聖別されたスフィンクス/Consecrated Sphinx
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Consecrated Sphinx / 聖別されたスフィンクス (4)(青)(青)
クリーチャー — スフィンクス(Sphinx)
クリーチャー — スフィンクス(Sphinx)
飛行
対戦相手がカードを1枚引くたび、あなたはカードを2枚引いてもよい。
対戦相手がカードを引くたびに、こちらはその2倍のカードを引けるようになるスフィンクス。精神の占有/Psychic Possessionを強化したような能力を持っている。
6マナで4/6飛行なら悪くない性能。高いタフネス以外に除去耐性は持っていないが、出した後、無事にターンを返しさえすれば、とりあえずカード・アドバンテージは確保できる。上手く生き延びさせれば、大量のアドバンテージを得られるので、引いたカードでこれを守ったり、ボードコントロールを固めるなどしていきたい。
普通に守っているだけでも十分強いが、スタンダードならジェイス・ベレレン/Jace Belerenあたりと組み合わせるとなお強力。第1の能力で得られるアドバンテージ量が第2の能力を上回るようになる。
ルーター能力を相手に対して起動するのも悪くない。相手の手札の質が良くなるが、自分は2枚引けるため、金言/Words of Wisdom以上のアドバンテージとなる。
新たなるファイレクシア以降、四肢切断/Dismemberに耐えられるタフネスと、饗宴と飢餓の剣/Sword of Feast and Famineと戦争と平和の剣/Sword of War and Peaceの両方に強い青であることが注目されるようになった。Caw-Bladeなどで少数採用されることがある。
- お互いに聖別されたスフィンクスをコントロールしていると、ドローがドローを連鎖し、凄まじい事になる。(誘発型能力が解決される度に相手の誘発型能力が2回誘発し、それをどちらかが引かないことを選ぶまで繰り返す。)これはミラディンの傷跡ブロック構築では有力なカードであるため、このような出来事も珍しくない。
- カードを引くのは任意である。しかしカードを引くことを選んだ場合は必ず2枚引き、1枚のみ引くことはできない。
- 多人数戦では、対戦相手の数だけより強力になる。もはやライブラリーアウトに注意が必要な場合もあるだろう。
- 当初は全く注目されていなかった(カスレア扱い)。初めに結果を出したのはミラディンの傷跡ブロック構築で、その強さが知れ渡り、その後、スタンダードでも採用されるようになった。
参考
- 二重取り/Double Dipping(DailyMTG.com、Serious Fun、文:Adam Styborski)
- 聖別(せいべつ)(カード名国語辞典)
- カード個別評価:ミラディン包囲戦 / ファイレクシア陣営 - 神話レア
- Amonkhet Invocations