エルドラージ覚醒

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|英語名=Rise of the Eldrazi
 
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|日本語名=エルドラージ覚醒
 
|日本語名=エルドラージ覚醒
|シンボル=起動した面晶体
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|シンボル=起動した[[面晶体/Hedron]]
 
|略号=ROE
 
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|コードネーム=Prosper
 
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==概要==
 
==概要==
[[ゼンディカー]]、[[ワールドウェイク]]に引き続いて、[[次元/Plane|次元]][[ゼンディカー/Zendikar]]を舞台とするが、テーマとメカニズムは前の2セットから一新され、目覚めた太古の巨大生物[[エルドラージ]]による侵略と、それに対する人々の応戦がテーマとなる。{{Gatherer|id=216580|特殊で透明な枠}}を採用した、[[土地]]でも[[アーティファクト]]でもなく[[特性定義能力]]にもよらない[[無色]]の[[カード]]が初登場した。
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[[ゼンディカー]]、[[ワールドウェイク]]に引き続いて、[[次元/Plane|次元]][[ゼンディカー/Zendikar]]を舞台とするが、テーマとメカニズムは前の2セットから一新され、目覚めた太古の巨大生物[[エルドラージ/Eldrazi]]による侵略と、それに対する人々の応戦がテーマとなる。{{Gatherer|id=216580|特殊で透明な枠}}を採用した、[[土地]]でも[[アーティファクト]]でもなく[[特性定義能力]]にもよらない[[無色]]の[[カード]]が初登場した。
  
 
新規[[キーワード能力]]は、[[滅殺]]、[[Lvアップ]]([[Lvシンボル]])、[[反復]]、[[族霊鎧]]。また、[[防衛]][[クリーチャー]]にスポットが当てられた。
 
新規[[キーワード能力]]は、[[滅殺]]、[[Lvアップ]]([[Lvシンボル]])、[[反復]]、[[族霊鎧]]。また、[[防衛]][[クリーチャー]]にスポットが当てられた。
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*土地の[[サイクル]]が多かった前の2セットとうって変わって、[[基本でない土地]]は2枚しか収録されていない。
 
*土地の[[サイクル]]が多かった前の2セットとうって変わって、[[基本でない土地]]は2枚しか収録されていない。
 
*[[神河物語]]と同様、[[基本土地]]はそれぞれ[[コレクター番号]]順に4枚並べると、[[絵]]が連続していることがわかる。
 
*[[神河物語]]と同様、[[基本土地]]はそれぞれ[[コレクター番号]]順に4枚並べると、[[絵]]が連続していることがわかる。
*[[ドラゴンの迷路]]が発売されるまで、セット名に[[クリーチャー・タイプ]]の名前が含まれる、唯一のセットだった。(かつては[[レジェンド (エキスパンション)|レジェンド]]がそうであった。ちなみに[[スカージ]]は違う)
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*[[ドラゴンの迷路]]が発売されるまで、セット名に[[クリーチャー・タイプ]]の名前が含まれる、唯一のセットだった(かつては[[レジェンド (エキスパンション)|レジェンド]]がそうであった)。
*このセットに封入されているエルドラージ・[[落とし子]]の[[トークン・カード]]は、全く同じカードに3種類のイラストが存在するという特殊な物になっている([http://archive.wizards.com/Magic/magazine/article.aspx?x=mtg/daily/arcana/421 画像])。3体の[[伝説の]]エルドラージのいずれの血族であるかにより姿が違うことを表していると思われる。
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*このセットに封入されているエルドラージ・[[落とし子]]の[[トークン・カード]]は、全く同じカードに3種類のイラストが存在するという特殊な物になっている<ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/arcana/rise-eldrazi-tokens-2010-04-05 Rise of the Eldrazi Tokens](Arcana 2010年4月5日 [[Wizards of the Coast]]著)</ref>。3体の[[伝説の]][[エルドラージ]]のいずれの血族であるかにより姿が違うことを表していると思われる。
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*[[ブースター・ドラフト]][[環境]]が一般的な[[カード・セット]]とは大きく異なるのも特徴。その戦略の奥深さから、ドラフト・プレイヤーから特に高い評価を受けているセットであり、公式コラムにおいても何度も言及されている<ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/making-magic/third-times-charm-2013-04-29 Third Time's the Charm]/[https://mtg-jp.com/reading/mm/0004227/ 3つ目には福がある]([[Making Magic]] [[2013年]]4月29日 [[Mark Rosewater]]著)</ref><ref>
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[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/making-magic/state-design-2016-2016-08-29 State of Design 2016]/[https://mtg-jp.com/reading/mm/0017420/ デザイン演説2016](Making Magic 2016年8月29日 Mark Rosewater著)</ref><ref>
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[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/making-magic/more-meets-ikoria-2020-04-06 More Than Meets the Ikoria]/[https://mtg-jp.com/reading/mm/0033923/ 『イコリア』に出会う以上に](Making Magic [[2020年]]4月6日 Mark Rosewater著)</ref>。
  
