常在型能力
提供:MTG Wiki
常在型能力/Static Abilityとは、ただ「存在する」ことで継続的効果を発生させる能力のことである。
たとえば、下記の栄光の頌歌/Glorious Anthemが持つ能力は、常在型能力である。
解説
常在型能力は起動や誘発されるわけではなく、スタックにも乗らない。例えば、栄光の頌歌が戦場にある状況で、通常は1/1であるクリーチャー呪文をプレイすれば、2/2のクリーチャーが戦場に出る。「1/1で戦場に出て、それから2/2になる」わけではない。
一部の例外(CR:112.5)を除き、常在型能力は、それを持つパーマネントが戦場にある時にだけ機能する。
- 密林の猿人/Kird Apeの能力やスレッショルドのように、特定の状況でのみ機能する常在型能力も存在する。
- 「これは〜の状態で戦場に出る」「これが戦場に出るに際し、〜」というテキストは、常在型能力である。誘発型能力と間違えやすいので注意。(この効果は、パーマネントを戦場に出すイベントに影響する。)
- 呪文がスタックにある間にのみ適用される常在型能力もある。呪文の打ち消しに関するものや、追加コストや代替コストを定めるものなど。
- 特性定義能力は、常在型能力の一種である。そして、どの領域でも適用される。