karplusan」はイタリア語とフランス語版ではそれぞれ「di Karplus(Karplusの〜)」、「de Karpluse(Karpluseの〜)」と訳されていたが、コールドスナップでは全て「di Karplusan」と「karpluséan」に訳語が改められている。 以上の事から、「Karplusan」は形容詞であり、大抵は地名や生物名を修飾して用いられるが、まれに定冠詞付きで名詞としても用いられる。また、「the Karplusians」や「di Karplus」、「de Karpluse」の例は、「元の言葉」の存在を示唆するものだが、その「元の言葉」自体は不明である。 ゆえに「Karplusan(カープルーザン)」だけで「・・・の」という意味も含んでいるものの、「元の言葉」が明らかでない以上、「カープルーザンの〜」と訳していても、誤りではないと考えられる。