シングルトン
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− | '''シングルトン'''(''Singleton'')とは、「[[基本土地]][[カード]]以外のすべてのカードは、1つの[[デッキ]]に1枚までしか入れることができない」という構築のルール、またはそのようなルールで構築されたデッキのこと。'''ハイランダー'''(''Highlander'') | + | '''シングルトン'''(''Singleton'')とは、「[[基本土地]][[カード]]以外のすべてのカードは、1つの[[デッキ]]に1枚までしか入れることができない」という構築のルール、またはそのようなルールで構築されたデッキのこと。'''ハイランダー'''(''Highlander'')とも。 |
− | + | [[2007年]]ごろ登場したエルダー・ドラゴン・ハイランダー(現在の'''[[統率者戦]]''')が、特に人気を博しており、変種のルールも多く生まれている。 | |
− | *基本土地と同様に、[[4枚制限ルール]]を無視するカードも2枚以上入れることができる。 | + | *基本土地と同様に、[[執拗なネズミ/Relentless Rats]]などの[[4枚制限ルール]]を無視するカードも2枚以上入れることができる。 |
*「ハイランダー」は古くから親しまれている名称で、[[マジック]]以外の[[TCG]]/DCGでも1枚制限を表す用語として広く使われる。 | *「ハイランダー」は古くから親しまれている名称で、[[マジック]]以外の[[TCG]]/DCGでも1枚制限を表す用語として広く使われる。 | ||
− | **欧米で1位カード[[総取り]]の[[ドラフト]] | + | **欧米で1位カード[[総取り]]の[[ドラフト]]もこう呼ぶので注意。普通は''one of kind''と呼ぶ。 |
**由来は映画「[[Wikipedia:ja:ハイランダー 悪魔の戦士|ハイランダー 悪魔の戦士/Highlander]]」のキャッチコピー、'''There can be only one'''(生き残れるのはただ一人)。一人→一枚と言う連想からこの呼び名がついた。 | **由来は映画「[[Wikipedia:ja:ハイランダー 悪魔の戦士|ハイランダー 悪魔の戦士/Highlander]]」のキャッチコピー、'''There can be only one'''(生き残れるのはただ一人)。一人→一枚と言う連想からこの呼び名がついた。 | ||
**公式でも同様に使われる用語だったが、[[2020年]]の春頃から公式記事での表記がシングルトンに改められ、現在はほとんど使われなくなっている。 | **公式でも同様に使われる用語だったが、[[2020年]]の春頃から公式記事での表記がシングルトンに改められ、現在はほとんど使われなくなっている。 | ||
− | ***[[MTGアリーナ]]では当初からシングルトンと呼ばれており、公式記事での表記変更はこれを考慮したものと考えられる。また[[Magic Online]] | + | ***[[MTGアリーナ]]では当初からシングルトンと呼ばれており、公式記事での表記変更はこれを考慮したものと考えられる。また[[Magic Online]]には同名かつ同様のルールを用いたフォーマット「[[シングルトン (Magic Online)]]」が存在した(現在は廃止)。 |
− | == | + | ==ハイランダー形式を採用している主なフォーマット== |
− | *[[シングルトン (Magic Online)|シングルトン]] | + | *[[シングルトン (Magic Online)|シングルトン]]([[Magic Online]][[フォーマット]]) |
*[[統率者戦]] | *[[統率者戦]] | ||
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**[[ブロール]] | **[[ブロール]] | ||
==参考== | ==参考== | ||
*[[用語集]] | *[[用語集]] |
2022年5月27日 (金) 09:35時点における版
シングルトン(Singleton)とは、「基本土地カード以外のすべてのカードは、1つのデッキに1枚までしか入れることができない」という構築のルール、またはそのようなルールで構築されたデッキのこと。ハイランダー(Highlander)とも。
2007年ごろ登場したエルダー・ドラゴン・ハイランダー(現在の統率者戦)が、特に人気を博しており、変種のルールも多く生まれている。
- 基本土地と同様に、執拗なネズミ/Relentless Ratsなどの4枚制限ルールを無視するカードも2枚以上入れることができる。
- 「ハイランダー」は古くから親しまれている名称で、マジック以外のTCG/DCGでも1枚制限を表す用語として広く使われる。
- 欧米で1位カード総取りのドラフトもこう呼ぶので注意。普通はone of kindと呼ぶ。
- 由来は映画「ハイランダー 悪魔の戦士/Highlander」のキャッチコピー、There can be only one(生き残れるのはただ一人)。一人→一枚と言う連想からこの呼び名がついた。
- 公式でも同様に使われる用語だったが、2020年の春頃から公式記事での表記がシングルトンに改められ、現在はほとんど使われなくなっている。
- MTGアリーナでは当初からシングルトンと呼ばれており、公式記事での表記変更はこれを考慮したものと考えられる。またMagic Onlineには同名かつ同様のルールを用いたフォーマット「シングルトン (Magic Online)」が存在した(現在は廃止)。