クリンナップ・ステップ
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ターンの構成
クリンナップ・ステップ/Cleanup Stepは最終フェイズの、そしてターンの最後のステップ。ただし何度もこのステップが行なわれる場合もある。
ステップの流れ
まず最初にアクティブ・プレイヤーは手札の枚数が手札の上限を超えていた場合、上限枚数になるまで手札を捨てる。
次に、パーマネントが負っていたダメージは取り除かれ、「ターン終了時まで」および「このターン」の継続期間の継続的効果は終了する。
その後、処理すべき状況起因処理の有無と、誘発してスタックに積まれるのを待っている誘発型能力の有無が確認される。いずれも存在しない場合、優先権は発生せず(誰も呪文を唱えたり能力を起動したりする機会を得ることなく)このステップは終了する。
いずれか一方でも存在するのならば、状況起因処理が処理されたあと、誘発型能力がスタックに積まれたのち、アクティブ・プレイヤーが優先権を得て、プレイヤーは呪文を唱えたり能力を起動したりできようになる。その後、スタックが空の状態ですべてのプレイヤーが続けてパスしたなら、再び新たなクリンナップ・ステップが開始される。
解説
古いカードに記載されている「ターン終了時に」何かをする効果は、ここで言う「ターン終了時まで」何かする効果とは異なるので注意。紛らわしいので、現在前者の効果は「終了ステップの開始時に」という記述に変更されている。
引用:総合ルール 20231117.0
- 5 ターンの構造
- 514 クリンナップ・ステップ
- 514.1 まず、アクティブ・プレイヤーの手札がその上限枚数(通常7枚)を超えていた場合、そのプレイヤーは上限枚数になるまで手札を捨てる。このターン起因処理はスタックを用いない。
- 514.2 次に、以下の処理が同時に行われる。パーマネント(フェイズ・アウトしているパーマネントも含む)が負っているすべてのダメージが取り除かれ、すべての「ターン終了時まで/until end of turn」「このターン/this turn」の効果が終了する。このターン起因処理はスタックを用いない。
- 514.3 通常、クリンナップ・ステップ中にはプレイヤーは優先権を得ないので、呪文を唱えたり能力を起動したりすることはできない。このルールには以下の例外が存在する。
- 514 クリンナップ・ステップ