永遠の証人/Eternal Witness

提供：MTG Wiki

（版間での差分）
移動： 案内, 検索
19行： 19行：
 
*登場当時の類似カードは[[エルフの隠し場所/Elven Cache]]や[[エクソダス]]の[[タウンズフォーク]][[サイクル]]などが基準。その後に出たものも[[喚起/Recollect]]や以下の様な調整版カードで、見比べるとこのカードがどれだけ優れた[[コスト・パフォーマンス]]なのか（[[開発部]]が強気に調整してしまったか）がよくわかる。
 
*登場当時の類似カードは[[エルフの隠し場所/Elven Cache]]や[[エクソダス]]の[[タウンズフォーク]][[サイクル]]などが基準。その後に出たものも[[喚起/Recollect]]や以下の様な調整版カードで、見比べるとこのカードがどれだけ優れた[[コスト・パフォーマンス]]なのか（[[開発部]]が強気に調整してしまったか）がよくわかる。
 
===類似カード===
 
===類似カード===
−
墓地から手札に任意の[[カード・タイプ]]のカードを戻す能力を持つ[[パーマネント]]。多くのカードがループを成立させにくい様に非パーマネント・カードを戻せない様に調整されている。永遠の証人同様に全てのカード・タイプから戻せるものは'''太字'''のみ。逆に[[インスタント]]かソーサリーしか戻せないものは[[復習/Relearn]]の項を、クリーチャーしか戻せないものは[[Adun Oakenshield]]か[[グレイブディガー/Gravedigger]]の項をそれぞれ参照。
+
墓地から手札に任意の[[カード・タイプ]]のカードを戻す能力を持つクリーチャー。多くのカードがループを成立させにくい様に非パーマネント・カードを戻せない様に調整されている。永遠の証人同様に全てのカード・タイプから戻せるものは'''太字'''のみ。逆に[[インスタント]]かソーサリーしか戻せないものは[[復習/Relearn]]の項を、クリーチャーしか戻せないものは[[Adun Oakenshield]]か[[グレイブディガー/Gravedigger]]の項をそれぞれ参照。
−
*'''[[禁忌の墓所/Forbidden Crypt]]''' - (3)([[黒マナ|黒]])(黒)。カードを[[引く]]事を、墓地からカードを[[手札に加える]]事に[[置換]]する[[黒]]の[[エンチャント]]。（[[ミラージュ]]）
+
*'''[[納骨蔵のワーム/Charnelhoard Wurm]]''' - (4)(黒)(赤)(緑)6/6[[トランプル]]。[[対戦相手]]に[[ダメージ]]を与えた時の[[誘発型能力]]で戻す。（[[コンフラックス]]）
−
*'''[[総体の知識/Holistic Wisdom]]''' - (1)(緑)(緑)。[[起動コスト]]として[[追放]]したカードと共通した[[カード・タイプ]]のカードを戻すことができるエンチャント。（[[オデッセイ]]）
+
**[[春葉の報復者/Spring-Leaf Avenger]] - (3)(緑)(緑)6/5。[[忍術]](3)(緑)も持つがパーマネントしか戻せなくなった納骨蔵のワーム。（[[神河：輝ける世界]]）
−
*'''[[納骨蔵のワーム/Charnelhoard Wurm]]''' - (4)(黒)([[赤マナ|赤]])(緑)。クリーチャー。[[対戦相手]]に[[ダメージ]]を与えた時の[[誘発型能力]]で戻す。（[[コンフラックス]]）
+
**'''[[ラミレス・ディピエトロの幽霊/Ghost of Ramirez DePietro]]''' - (2)(青)2/3[[共闘]]。このターンに手札か[[ライブラリー]]から墓地に置かれたカードしか戻せない納骨蔵のワーム。（[[統率者レジェンズ]]）
−
**[[春葉の報復者/Spring-Leaf Avenger]] - (3)(緑)(緑)。クリーチャー。[[忍術]](3)(緑)も持つがパーマネントしか戻せなくなった納骨蔵のワーム。（[[神河：輝ける世界]]）
+
*'''[[ニクスの織り手/Nyx Weaver]]''' - (1)(黒)(緑)2/3。[[起動コスト]](1)(黒)(緑)と自身を[[追放]]する[[起動型能力]]として内蔵した[[クリーチャー・エンチャント]]。（[[ニクスへの旅]]）
−
**'''[[ラミレス・ディピエトロの幽霊/Ghost of Ramirez DePietro]]''' - (2)([[青マナ|青]])。[[共闘]]クリーチャー。このターンに手札か[[ライブラリー]]から墓地に置かれたカードしか戻せない納骨蔵のワーム。（[[統率者レジェンズ]]）
+
*'''[[黄金牙、タシグル/Tasigur, the Golden Fang]]''' - (5)(黒)4/5[[探査]]。起動コスト(2)(緑/青)(緑/青)の起動型能力で[[対戦相手]]が選んだカードを戻す。ただし土地だけは選択できない。（[[運命再編]]）
−