 
==エントリーセット==
 
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==関連リンク==
 
==関連リンク==
*[http://magic.wizards.com/ja/game-info/products/card-set-archive/rise-of-the-eldrazi エルドラージ覚醒](マジック英語公式日本語版  セット特設サイト)
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*[https://magic.wizards.com/ja/game-info/products/card-set-archive/rise-of-the-eldrazi エルドラージ覚醒](マジック英語公式日本語版  セット特設サイト)
*[http://magic.wizards.com/ja/articles/archive/feature/%E7%94%BB%E5%83%8F%E4%BB%98%E3%81%8D%E3%82%AB%E3%83%BC%E3%83%89%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%83%88-2010-03-22 画像付きカードリスト]
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*[https://magic.wizards.com/ja/articles/archive/feature/%E7%94%BB%E5%83%8F%E4%BB%98%E3%81%8D%E3%82%AB%E3%83%BC%E3%83%89%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%83%88-2010-03-22 画像付きカードリスト]
*[http://archive.mtg-jp.com/reading/004807/ 浅原 晃のエルドラージジェネシス] (文:[[浅原晃]]
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*[https://web.archive.org/web/20130615063958/http://archive.mtg-jp.com/reading/004807/ 浅原 晃のエルドラージジェネシス (Internet Archive)](mtg-jp.com [[浅原晃]]著)
*[http://archive.wizards.com/Magic/magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/mm/68 Playing With Blocks] / [http://archive.mtg-jp.com/reading/translated/002103/ ブロックで遊ぼう] (文:[[Mark Rosewater]]
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*[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/making-magic/playing-blocks-2009-12-07 Playing With Blocks]/[https://web.archive.org/web/20100212135544/https://mtg-jp.com/reading/translated/002103/ ブロックで遊ぼう (Internet Archive)](Making Magic [[2009年]]12月7日 [[Mark Rosewater]]著)
*On the Rise, [http://archive.wizards.com/Magic/magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/mm/84 Part I][http://archive.mtg-jp.com/reading/translated/004797/ 邦訳])・[http://archive.wizards.com/Magic/magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/mm/85 Part II][http://archive.wizards.com/Magic/magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/mm/86 Part III] (文:[[Mark Rosewater]])
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*[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/feature/rise-part-i-2010-03-29 On the Rise, Part I]/[https://web.archive.org/web/20121030105220/http://archive.mtg-jp.com/reading/translated/004797/ 覚醒その1 (Internet Archive)](Feature [[2010年]]3月29日 Mark Rosewater著)
*[http://archive.wizards.com/Magic/magazine/article.aspx?x=mtg/daily/arcana/415 壁紙・待受] ([[ファットパック]]のビジュアル)
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*[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/feature/rise-part-ii-2010-04-05 On the Rise, Part II](Feature 2010年4月5日 Mark Rosewater著)
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*[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/feature/rise-part-iii-2010-04-12 On the Rise, Part III](Feature 2010年4月12日 Mark Rosewater著)
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*[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/feature/wallpaper-week-rise-eldrazi-2010-03-26 壁紙・待受] ([[ファットパック]]のビジュアル)
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==脚注==
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<references/>
  
 
==参考==
 
==参考==

2020年4月7日 (火) 04:22時点における版

エルドラージ覚醒/Rise of the Eldrazi
シンボル 起動した面晶体/Hedron
略号 ROE
コードネーム Prosper
発売日 2010年4月23日
セット枚数 全248種類

エルドラージ覚醒/Rise of the Eldraziは、ゼンディカー・ブロックの2番目の大型エキスパンション2010年4月23日に発売された。

目次

概要

ゼンディカーワールドウェイクに引き続いて、次元ゼンディカー/Zendikarを舞台とするが、テーマとメカニズムは前の2セットから一新され、目覚めた太古の巨大生物エルドラージ/Eldraziによる侵略と、それに対する人々の応戦がテーマとなる。特殊で透明な枠を採用した、土地でもアーティファクトでもなく特性定義能力にもよらない無色カードが初登場した。

新規キーワード能力は、滅殺LvアップLvシンボル)、反復族霊鎧。また、防衛クリーチャーにスポットが当てられた。

リミテッドはエルドラージ覚醒のみで独立して行う。

  • 変則ブロックのエキスパンションであったシャドウムーアに続いて、1ブロック中2個目の大型エキスパンションである。これはゼンディカーとワールドウェイクで採用した土地テーマが、ゲームに与える影響を開発部が把握しきれなかったため、3つのエキスパンションのうち大型1つと小型1つのエキスパンションを割り当てることにしたためである。
  • カードの収録枚数が、近年の大型エキスパンションよりもコモン1枚分少ない。
  • 土地のサイクルが多かった前の2セットとうって変わって、基本でない土地は2枚しか収録されていない。
  • 神河物語と同様、基本土地はそれぞれコレクター番号順に4枚並べると、が連続していることがわかる。
  • ドラゴンの迷路が発売されるまで、セット名にクリーチャー・タイプの名前が含まれる、唯一のセットだった(かつてはレジェンドがそうであった)。
  • このセットに封入されているエルドラージ・落とし子トークン・カードは、全く同じカードに3種類のイラストが存在するという特殊な物になっている[1]。3体の伝説のエルドラージのいずれの血族であるかにより姿が違うことを表していると思われる。
  • ブースター・ドラフト環境が一般的なカード・セットとは大きく異なるのも特徴。その戦略の奥深さから、ドラフト・プレイヤーから特に高い評価を受けているセットであり、公式コラムにおいても何度も言及されている[2][3][4]

エントリーセット

パッケージ・イラスト

デザイン

デザイン・チーム Brian Tinsman (lead)
Aaron Forsythe
Graeme Hopkins
Gregory Marques
Bill McQuillian
Devin Low
デベロップ・チーム Matt Place (lead)
Mark Globus
Erik Lauer
Gregory Marques
Mark Rosewater

関連リンク

脚注

  1. Rise of the Eldrazi Tokens(Arcana 2010年4月5日 Wizards of the Coast著)
  2. Third Time's the Charm/3つ目には福があるMaking Magic 2013年4月29日 Mark Rosewater著)
  3. State of Design 2016/デザイン演説2016(Making Magic 2016年8月29日 Mark Rosewater著)
  4. More Than Meets the Ikoria/『イコリア』に出会う以上に(Making Magic 2020年4月6日 Mark Rosewater著)

参考

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