戦乱時代/The Shattered States Era
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2022年3月13日 (日) 02:16時点における最新版
The Shattered States Era / 戦乱時代 (4)(赤)
エンチャント — 英雄譚(Saga)
〔赤〕 クリーチャー エンチャント — 人間(Human) 侍(Samurai)
エンチャント — 英雄譚(Saga)
(この英雄譚(Saga)が出た際とあなたのドロー・ステップの後に、伝承(lore)カウンター1個を加える。)
I ― クリーチャー1体を対象とする。ターン終了時まで、それのコントロールを得る。それをアンタップする。ターン終了時まで、それは速攻を得る。
II ― ターン終了時まで、あなたがコントロールしているすべてのクリーチャーは+1/+0の修整を受ける。
III ― この英雄譚を追放する。その後、これを変身させた状態であなたのコントロール下で戦場に戻す。
〔赤〕 クリーチャー エンチャント — 人間(Human) 侍(Samurai)
トランプル、速攻
3/3エンチャントからクリーチャー・エンチャントに変身する両面カード。第1面は神河/Kamigawaの動乱の時代を描いた英雄譚。第2面は過去の侍の似姿である人間・侍。
- I-
- 反逆の行動/Act of Treason。2マナも重くなっているが、もともと3ターン目に即座に使うようなカードではないため一斉攻撃の火蓋に使うだけならそこまで気にならない。奪ったクリーチャーだけを攻撃させてブロッカーまたはライフを削り、第II章下での総攻撃の下準備に使うのもよいだろう。一方、生け贄に捧げる手段と併用する際にはこの重さが足を引っ張る。
- II-
- 全体に+1/+0修整。既存のカードで例えるなら掲げられた軍旗/Banners Raisedと同じ効果。I章による攻撃を耐えた相手にはこれで追撃をかけられる。
全ての章能力が攻撃に特化した、良く言えば一貫性のある、悪く言えば汎用性に欠けたデザインのカード。総合的に見ればライフを詰める性能はかなり高いが、攻勢をかけられる局面でないと非常に腐りやすいのが難点である。同じ神河:輝ける世界の赤い全体強化である野心的な突撃/Ambitious Assaultが不利盤面でもキャントリップとして使えるのでなおさらこの欠点は目立つ。
リミテッドでは黒赤に1枚程度挿す使い道がある。鬼流の金床/Oni-Cult Anvilとの相性が良く、I章でアーティファクト・クリーチャーを奪えばあちらで余分なマナをかけず生け贄に捧げることができる。またトークンを大量展開できるのでII章も活かしやすい。
[編集] 参考
- 神河史譚:戦乱時代(Daily MTG 2022年1月18日)
- カード個別評価:神河:輝ける世界 - コモン