粗暴な幻視/Visions of Brutality
提供:MTG Wiki
Visions of Brutality / 粗暴な幻視 (1)(黒)
エンチャント — オーラ(Aura)
エンチャント — オーラ(Aura)
欠色(このカードは無色である。)
エンチャント(クリーチャー)
エンチャントされているクリーチャーではブロックできない。
エンチャントされているクリーチャーがダメージを与えるたび、それのコントローラーはその点数に等しいライフを失う。
ブロック制限と、ダメージを与えた時に誘発するライフロス能力と、二つのペナルティ能力を与えるオーラ。
白の平和な心/Pacifismほど確実ではないにしろ、ブロッカーにすることを防ぎ、アタッカーにするにもリスクを負わせるという擬似除去であり、昨今除去の性能が下がり気味であることを思えば2マナとしてはコスト・パフォーマンスは悪くない。特にファッティを封じ込めるのが得意なカードで、チャンプブロックしかできない状況であっても攻撃を躊躇わせることができる。
ティム能力などの戦闘によらないダメージでも能力を誘発させることができ、格闘など強制的にダメージを与えさせる呪文と相性がよい。欠色もプロテクションに引っかからないという点で些細ながらメリットとなる。
性質上、こちらが攻め立ててライフレースで有利になっているときに一番輝くカードであり、逆に劣勢の時にはあまり役に立たないことには注意が必要。対戦相手のライフに余裕がある状況なら気にせず攻撃されるだろうし、一撃でも通してしまうと敗北する状況ではまったく抑止にならない。
- ライフロス能力の挙動や性質は肉裂き怪物/Flesh Reaverに近いので、詳細はそちらを参照。
- 絆魂持ちクリーチャーに対しては効果が薄いが、回復分を帳消しにできるという考え方もできる。