勢団/The Reckoners

提供：MTG Wiki

2022年3月12日 (土) 21:56時点における版

勢団（せいだん）/The Reckonersは、神河/Kamigawaの組織。

解説

勢団はあちこちに広がった、繋がりの緩い犯罪ギャングの集まりを成しており、その歴史は神の乱/The Kami War以前にまで遡る。大抵の場合、これらは合法的なビジネスとして公然と運営されているが、勢団に逆らった者は誰であれ速やかに、厳格な掟に則って激しい暴力に直面する。ギャング間の同盟、裏切り、縄張り争いは日常茶飯事だが、ギャング同士は部外者に対しては団結する。神河/Kamigawaの主要な組織の中で、勢団は最も柔軟性があり、技術と神/Kamiの魔法の両方に頼ることを問題としない――仕事を成し遂げることができるなら何でもよいのだ。彼らは未来がどのようになるべきかについてあまり関心を持っていない――その未来から利益を得ることができるかぎりは。

勢団は社会に幻滅した者たちを惹きつける。辛い思いをして捻くれた多くの皇国/The Imperial courtの侍が勢団への仲間入りをしてきたが、勢団は同時に毒使い、神との交信者、忍者も勧誘している。大牙勢団/The Okiba Reckonersはバイク乗りやメカニックを惹きつける。個人の出自に関係なく、勢団内には強い家族意識と仲間意識がある。

忠誠の試練は定期的に求められる。勢団の構成員は皆、忠誠を保証し裏切りを防ぐ魔法の刺青を施している。階級を上げた新入りには新たな刺青が彫られ、それぞれの刺青がギャング内で築かれた新たな繋がりや関係を表している。首領は首から爪先まで刺青に覆われていることもしばしばだ。

主な勢団

• 氷山勢団/The Hyozan Reckoners - 神河で最大かつ最も有名な勢団。梅澤悟/Satoru Umezawaが率いる。
• 大牙勢団/The Okiba Reckoners - 鼠人/Nezumiだけで構成される暴走族の勢団。脂牙/Greasefangが率いる。
• 無孤勢団/The Mukotai Reckoners - 隠密行動と口八丁を得意とする勢団。
• 毒血勢団/The Dokuchi Reckoners

登場

登場作品・登場記事

• Kaito Origin Stories: A Test of Loyalty & The Path Forward/魁渡・起源の物語：「忠誠の試練」「その先へ続く道」（Magic Story 2021年12月16日 Akemi Dawn Bowman著）
• Life of Toshiro Umezawa/神河史譚：梅澤俊郎の生涯（Feature 2022年1月12日 Daniel Holt著）
• Episode 3: An Unexpected Alliance/メインストーリー第３話：予期せぬ協調（Magic Story 2022年1月25日 Akemi Dawn Bowman著）
• Planeswalkers Guide to Kamigawa: Neon Dynasty/プレインズウォーカーのための『神河：輝ける世界』案内（Feature 2022年2月3日 Grace Fong, Emily Mei, and Ari Zirulnik著）
• The Blade Reflected and Reborn/サイドストーリー：自省と再生の刃（Magic Story 2022年2月7日 Emma Mieko Candon著）

その他

• The Hyozan Reckonersの初出は神河ブロック。このときの訳語は「氷山の仇討ち人」であった。

参考

• 背景世界/ストーリー用語