*'''[[写本裁断機/Codex Shredder]]''' - (1)。起動コスト(5)と自身を[[生け贄に捧げる]][[タップ能力]]として内蔵した[[アーティファクト]]。（[[ラヴニカへの回帰]]）
+
**'''[[神の乱/The Kami War]]''' - (1)([[白マナ|白]])(青)(黒)(赤)(緑)。[[変身]]する[[英雄譚]]の[[第2面]]である6/6[[飛行]]トランプルクリーチャー・エンチャント。起動型でなく[[攻撃]]時にタシグルの能力が[[誘発]]する。（[[神河：輝ける世界]]）
−
*'''[[ニクスの織り手/Nyx Weaver]]''' - (1)(黒)(緑)。起動コスト(1)(黒)(緑)と自身を[[追放]]する[[起動型能力]]として内蔵した[[クリーチャー・エンチャント]]。（[[ニクスへの旅]]）
+
*'''[[棲み家の防御者/Den Protector]]''' - [[表向きになったとき]]に誘発。2/1[[大変異]](1)(緑)。（[[タルキール龍紀伝]]）
−
*'''[[黄金牙、タシグル/Tasigur, the Golden Fang]]''' - (5)(黒)。[[探査]]クリーチャー。起動コスト(2)(緑/青)(緑/青)の起動型能力で[[対戦相手]]が選んだカードを戻す。ただし土地だけは選択できない。（[[運命再編]]）
+
*'''[[ムラーサの緑守り/Greenwarden of Murasa]]''' - (4)(緑)(緑)5/4。ETB能力と自身を追放する[[PIG]]能力でそれぞれ1枚ずつ戻す。（[[戦乱のゼンディカー]]）
−
**'''[[神の乱/The Kami War]]''' - (1)([[白マナ|白]])(青)(黒)(赤)(緑)。[[変身]]する[[英雄譚]]の[[第2面]]であるクリーチャー・エンチャント。起動型でなく[[攻撃]]時にタシグルの能力が[[誘発]]する。（[[神河：輝ける世界]]）
+
*'''[[髑髏蛇/Skullwinder]]''' - (2)(緑)1/3[[接死]]。ETB能力。ただし対戦相手もカードを戻せる。（[[統率者2015]]）
−
*'''[[棲み家の防御者/Den Protector]]''' - [[表向きになったとき]]に誘発。[[大変異]](1)(緑)クリーチャー。（[[タルキール龍紀伝]]）
+
*[[ゴルガリの拾売人/Golgari Findbroker]] - (黒)(黒)(緑)(緑)3/4。ETB能力。（[[ラヴニカのギルド]]）
−
*'''[[ムラーサの緑守り/Greenwarden of Murasa]]''' - (4)(緑)(緑)。クリーチャー。ETB能力と自身を追放する[[PIG]]能力でそれぞれ1枚ずつ戻す。（[[戦乱のゼンディカー]]）
+
*'''[[苦悶の侍祭/Acolyte of Affliction]]''' - (2)(黒)(緑)2/3。ETB能力。先に2枚[[切削]]する。（[[テーロス還魂記]]）  
−
*'''[[髑髏蛇/Skullwinder]]''' - (2)(緑)。クリーチャーのETB能力。ただし対戦相手もカードを戻せる。（[[統率者2015]]）
+
*[[骨塚潜み/Boneyard Lurker]] - (2)(黒)(緑)4/4。[[変容]](2)(黒/緑)(黒/緑)で誘発。（[[イコリア：巨獣の棲処]]）
−
*[[生命の力、ニッサ/Nissa, Vital Force]] - (3)(緑)(緑)。[[プレインズウォーカー]]の-3[[忠誠度能力]]。（[[カラデシュ]]）
+
*'''[[永久の証人/Timeless Witness]]''' - (2)(緑)(緑)2/1。ETB能力。[[永遠]](5)(緑)(緑)を付けて洒落とした、永遠の証人の[[リメイク]]。（[[モダンホライゾン2]]）
−
*'''[[征服者のガレオン船/Conqueror's Galleon]]''' - (4)。[[両面カード]]の[[第2面]]である土地の起動コスト(6)のタップ能力として内蔵した[[機体]]・アーティファクト。（[[イクサラン]]）
+
*[[太陽の信奉者/Disciple of the Sun]] - (4)(白)3/3[[絆魂]]。ETB能力。[[マナ総量]]3以下のパーマネントしか戻せない。（モダンホライゾン2）
−
*[[ゴルガリの拾売人/Golgari Findbroker]] - (黒)(黒)(緑)(緑)。クリーチャーのETB能力。（[[ラヴニカのギルド]]）
+
*'''[[片目のガース/Garth One-Eye]]''' - (白)(青)(黒)(赤)(緑)5/5。タップ能力で[[新たな芽吹き/Regrowth]]を(1)(緑)で1度まで唱えられる。（モダンホライゾン2）
−
*'''[[伝承の収集者、タミヨウ/Tamiyo, Collector of Tales]]''' - (2)(緑)(青)。-3[[忠誠度能力]]として内蔵した[[プレインズウォーカー]]。（[[灯争大戦]]）
+
