ウィッシュボード
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− | + | [[教示者]]を利用した従来のシルバーバレットでは、[[サーチ]]するカードを[[メインデッキ]]に入れる必要があったため、「サーチする必要の無いカード」を素で[[引く|引いて]][[腐る|腐らせて]]しまう可能性があった。しかし、願いを使えばそれらはサイドボードに入れておくことになるため、「思わぬ[[素引き]]」の危険が無くなるという点で革新的であった。 | |
− | + | ウィッシュボードのカード種類が多いほど柔軟なシルバーバレットが期待でき、15枚すべてをウィッシュボードとすることも可能ではある。ただし、そのぶん通常のサイドボーディングがしづらくなってしまうので、注意深くバランスを決める必要がある。 | |
− | + | ''少しでも使えるかもしれないカードというのは何でもかんでもこの「ウィッシュボード」用にサイドボードへ忍ばせておきたくなってしまうものだが、その優柔不断は通常のサイドボード用のカード枠を圧迫してしまうことに繋がる。そのため、鍛冶と斉藤は「ウィッシュボード」をギリギリまで切り詰めたそうだ。'' ([[森慶太]]、[http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Events.aspx?x=mtgevent/ptla05ja/blog1 Day 1 Blog Archive] より引用) | |
− | ''少しでも使えるかもしれないカードというのは何でもかんでもこの「ウィッシュボード」用にサイドボードへ忍ばせておきたくなってしまうものだが、その優柔不断は通常のサイドボード用のカード枠を圧迫してしまうことに繋がる。そのため、鍛冶と斉藤は「ウィッシュボード」をギリギリまで切り詰めたそうだ。'' | + | |
− | ([[森慶太]]、[http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Events.aspx?x=mtgevent/ptla05ja/blog1 Day 1 Blog Archive] より引用) | + | |
==参考== | ==参考== | ||
+ | *[[願い]] | ||
+ | *[[シルバーバレット]] | ||
*[[用語集]] | *[[用語集]] |
2013年12月17日 (火) 07:21時点における版
ウィッシュボード(Wishboard)は、サイドボードのカードのうち、とりわけ願いでシルバーバレットすることを想定して投入されたカード群のことを指す俗語。または、そのようなカードをサイドボードに用意する戦略を指す。シルバーバレットの例によって、それぞれ1枚ずつ用意することが多い。
教示者を利用した従来のシルバーバレットでは、サーチするカードをメインデッキに入れる必要があったため、「サーチする必要の無いカード」を素で引いて腐らせてしまう可能性があった。しかし、願いを使えばそれらはサイドボードに入れておくことになるため、「思わぬ素引き」の危険が無くなるという点で革新的であった。
ウィッシュボードのカード種類が多いほど柔軟なシルバーバレットが期待でき、15枚すべてをウィッシュボードとすることも可能ではある。ただし、そのぶん通常のサイドボーディングがしづらくなってしまうので、注意深くバランスを決める必要がある。
少しでも使えるかもしれないカードというのは何でもかんでもこの「ウィッシュボード」用にサイドボードへ忍ばせておきたくなってしまうものだが、その優柔不断は通常のサイドボード用のカード枠を圧迫してしまうことに繋がる。そのため、鍛冶と斉藤は「ウィッシュボード」をギリギリまで切り詰めたそうだ。 (森慶太、Day 1 Blog Archive より引用)