世界を揺るがす者、ニッサ/Nissa, Who Shakes the World
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伝説のプレインズウォーカー — ニッサ(Nissa)
あなたがマナを引き出す目的で森(Forest)をタップするたび、追加で(緑)を加える。
[+1]:あなたがコントロールしていてクリーチャーでない土地最大1つを対象とし、それの上に+1/+1カウンターを3個置く。それをアンタップする。それは警戒と速攻を持つ0/0のエレメンタル(Elemental)・クリーチャーになる。それは土地でもある。
[-8]:あなたは「あなたがコントロールしている土地は破壊不能を持つ。」を持つ紋章を得る。あなたのライブラリーから森カードを望む枚数探し、それらをタップ状態で戦場に出し、その後ライブラリーを切り直す。
灯争大戦で登場したニッサ。常在型能力は土地からのマナ加速。忠誠度能力は土地のクリーチャー化と、土地に破壊不能を持たせる紋章を得ると同時にライブラリーから望む枚数の森をサーチし直接戦場に出す。
- 常在型能力
- 森が追加で緑マナを生み出せるようになる。
- 森が2マナランドと化すため、+1能力もあわせてデッキ内の土地構成によっては次のターンには大量のマナを生み出すことが可能となる。
- 幸い直前にショックランドが再録されているので、スタンダードではダブルシンボルのこのカードを出せる時点で森が1枚もないことは稀。
- +1能力
- 土地を1つアンタップして警戒と速攻を持つ3/3のクリーチャーにする。
- 出したターンから速攻警戒付きのクリーチャーで殴れて、さらに戦闘後にマナを出すことでマナ加速にもなるという便利な能力。森を選べば2マナの加速になる。P/T値は+1/+1カウンターによるので、増殖などでカウンターを増やせばフィニッシャーにもなりえる。
- 単にクリーチャー化するのではなく速攻と警戒の2つを持たせている事がポイントで、戦況や対戦相手に合わせた戦略を可能にする。
- ただし除去耐性を持たず、除去されたら出せるマナの量に影響するので注意。ニッサさえ無事なら身動きが取れないほどマナが不足することは考えにくいが、森を使うかそれ以外を使うかには気を配りたい。
- -8能力
- 土地を破壊不能にして、更にライブラリーから好きなだけ森をサーチし戦場へまとめて出す豪快な能力。
- 土地の破壊不能化は+1能力とも連動した除去耐性となる。そして次のターン以降にマナが枯渇する心配はほぼ無くなる。進化の賢者/Evolution Sageを戦場へ出しているなら、この能力でカウンターを大量に増やすことも可能。
- ただしクリーチャー化した土地が大方破壊された状況でニッサを犠牲にこれを放っても効果が薄い局面は多く、即打ってよいという奥義ではない事は注意を要する。
森を十分に採用できる色数が少ないデッキでなければ力を発揮できないように思えるが、常在型能力や奥義の性能が損なわれていても警戒/速攻クリーチャーを増やす+能力による戦場への干渉がそもそも強力であり、幅広い活躍が期待できる。リミテッドではエンドカードの一つで、+能力後の堅牢な忠誠度6を突破できなければほぼそのままゲームが終わると言ってもいいほど。無論、溢れんばかりのマナを捻出できるマナ加速力も魅力的で、重さに見合う力を持ったカードである。
スタンダードでは登場以後、緑絡みのビートダウンで幅広い採用がみられる。緑単のほか、過剰なほどのマナ加速が一切無駄にならないハイドロイド混成体/Hydroid Krasisを有する緑青が好相性。その他、赤緑や白緑など多彩なデッキでのフィニッシャーの役割を果たす。
関連カード
- ニッサ・レヴェイン/Nissa Revane
- 世界を目覚めさせる者、ニッサ/Nissa, Worldwaker
- 巨森の予見者、ニッサ/Nissa, Vastwood Seer - 精霊信者の賢人、ニッサ/Nissa, Sage Animist
- ゼンディカーの代弁者、ニッサ/Nissa, Voice of Zendikar
- 生命の力、ニッサ/Nissa, Vital Force
- 自然の職工、ニッサ/Nissa, Nature's Artisan
- 自然に仕える者、ニッサ/Nissa, Steward of Elements
- 創造の魔道士、ニッサ/Nissa, Genesis Mage
- 世界を揺るがす者、ニッサ/Nissa, Who Shakes the World
- 影さす太枝のニッサ/Nissa of Shadowed Boughs
- 向上した精霊信者、ニッサ/Nissa, Ascended Animist
- 復活した精霊信者、ニッサ/Nissa, Resurgent Animist
ストーリー
詳細はニッサ・レヴェイン/Nissa Revane (ストーリー)を参照。