覚醒のドルイド/Awakener Druid
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Awakener Druid / 覚醒のドルイド (2)(緑)
クリーチャー — 人間(Human) ドルイド(Druid)
クリーチャー — 人間(Human) ドルイド(Druid)
覚醒のドルイドが戦場に出たとき、森(Forest)1つを対象とする。それは覚醒のドルイドが戦場に出続けているかぎり、緑の4/5のツリーフォーク(Treefolk)・クリーチャーになる。それは土地でもある。
1/1戦場に出ると同時に自身が戦場にいる限り、森1つをツリーフォーク・クリーチャー化するクリーチャー。
3マナで5点のクロックが見込める訳で、回避能力が無くても素晴らしい値。
しかし、覚醒のドルイド自身は1/1バニラ同然と余りにも脆い。これ自身が戦場を離れるとクリーチャー化した森はもとの土地に戻るため、5もあるツリーフォークのタフネスも戦闘では活きるものの火力に対しては1しかないに等しい。
- 4ターン目に戦場に出し、召喚酔いしていない森をクリーチャー化すれば、4マナ、パワー4、速攻持ち並に扱うこともできる。速攻クリーチャーの特徴として通常ならば最初の攻撃までに受ける可能性がある返しのターンでのソーサリー除去を一度免れることができ、悪くない性能。後は「生き残ればラッキー」という気持ちで使おう。
- クリーチャー化した森は依然として土地でもある。したがって、何かの能力や効果を受けない限り、「T:あなたのマナ・プールに(緑)を加える。」の能力を持つ。
- 何かしらの除去手段があれば、対戦相手がコントロールする森をクリーチャー化し、除去することで土地破壊も可能。効率がいいかは疑問ではあるが。
ストーリー
マジックでは樹木がツリーフォークとなることをしばしば覚醒/Awakenという(ローウィン/Lorwynでは「目覚め/The Rising」とも)。この覚醒のドルイド/Awakener Druidはカード名とメカニズムから分かるように、木々をツリーフォークにAwakener(覚醒させる者)である。
フレイバー・テキストによると、マザール/Mazarのドルイドは木がいずれ戦士に育つことを見越して、seedcone(松かさの類)の頃から敬意を持って扱うとされる(日本語版フレイバー・テキストは、「一つ一つの種房に対し、いずれなる戦士として敬意を払う。」というように「いずれなる」の使い方に不自然さがあるが、こういった意味である)。