選択/Opt

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[[多色デッキ|多色]]化が顕著だった[[インベイジョン]]当時の[[スタンダード]]では、[[デッキ]]の安定性を高めるカードとして重要な役割を果たしていた。能動的な[[切り直す|シャッフル]]手段を擁する[[カウンターレベル]]は渦まく知識を使ったが、[[青白コントロール/スタンダード/マスクス・ブロック+インベイジョン・ブロック期|青白コントロール]]や[[ネザーゴー]]などで1マナドローを採用する場合は渦まく知識よりもこちらが優先された。[[ゼロックス]]理論を用いるデッキでは双方共に採用され、このカードを名に冠した[[オプトブルー]]というデッキも存在する。[[第7版]]以降は[[手練/Sleight of Hand]]と共に採用された。
 
[[多色デッキ|多色]]化が顕著だった[[インベイジョン]]当時の[[スタンダード]]では、[[デッキ]]の安定性を高めるカードとして重要な役割を果たしていた。能動的な[[切り直す|シャッフル]]手段を擁する[[カウンターレベル]]は渦まく知識を使ったが、[[青白コントロール/スタンダード/マスクス・ブロック+インベイジョン・ブロック期|青白コントロール]]や[[ネザーゴー]]などで1マナドローを採用する場合は渦まく知識よりもこちらが優先された。[[ゼロックス]]理論を用いるデッキでは双方共に採用され、このカードを名に冠した[[オプトブルー]]というデッキも存在する。[[第7版]]以降は[[手練/Sleight of Hand]]と共に採用された。
  
[[イクサラン]]で[[再録]]。この時のスタンダードでは[[検閲/Censor]]、[[ヒエログリフの輝き/Hieroglyphic Illumination]]といった優良な1マナ[[サイクリング]]・カードと競合するが、[[青白コントロール/スタンダード/カラデシュ・ブロック+アモンケット・ブロック+イクサラン・ブロック期|青白コントロール]]で採用される場合がある。[[ローテーション]]後は新たに競合するカードが現れなかったため独壇場となり、[[トリコロール#イクサラン・ブロック+ドミナリア+基本セット2019+ラヴニカのギルド期|ジェスカイ・コントロール]]などの[[コントロール (デッキ)|コントロールデッキ]]の他にも[[青単テンポ]]や[[イゼット・フェニックス]]を支えるカードとして活躍した。そして、[[落ちる]]と同時に[[エルドレインの王権]]で再録されたためスタンダードに残存。同セットでは[[青赤]]のテーマとして「[[ターン]]中に2枚目のカードを引く」条件が存在しており、それと[[シナジー]]している。
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[[イクサラン]]で[[再録]]。この時のスタンダードでは[[検閲/Censor]]、[[ヒエログリフの輝き/Hieroglyphic Illumination]]といった優良な1マナ[[サイクリング]]・カードと競合するが、[[青白コントロール/スタンダード/カラデシュ・ブロック+アモンケット・ブロック+イクサラン・ブロック期|青白コントロール]]で採用される場合がある。[[ローテーション]]後は新たに競合するカードが現れなかったため独壇場となり、[[トリコロール#イクサラン・ブロック+ドミナリア+基本セット2019+ラヴニカのギルド期|ジェスカイ・コントロール]]などの[[コントロールデッキ]]の他にも[[青単テンポ]]や[[イゼット・フェニックス]]を支えるカードとして活躍した。そして、[[落ちる]]と同時に[[エルドレインの王権]]で再録されたためスタンダードに残存。同セットでは[[青赤]]のテーマとして「[[ターン]]中に2枚目のカードを引く」条件が存在しており、それと[[シナジー]]している。
  
 
イクサランで再録されたことにより[[モダン]]でも使用可能となった。[[ストーム (デッキ)#モダン|青赤ストーム]]では[[血清の幻視/Serum Visions]]、手練と合わせ9枚目以降の1マナドローとして採用される。また[[青白コントロール#モダン|青白コントロール]]では、軽量[[ライブラリー操作]]兼相手ターンでの[[終末/Terminus]]の[[誘発]]要員として採用される。こちらでは4枚フル投入されることも多い。[[覆いを割く者、ナーセット/Narset, Parter of Veils]]登場後は[[インスタント]]の[[ドロー]][[呪文]]であることで採用するデッキも。
 
イクサランで再録されたことにより[[モダン]]でも使用可能となった。[[ストーム (デッキ)#モダン|青赤ストーム]]では[[血清の幻視/Serum Visions]]、手練と合わせ9枚目以降の1マナドローとして採用される。また[[青白コントロール#モダン|青白コントロール]]では、軽量[[ライブラリー操作]]兼相手ターンでの[[終末/Terminus]]の[[誘発]]要員として採用される。こちらでは4枚フル投入されることも多い。[[覆いを割く者、ナーセット/Narset, Parter of Veils]]登場後は[[インスタント]]の[[ドロー]][[呪文]]であることで採用するデッキも。
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**これにより、[[占術#占術を参照するカード|占術を参照するカード]]に参照されるようになった。
 
