エル・ハジャジ/El-Hajjaj
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El-Hajjaj / エル・ハジャジ (1)(黒)(黒)
クリーチャー — 人間(Human) ウィザード(Wizard)
クリーチャー — 人間(Human) ウィザード(Wizard)
エル・ハジャジがダメージを与えるたび、あなたは同じ点数のライフを得る。
1/1魂の絆能力を持つ最古のクリーチャー。これが与えたダメージと同じだけ、コントローラーのライフを回復させる。
当時のライフ回復への過大評価が伺えるカード。基本サイズは1/1しかないため、大抵は1回の戦闘で死んでしまい、1ライフ回復で終わりになりがち。素のままではかなり使いづらいので、弱点を補う各種強化や死ににくくなる再生などは相性が良い。また1回限りであっても、彼方からの雄叫び/Howl from Beyondや憎悪/Hatredならば生命吸収/Drain Life的に用いることが可能。
- かつては、後に登場したの魂の絆/Spirit Link(初出はレジェンド)とは異なり、ダメージを与えた相手がクリーチャーの場合、その相手クリーチャーのタフネス以上の回復は発生しなかった。これは当時の有力呪文・生命吸収に似ていたので、「生命吸収的な能力」といわれていた。だが、2006年4月のオラクル改訂により、その制限が取り払われ、完全に魂の絆能力を持つようになった。この改訂の結果、このカードこそが魂の絆能力を持つ最も古いクリーチャーとなった。
- エル=ハジャジ/El-Hajjâjというカード名とほぼ同名のクリーチャー・タイプを持っていたが、2007年9月サブタイプ変更で人間に変更され、その後2008年1月のオラクル更新でウィザードが追加された。
- 「弱過ぎ、かつ収録する枠が足りない」という理由で第5版には収録されなかった(Taming the Flames(Duelist誌17号の記事))。
- この後にも黒には似たような能力を持つクリーチャーがいくつか作られ、絆魂の登場後は黒の第二種能力として定義された。哀悼のスラル/Mourning Thrullや大霊堂のスカージ/Vault Skirge、吸血鬼の夜鷲/Vampire Nighthawk辺りを見れば段違いに性能が向上している。
ストーリー
エル・ハジャジ/El-Hajjâjはラバイア/Rabiahの大魔術師。ネイラ/Nailahの師匠であり実の父。
ネイラの手で殺されたと思われていたが、実は身を隠して、赤子の姿の青のテイザー/Taysirを守護獣の守る瓶詰めの都市に匿っていた。
白・赤・青が融合したテイザーと元弟子Raghib(ラジーブ)ともにネイラの城に攻め入るが、返り討ちにあい死亡する。
登場
- Arabian Nights on the World of MAGIC:the Gathering(アメコミ版アラビアンナイト)
- A Time to Gather(アメコミ版アラビアンナイトvol.1)
- And Then There Was One(アメコミ版アラビアンナイトvol.2)