伏魔殿のピュクシス/Pyxis of Pandemonium

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(アストラルセット収録のPandora's Boxについて追加)
(pyxisに関しては他に十分な説明が追記されていたため、関連性の薄い星座についての記述は割愛します。)
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豪快な[[効果]]を持った[[アーティファクト]]。
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豪快な[[効果]]を持った[[アーティファクト]]。一つ目の[[起動型能力]]でお互いの[[ライブラリーの一番上]]の[[カード]]を[[追放]]し、二つ目の起動型能力で追放されたカードのうち[[パーマネント・カード]]であるものをすべて[[戦場に出す]]。
  
一つ目の[[起動型能力]]でお互いの[[ライブラリーの一番上]]のカードが[[追放]]され、二つ目の起動型能力で追放されたカード中の[[パーマネント]]をすべて[[戦場に出す]]。
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カードは[[裏向き]]のまま追放されるため、[[あなた|自分]]も[[対戦相手]]もこの箱に何が閉じ込められたのかを窺い知ることはできない。あまりに不安定な効果のため、[[占術]]などで追放するカードの質を上げるといった工夫が必要だが、追放した直後にこれ自体を[[割る|割られて]]しまったら元も子もない。
 
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カードは[[裏向き]]のまま追放されるため、[[あなた|自分]]も[[対戦相手]]もこの箱に閉じ込められた内容を伺い知ることはできない。あまりに不安定な効果のため、[[占術]]などで質を良くして追放するといった工夫が必要だがこれ自体を[[割る|割られて]]しまったら元も子もない。
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むしろ対戦相手が行う占術などの[[ライブラリー操作]]を妨害する使い方で潜在的[[アドバンテージ]]を得た方が利口かもしれない。
 
むしろ対戦相手が行う占術などの[[ライブラリー操作]]を妨害する使い方で潜在的[[アドバンテージ]]を得た方が利口かもしれない。
  
*ピュクシスとは{{Gatherer|id=375163}}に描かれている円筒型の容器のこと。古代ギリシャ・ローマ期に主に婦人の化粧品入れとして用いられた。''pyxis''はギリシア語で「箱」を意味する。
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*「パンドーラーの箱(パンドラの箱)」として知られる、ギリシャ神話の人類最初の女性[[Wikipedia:ja:パンドーラー|パンドーラー]]の逸話がモチーフ。ヘーパイストスが創造し、神々から多くの贈り物を授けられたパンドーラーは、最後に「決して開けてはいけない」と言われて1つの箱(壺とも)を託された。しかし、彼女が好奇心に負けてそれを開けたところ、中から様々な災厄が飛び出し、世界に災いが満ちることになったとされる([http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/mm/268 参考])。
**イラストで箱から溢れ出すものに驚く女性の姿や、一つ目の起動型能力で封じ込められたものが二つ目の起動型能力で溢れ出し互いに予測し得ぬ混乱という「災厄」をもたらす様から、ギリシア神話の[[Wikipedia:ja:パンドーラー|パンドーラー]]の逸話に登場する「パンドーラーの箱」がモチーフだと思われる。
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**[[カード名]]の[[Wikipedia:ja:ピュクシス|ピュクシス]]とは{{Gatherer|id=375163}}に描かれている円筒型の容器のこと。古代ギリシャ・ローマ期に主に婦人の化粧品入れとして用いられた。''pyxis''はギリシア語で「箱」を意味する。
***ちなみに、同じ逸話をモチーフとしたカードに[[アストラルセット]]収録の[[Pandora's Box]]が存在する。
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**ちなみに、同じ逸話をモチーフとしたカードに[[アストラルセット]]収録の[[Pandora's Box]]が存在する。
**また''Pyxis''とは南天にある羅針盤(らしんばん)座を指す語でもある。帆柱(ほばしら)座のことを指すこともある。
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==参考==
 
==参考==
*[[Wikipedia:ja:ピュクシス]]
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*[http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/sf/263 Temptation from the Gods]([http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Default.aspx Daily MTG]、Serious Fun、文:[[Bruce Richard]]
 
*[[ライブラリー破壊カード]]
 
*[[ライブラリー破壊カード]]
 
*[[カード個別評価:テーロス]] - [[レア]]
 
*[[カード個別評価:テーロス]] - [[レア]]

2013年10月8日 (火) 20:20時点における版


Pyxis of Pandemonium / 伏魔殿のピュクシス (1)
アーティファクト

(T):各プレイヤーはそれぞれ自分のライブラリーの一番上のカードを裏向きで追放する。
(7),(T),伏魔殿のピュクシスを生け贄に捧げる:各プレイヤーはそれぞれ伏魔殿のピュクシスによって追放された自分がオーナーであるカードをすべて表向きにする。その後、その中のすべてのパーマネント・カードを戦場に出す。


豪快な効果を持ったアーティファクト。一つ目の起動型能力でお互いのライブラリーの一番上カード追放し、二つ目の起動型能力で追放されたカードのうちパーマネント・カードであるものをすべて戦場に出す

カードは裏向きのまま追放されるため、自分対戦相手もこの箱に何が閉じ込められたのかを窺い知ることはできない。あまりに不安定な効果のため、占術などで追放するカードの質を上げるといった工夫が必要だが、追放した直後にこれ自体を割られてしまったら元も子もない。

むしろ対戦相手が行う占術などのライブラリー操作を妨害する使い方で潜在的アドバンテージを得た方が利口かもしれない。

  • 「パンドーラーの箱(パンドラの箱)」として知られる、ギリシャ神話の人類最初の女性パンドーラーの逸話がモチーフ。ヘーパイストスが創造し、神々から多くの贈り物を授けられたパンドーラーは、最後に「決して開けてはいけない」と言われて1つの箱(壺とも)を託された。しかし、彼女が好奇心に負けてそれを開けたところ、中から様々な災厄が飛び出し、世界に災いが満ちることになったとされる(参考)。

参考

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