新枠
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1970年1月1日 (木) 09:00時点における (トーク)による版
新枠(New Card Frame)
第8版発売にあたり一新された、カード枠のデザイン。 従来のデザインのカードを「旧枠のカード」、第8版以降のデザインのカードを「新枠のカード」と呼ぶ。(ただし、時のらせんのタイムシフトカードは旧枠である。)
カード名とマナ・コストの行、タイプ行、及びパワー/タフネス(P/T)がそれぞれ収まるボックスが設けられ、文字の色も白から黒となり、従来と比べて見やすくなっている。 またイラストの面積も大きくなっている。
背景のデザインも、色ごとに若干変更された。 また文章欄のデザインも、従来はその色らしさを表す模様(青の波紋やアーティファクトの万華鏡模様など)が多少なりとも施されていたが、新枠では全ての色でほとんど無地になっている。
アーティファクトの背景色は、従来の「茶色」から「銀色」となった。変更後しばらくの間は、白のカードと見分けがつきにくい色調であったが、フィフス・ドーン以降はより暗い色味の銀色となり、金属の質感を表す模様を強調することで改善が図られている。
- 「○茶単」といった言い方は便宜的に残ってはいるが、これからは「○銀単」とでもなるのだろうか。
文字やイラストの巨大化、及びアーティファクトの銀色枠はWotC社の当初からの悲願であったらしく(後者は印刷技術やコストの問題で折り合いがつかなかった)、この変更はその悲願の実現と言える。 ただ、特に古参プレイヤーの間では旧枠の方を好む者も多く、引退気味のプレイヤーの中には「新枠のカードは買わない」と宣言する者さえいる。
ゲームの機能には影響しない。
次元の混乱や未来予知のタイムシフトには、旧枠と新枠のどちらでもない独自の枠が使用されているが、これらも発売前後には通例「新枠」と呼ばれることがあった。