Weakstone
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*一時期、2001年8月頃の[[オラクル]]更新で「クリーチャー1体が攻撃するたび、それは戦闘終了時まで-1/-0の修整を受ける」と[[誘発型能力]]に変更されていたが、2008年7月11日のオラクル更新で元の[[常在型能力]]に戻された。 | *一時期、2001年8月頃の[[オラクル]]更新で「クリーチャー1体が攻撃するたび、それは戦闘終了時まで-1/-0の修整を受ける」と[[誘発型能力]]に変更されていたが、2008年7月11日のオラクル更新で元の[[常在型能力]]に戻された。 | ||
− | * | + | *2004年[[アリーナ・リーグプロモ]]版の[[Circle of Protection: Art]]の[http://magiccards.info/arena/en/61.html イラスト右下]に、この[[カード]]の{{Gatherer|id=1070|イラストに描かれた犬(?)のようなクリーチャー}}が登場している。 |
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+ | '''ウィークストーン/Weakstone'''({{Gatherer|id=1070|イラスト}})は、[[ミシュラ/Mishra]]が[[コイロスの洞窟/Caves of Koilos#ストーリー|コイロスの洞窟/Caves of Koilos]]で入手した[[パワーストーン/Powerstone]]の片割れである。不思議な力を宿すこれらの石を手に入れたことで、ミシュラの運命は大きく変わって行った。 | ||
+ | {{フレイバーテキスト|兄弟の少年時代、トカシアはコイロスの聖窟の探検に彼らを連れて行った。そこ、タグシンの広間で、ミシュラは神秘的なウィークストーンを発見したのだ。}} | ||
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+ | [[フレイバー・テキスト]]中の[[トカシア/Tocasia|'''トカシア/Tocasia''']]とは、ミシュラと彼の兄である[[ウルザ/Urza]]の師匠にして、2人の兄弟の育ての親である。[[AR]]20年、元々は1つのパワーストーンであったそれは2つに分裂し、こちらをミシュラが、もう片方の[[Mightstone|マイトストーン/Mightstone]]をウルザが手にした。ウィークストーンを手に入れたその日から、ミシュラの様子は変わって行った。兄ウルザのマイトストーンを執拗に奪おうとするミシュラ。弟の変貌ぶりが、ウィークストーンによるものだとウルザは強く感じた。弟を正気に戻すため、ウルザもまたミシュラの手からウィークストーンを取り上げようとした。そうした2人の兄弟の争いに巻き込まれ、争いを止めようとした師匠トカシアは死んでしまう。実の母に慕っていた師匠トカシアの死をキッカケとし、ウルザとミシュラの兄弟は生き別れることになった。しかし、兄ウルザからマイトストーンを奪おうとするミシュラの執念の炎は、ミシュラの心から消えはしなかった。 | ||
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+ | AR27から28年頃に[[兄弟戦争/Brothers' War]]が開戦。この戦争は当初、2人の兄弟が属するウルザ側の[[ヨーティア/Yotia]]国と、ミシュラ側の[[ファラジ/Fallaji]]、2つの国家間同士の戦争であった。しかし戦争が進み、兄弟がそれぞれの国の実権を握ることで、2人の兄弟同士の争いがより浮き彫りになっていった。「兄ウルザの(弟ミシュラの)持つマイトストーンを(ウィークストーンを)を奪う!」、兄弟が互いに強く意識するマイトストーンとウィークストーンの奪取。これこそが、兄弟戦争の根底となった。兄弟戦争において、ミシュラが[[ドラゴン・エンジン/Dragon Engine]]などの強力な[[アーティファクト・クリーチャー]]たちを使役出来たのは、このウィークストーンの力によるものである。[[AR]]64年、数十年間におよぶ戦争の末に、ウィークストーンはミシュラの手から離れ、マイトストーンと共に[[プレインズウォーカー/Planeswalker]]となったウルザの両目に収まった。 | ||
