雲上の座/Cloudpost
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似た能力をもつウルザランドとしばしば比較される。ウルザランドの方が理論上は揃いやすく小回りが効いて使いやすいが、それだけで12枚ものスロットを取られてしまうのが難点。こちらはその空いた枠に、色マナが出る土地を入れられる利点がある。
対戦相手がコントロールする神座の数も参照する点も、ウルザランドとの大きな違いである。相手の方が枚数が多いなどといった場合は、迂闊に出せない。ミラーマッチでは注意が必要。
このカードによるマナ加速をコンセプトに据えたデッキが12postである。ウルザランド3種3枚で7マナなのに対して、これ3枚で9マナが出る。タップ状態で戦場に出るデメリットがあるが、爆発力はウルザトロン以上だといえる。また、時のらせん発売後のエクステンデッドでは、ヴェズーヴァ/Vesuva4枚を加えた8postというコントロールデッキが活躍した。
2枚揃うだけでも結構効果的なので、色拘束が気にならない単色コントロールデッキでは「上手く揃ったらラッキー」程度の感覚で使用される場合もあった(→白コントロール)。
- 基本セット2010発売に伴うルール変更でマナ・バーンが廃止になったため、使いやすさが向上した。
- 長らく神座は雲上の座専用の土地タイプであったが、ミラディンの傷跡で微光地/Glimmerpostが新たに追加された。
プロツアー・フィラデルフィアで12postが圧倒的に猛威を振るった事で、モダンでは2011年10月1日より禁止カードに指定される。