燃えさしの雨/Rain of Embers
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かつて黒に存在した乾きの呪文/Dry Spellを、そのまま赤に移してきたようなカード。赤の全体火力には飛行クリーチャーにはダメージを与えないタイプも多いが、これはちゃんと飛行クリーチャーにもダメージを与えられる。
ただ、クリーチャー除去としてみた場合、ダメージの少なさは気になる。同じコストで2点のダメージを与える紅蓮地獄/Pyroclasmもあるので、そちらを使った方がより多くのクリーチャーに対処できる。一応燃えさしの雨はプレイヤーにもダメージがあるが、1点では大したメリットにはならないだろう。
自分がクリーチャーを使っているのであれば、自分の側には被害が出ないようにこちらを使う選択肢も無いことはない。ただ、その場合もやはり相手にタフネス1のクリーチャーが多くないとあまり意味がないため使いづらそうではある。
狩り立てられた幻/Hunted Phantasmや狩り立てられたトロール/Hunted Trollで出した1/1トークンを一掃するのにはうってつけといえる。
リミテッドでは、ラヴニカ・ブロック内の約半数のタッパーとマナ・クリーチャーはタフネス1なので、時間稼ぎして大物を召喚してくるようなデッキ相手にはサイドインすると効果的。氾濫してしまった苗木を一掃したり、膠着状態から狂喜クリーチャーを出したい時などにも使える。しかしながらやはり状況を選ぶので、ティム系が複数入るようなデッキならともかく、環境内に2/2が多く存在している関係でメインからはあまり投入したくない。