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+ | AR4,205年の[[ドミナリア/Dominaria]]=[[ファイレクシア/Phyrexia]]大戦末期、[[ヨーグモス/Yawgmoth]]の眼下で行われた[[ジェラード/Gerrard]]との戦いに敗れ、ウルザは首を切断される。しかし、彼の両目に収まるウィークストーンとマイトストーン、2つのパワーストーンの力によって、首だけの姿になってもウルザは生きていた。その後、[[飛翔艦ウェザーライト/Skyship Weatherlight|ウェザーライト号]]に赴いたウルザは、[[レガシーの兵器/Legacy Weapon]]({{Gatherer|id=148187|イラスト}})を起動。ウルザの目に収まるウィークストーンはマイトストーンと共に[[レガシー/Legacy]]の一部として、ドミナリアを侵略者たちの魔手から救う大役を果たす。 | ||
==参考== | ==参考== |
2014年9月24日 (水) 15:59時点における版
Mightstoneと対になっており、ストーリー上重要なアーティファクト。あらゆる攻撃クリーチャーを弱体化させる。
自分から攻撃しない防御的なデッキで使えば、自分のクリーチャーにも効いてしまうデメリットは気にならない。そのようなデッキでは実質オアリムの祈り/Orim's Prayerと同じ機能になる。
- 一時期、2001年8月頃のオラクル更新で「クリーチャー1体が攻撃するたび、それは戦闘終了時まで-1/-0の修整を受ける」と誘発型能力に変更されていたが、2008年7月11日のオラクル更新で元の常在型能力に戻された。
- 2004年アリーナ・リーグプロモ版のCircle of Protection: Artのイラスト右下に、このカードのイラストに描かれた犬(?)のようなクリーチャーが登場している。
ストーリー
ウィークストーン/Weakstone(イラスト)は、ミシュラ/Mishraがコイロスの洞窟/Caves of Koilosで入手したパワーストーン/Powerstoneの片割れである。不思議な力を宿すこれらの石を手に入れたことで、ミシュラの運命は大きく変わって行った。
兄弟の少年時代、トカシアはコイロスの聖窟の探検に彼らを連れて行った。そこ、タグシンの広間で、ミシュラは神秘的なウィークストーンを発見したのだ。
フレイバー・テキスト中のトカシア/Tocasiaとは、ミシュラと彼の兄であるウルザ/Urzaの師匠にして、2人の兄弟の育ての親である。AR20年、元々は1つのパワーストーンであったそれは2つに分裂し、こちらをミシュラが、もう片方のマイトストーン/Mightstoneをウルザが手にした。ウィークストーンを手に入れたその日から、ミシュラの様子は変わって行った。兄ウルザのマイトストーンを執拗に奪おうとするミシュラ。弟の変貌ぶりが、ウィークストーンによるものだとウルザは強く感じた。弟を正気に戻すため、ウルザもまたミシュラの手からウィークストーンを取り上げようとした。そうした2人の兄弟の争いに巻き込まれ、争いを止めようとした師匠トカシアは死んでしまう。実の母に慕っていた師匠トカシアの死をキッカケとし、ウルザとミシュラの兄弟は生き別れることになった。しかし、兄ウルザからマイトストーンを奪おうとするミシュラの執念の炎は、ミシュラの心から消えはしなかった。
AR27から28年頃に兄弟戦争/Brothers' Warが開戦。この戦争は当初、2人の兄弟が属するウルザ側のヨーティア/Yotia国と、ミシュラ側のファラジ/Fallaji、2つの国家間同士の戦争であった。しかし戦争が進み、兄弟がそれぞれの国の実権を握ることで、2人の兄弟同士の争いがより浮き彫りになっていった。「兄ウルザの(弟ミシュラの)持つマイトストーンを(ウィークストーンを)を奪う!」、兄弟が互いに強く意識するマイトストーンとウィークストーンの奪取。これこそが、兄弟戦争の根底となった。兄弟戦争において、ミシュラがドラゴン・エンジン/Dragon Engineなどの強力なアーティファクト・クリーチャーたちを使役出来たのは、このウィークストーンの力によるものである。AR64年、数十年間におよぶ戦争の末に、ウィークストーンはミシュラの手から離れ、マイトストーンと共にプレインズウォーカー/Planeswalkerとなったウルザの両目に収まった。
AR4,205年のドミナリア/Dominaria=ファイレクシア/Phyrexia大戦末期、ヨーグモス/Yawgmothの眼下で行われたジェラード/Gerrardとの戦いに敗れ、ウルザは首を切断される。しかし、彼の両目に収まるウィークストーンとマイトストーン、2つのパワーストーンの力によって、首だけの姿になってもウルザは生きていた。その後、ウェザーライト号に赴いたウルザは、レガシーの兵器/Legacy Weapon(イラスト)を起動。ウルザの目に収まるウィークストーンはマイトストーンと共にレガシー/Legacyの一部として、ドミナリアを侵略者たちの魔手から救う大役を果たす。
参考
- レガシー/Legacy(背景世界/ストーリー用語)
- 再録禁止カード一覧(再録禁止カード)
- カード個別評価:アンティキティー - アンコモン3
- カード個別評価:Masters Edition 4 - アンコモン