**これにより、[[占術#占術を参照するカード|占術を参照するカード]]に参照されるようになった。
 
*[[ドミナリア]]・シーズンの[[フライデー・ナイト・マジック・プロモーション・カード]]として、特殊な[[枠]]の[[プロモーション・カード]]が配布された<ref>[http://mtg-jp.com/publicity/0030387/ 『ドミナリア』の各種プロモ](News 2018年3月22日)</ref>。
 
*[[ドミナリア]]・シーズンの[[フライデー・ナイト・マジック・プロモーション・カード]]として、特殊な[[枠]]の[[プロモーション・カード]]が配布された<ref>[http://mtg-jp.com/publicity/0030387/ 『ドミナリア』の各種プロモ](News 2018年3月22日)</ref>。
*[[Secret Lair Drop Series#Happy Yargle Day!|Secret Lair Drop Series: Happy Yargle Day!]]に再録。{{Gatherer|id=497492}}は{{Gatherer|id=444293|ドミナリア版}}のパロディで、背景には[[ベルゼンロック/Belzenlok]]像が、[[アーボーグの暴食、ヤーグル/Yargle, Glutton of Urborg#ストーリー|ヤーグル/Yargle]]の左手には[[人間]]だった頃のヤー=クール/Yar-Kulと思しき[[陰謀団/The Cabal]]員が立っている。[[フレイバー・テキスト]]も実に彼らしい(日本語訳は私訳)。
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*[[Secret Lair Drop Series#Happy Yargle Day!|Secret Lair Drop Series: Happy Yargle Day!]]に再録。{{Gatherer|id=497492}}は{{Gatherer|id=444293|ドミナリア版}}のパロディで、背景には[[ベルゼンロック/Belzenlok]]像が、[[アーボーグの暴食、ヤーグル/Yargle, Glutton of Urborg#ストーリー|ヤーグル/Yargle]]の左手には[[人間/Human#ドミナリア|人間/Human]]だった頃のヤー=クール/Yar-Kulと思しき[[陰謀団/The Cabal]]員が立っている。[[フレイバー・テキスト]]も実に彼らしい(日本語訳は[[MTGアリーナ]]より)。
 
{{フレイバーテキスト|The choice isn't whether to eat, but when to stop.}}
 
{{フレイバーテキスト|The choice isn't whether to eat, but when to stop.}}
{{フレイバーテキスト|選択とは食うかどうかではなく、食うのをいつやめるかである。}}
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{{フレイバーテキスト|選択することは、食うかどうかではなく、いつやめるのか、だ。}}
  
 
==関連カード==
 
==関連カード==
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**[[コンタクト・アザー・プレイン/Contact Other Plane]] - 4マナインスタント。占術2で2ドロー。ただし20面[[ダイス]]で9以下が出てしまうと占術できない。20が出ると占術3で3ドロー。([[フォーゴトン・レルム探訪]])
 
**[[コンタクト・アザー・プレイン/Contact Other Plane]] - 4マナインスタント。占術2で2ドロー。ただし20面[[ダイス]]で9以下が出てしまうと占術できない。20が出ると占術3で3ドロー。([[フォーゴトン・レルム探訪]])
 
**[[語られざるものの警告/Behold the Unspeakable]] - 5マナ[[英雄譚]]エンチャントの第Ⅱ[[章能力]]が占術2で2ドロー。ただし手札が1枚以下だと占術無し4ドローになる。([[神河:輝ける世界]])
 
**[[語られざるものの警告/Behold the Unspeakable]] - 5マナ[[英雄譚]]エンチャントの第Ⅱ[[章能力]]が占術2で2ドロー。ただし手札が1枚以下だと占術無し4ドローになる。([[神河:輝ける世界]])
*[[秘密の解明者、ジェイス/Jace, Unraveler of Secrets]] - 5マナの[[プレインズウォーカー (カード・タイプ)|プレインズウォーカー]]の+1[[忠誠度能力]]が選択。([[イニストラードを覆う影]])
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*[[秘密の解明者、ジェイス/Jace, Unraveler of Secrets]] - 5マナの[[プレインズウォーカー]]の+1[[忠誠度能力]]が選択。([[イニストラードを覆う影]])
 
*[[予知覚/Precognitive Perception]] - 5マナインスタント。占術3で3ドロー。ただしあなたの[[メイン・フェイズ]]中に唱えないと占術できない。([[ラヴニカの献身]])
 
*[[予知覚/Precognitive Perception]] - 5マナインスタント。占術3で3ドロー。ただしあなたの[[メイン・フェイズ]]中に唱えないと占術できない。([[ラヴニカの献身]])
 
*[[彫像の伝承/Graven Lore]] - 5マナ[[氷雪インスタント]]。占術Xで3ドロー。Xはこれを唱える際に支払われた[[氷雪マナ]]数。(カルドハイム)
 
