ミシュラの工廠/Mishra's Factory
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Mishra's Factory / ミシュラの工廠
土地
土地
(T):(◇)を加える。
(1):ターン終了時まで、ミシュラの工廠は2/2の組立作業員(Assembly-Worker)アーティファクト・クリーチャーになる。それは土地でもある。
(T):組立作業員クリーチャー1体を対象とする。ターン終了時まで、それは+1/+1の修整を受ける。
超高速小型クリーチャーであり、2ターン目から2/2のクリーチャーで攻撃を仕掛けられる。ブロッカーになった際、それ自体だけでも3/3のクリーチャーになれる。ウルザズ・レガシーのミシュラランドと違い、タップインの弱点が無い。
第4版再録時にはデッキ構築の基本とされ、アーニーゲドンなどの自ら土地を一掃するデッキや、カウンターポストなどの特定の土地に頼るデッキ以外であればまず入らないことのない必須カードとされていた。もっともこれには露天鉱床/Strip Mineの禁止も大きい。
エターナルではランドスティルのフィニッシャーとして存在感を発揮している。逆に、速攻デッキではテンポを失うことから敬遠されがちであり、不毛の大地/Wastelandの方が優先される傾向にあるようだ。
- 場に出したターンは召喚酔いの影響を受けるため、クリーチャー化→ブロック→自身を強化という方法が使えない。これを忘れて犬死してしまうケースが散見されるので注意(特に相手が黒騎士/Black Knightなどの場合)。
- 「工廠」が読みにくいが、「こうしょう」である。「こうぼう」ではない。
- アンティキティーでは、春夏秋冬でイラストにバージョン違いがあることで有名。特に冬のバージョンが人気が高い。
- Masters Editionにも再録されているが、同エキスパンション発売記念のプレミア・イベントで、冬バージョンのMagic Online Promotionalが配布された。Masters Editonのは旧枠だが、Promotionalの方は新枠、Foilである。
- 後に作られた飛行持ちバージョンは、ちらつき蛾の生息地/Blinkmoth Nexus。あくまで独立したバリエーションなので、変形するクリーチャー・タイプは異なる。そのため、これら同士の間でパンプアップ能力は使えない。
- モーニングタイドで追加された変わり谷/Mutavaultはすべてのクリーチャー・タイプを持つので強化が可能。
- 時のらせんにて、このカードで参照されている「組立作業員」というクリーチャー・タイプを持つ組立作業員/Assembly-Workerと、組立作業員トークンを出すウルザの工廠/Urza's Factoryが作られた。
参考
- ProTour NewYork Decks 1996(使用率の高さが窺える)
- ミシュラ/Mishra(背景世界/ストーリー用語)
- カード個別評価:アンティキティー - コモン1(1種類)、アンコモン1(3種類)
- カード個別評価:第4版 - アンコモン
- カード個別評価:Masters Edition - アンコモン