*[[彫像の伝承/Graven Lore]] - 5マナ[[氷雪インスタント]]。占術Xで3ドロー。Xはこれを唱える際に支払われた[[氷雪マナ]]数。(カルドハイム)
*[[導師の導き/Mentor's Guidance]] - 3マナソーサリー。選択と同じ効果だが、[[ドルイド]]、[[ウィザード]]、[[クレリック]]、[[邪術師]]、[[シャーマン]]、プレインズウォーカーのいずれかを[[コントロール (ルール用語)|コントロール]]していればもう1度[[コピー]]される。(ストリクスヘイヴン:魔法学院)
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*[[導師の導き/Mentor's Guidance]] - 3マナソーサリー。選択と同じ効果だが、[[ドルイド]]、[[ウィザード]]、[[クレリック]]、[[邪術師]]、[[シャーマン]]、プレインズウォーカーのいずれかを[[コントロール]]していればもう1度[[コピー]]される。(ストリクスヘイヴン:魔法学院)
 
*[[複数の選択/Multiple Choice]] - Xマナソーサリー。X=1またはX=4以上の際のモードに選択を含む。(ストリクスヘイヴン:魔法学院)
 
*[[複数の選択/Multiple Choice]] - Xマナソーサリー。X=1またはX=4以上の際のモードに選択を含む。(ストリクスヘイヴン:魔法学院)
 
*[[預言者の先触れ/Diviner's Portent]] - [[トリプルシンボル]]Xマナインスタント。占術XでXドロー。ただし20面ダイスの目が14以下だと占術できない。出目には手札枚数を加算する。([[フォーゴトン・レルム探訪統率者デッキ]])
 
*[[預言者の先触れ/Diviner's Portent]] - [[トリプルシンボル]]Xマナインスタント。占術XでXドロー。ただし20面ダイスの目が14以下だと占術できない。出目には手札枚数を加算する。([[フォーゴトン・レルム探訪統率者デッキ]])

2022年9月4日 (日) 00:53時点における版


Opt / 選択 (青)
インスタント

占術1を行う。
カードを1枚引く。


1マナドローインスタントカード引く前に占術1を行う。

同じマナ・コストカード・タイプを持つ渦まく知識/Brainstormと比べると、アクセスできる枚数は1枚少ないが、長期的な視点で特定のカードを引くことを目的としたり、マナフラッドに対応するならば選択の方が有利。

多色化が顕著だったインベイジョン当時のスタンダードでは、デッキの安定性を高めるカードとして重要な役割を果たしていた。能動的なシャッフル手段を擁するカウンターレベルは渦まく知識を使ったが、青白コントロールネザーゴーなどで1マナドローを採用する場合は渦まく知識よりもこちらが優先された。ゼロックス理論を用いるデッキでは双方共に採用され、このカードを名に冠したオプトブルーというデッキも存在する。第7版以降は手練/Sleight of Handと共に採用された。

イクサラン再録。この時のスタンダードでは検閲/Censorヒエログリフの輝き/Hieroglyphic Illuminationといった優良な1マナサイクリング・カードと競合するが、青白コントロールで採用される場合がある。ローテーション後は新たに競合するカードが現れなかったため独壇場となり、ジェスカイ・コントロールなどのコントロールデッキの他にも青単テンポイゼット・フェニックスを支えるカードとして活躍した。そして、落ちると同時にエルドレインの王権で再録されたためスタンダードに残存。同セットでは青赤のテーマとして「ターン中に2枚目のカードを引く」条件が存在しており、それとシナジーしている。

イクサランで再録されたことによりモダンでも使用可能となった。青赤ストームでは血清の幻視/Serum Visions、手練と合わせ9枚目以降の1マナドローとして採用される。また青白コントロールでは、軽量ライブラリー操作兼相手ターンでの終末/Terminus誘発要員として採用される。こちらでは4枚フル投入されることも多い。覆いを割く者、ナーセット/Narset, Parter of Veils登場後はインスタントドロー呪文であることで採用するデッキも。

その後はスタンダードからモダンまでの構築フォーマットで活躍し続けていたが、イニストラード:真夜中の狩り考慮/Considerと入れ替わる形でスタン落ちする。ライブラリーの一番下よりも墓地の方がシナジーを形成しやすいため、パイオニア以下でも多くのデッキで考慮に置き換えられた。とはいえ完全に現役を退いたわけではなく、パイオニアのイゼット・フェニックスなど1マナドローの数が重要視されるデッキにおいては考慮と併用されることも。

The choice isn't whether to eat, but when to stop.
選択することは、食うかどうかではなく、いつやめるのか、だ。

関連カード

主な亜種

占術しつつドローするカード。ライブラリー操作要素を含む分、濾過系の上位能力と言える。特記しない限り。手札のカードを含めて操作できるものは渦まく知識/Brainstormの項を参照。

脚注

  1. 『ドミナリア』の各種プロモ(News 2018年3月22日)

参考

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