*[[闇叫び/Gloomshrieker]] - (1)(黒)(緑)2/1[[威迫]]。クリーチャー・エンチャント。ETB能力。これは死亡すると追放される。（神河：輝ける世界）
−
*'''[[苦悶の侍祭/Acolyte of Affliction]]''' - (2)(黒)(緑)。クリーチャーのETB能力。先に2枚[[切削]]する。（[[テーロス還魂記]]）  
+
*'''[[巨大な空亀/Colossal Skyturtle]]''' - [[魂力]](2)(緑)で手札から捨てる起動型能力。[[本体]]は(4)(緑)(緑)(青)クリーチャー・エンチャント。（[[神河：輝ける世界]]）
−
*[[骨塚潜み/Boneyard Lurker]] - (2)(黒)(緑)。クリーチャー。[[変容]](2)(黒/緑)(黒/緑)で誘発。（[[イコリア：巨獣の棲処]]）
+
**'''[[樹海の幻想家、しげ樹/Shigeki, Jukai Visionary]]''' - 魂力(X)(X)(緑)(緑)で手札から捨てる起動型能力。X枚戻すが[[伝説の]]カードは不可。本体は(1)(緑)[[伝説のクリーチャー]]。（神河：輝ける世界）
−
*[[三つの季節/The Three Seasons]] - (緑)(青)。[[英雄譚]]エンチャント。第II章で[[氷雪パーマネント]]のみ2枚まで戻す。（[[カルドハイム]]）
+
*'''[[グリッサの回収者/Glissa's Retriever]]''' - (5)(緑)6/6[[速攻]][[威圧]][[毒性]]3。自身を追放するPIG能力。[[毒カウンター]]が3つ以上の対戦相手1人につき1枚ずつ戻す。（[[ファイレクシア：完全なる統一統率者デッキ]]）
−
*'''[[永久の証人/Timeless Witness]]''' - (2)(緑)(緑)。クリーチャーのETB能力。[[永遠]](5)(緑)(緑)を付けて洒落とした、永遠の証人の[[リメイク]]。（[[モダンホライゾン2]]）
+
*[[森林地の侍祭/Woodland Acolyte]] - (緑)の[[出来事]][[インスタント]]で[[ライブラリーの一番上]]に戻し、(2)(白)2/2当事者側のETB能力で1[[ドロー]]する手順分割形式。（[[エルドレインの森]]）
−
*[[太陽の信奉者/Disciple of the Sun]] - (4)(白)。クリーチャーのETB能力。[[マナ総量]]3以下のパーマネントしか戻せない。（モダンホライゾン2）
+
**その他、直接手札でなくライブラリーの一番上に戻すものは[[回収/Reclaim]]の項を
−
*'''[[片目のガース/Garth One-Eye]]''' - (白)(青)(黒)(赤)(緑)。クリーチャー。タップ能力で[[新たな芽吹き/Regrowth]]を(1)(緑)で1度まで唱えられる。（モダンホライゾン2）
+
*[[壌土造りのフォーン/Loamcrafter Faun]] - (2)(緑)3/3。ETB能力。手札から望む枚数の土地を捨て、その枚数まで土地でないパーマネントを戻す。（[[エルドレインの森統率者デッキ]]）
−
*'''[[デック・オヴ・メニー・シングズ/The Deck of Many Things]]''' - (5)。起動コスト(2)の[[タップ能力]]で20面[[サイコロ]]を振り、出目が9以下なら戻せるアーティファクト。ただし[[無作為に]]選ぶ。（[[フォーゴトン・レルム探訪]]）
+
*[[ハナグマのあさり屋/Coati Scavenger]] - (2)(緑)3/2。ETB能力。[[落魄]]4を達成している必要がある。（[[イクサラン：失われし洞窟]]）
−
*[[闇叫び/Gloomshrieker]] - (1)(黒)(緑)。クリーチャー・エンチャント。ETB能力。これは死亡すると追放される。（神河：輝ける世界）
+
*[[抜け目ない交易商人/Savvy Trader]] - (3)(緑)3/3。ETB能力。手札でなく追放領域を経由して唱えられる様にする。手札以外から唱える呪文が(1)軽くなる。（[[サンダー・ジャンクションの無法者統率者デッキ]]）
−
*'''[[巨大な空亀/Colossal Skyturtle]]''' - [[魂力]](2)(緑)で手札から捨てる起動型能力。本体は(4)(緑)(緑)(青)クリーチャー・エンチャント。（神河：輝ける世界）
+
*[[進化の証人/Evolution Witness]] - (2)(緑)2/1。これに[[+1/+1カウンター]]が置かれるたびに誘発するリメイク版。[[順応]]2-(1)(緑)。（[[モダンホライゾン3]]）
−
*'''[[グリッサの回収者/Glissa's Retriever]]''' - (5)(緑)。自身を追放するPIG能力として内蔵したクリーチャー。[[毒カウンター]]が3つ以上の対戦相手1人につき1枚ずつ戻す。（[[ファイレクシア：完全なる統一統率者デッキ]]）
+
*[[痕跡追いの斥侯/Trailtracker Scout]] - (1)(緑)1/3[[マナ・クリーチャー]]。[[積算]]8を達成するたびに誘発。（[[ブルームバロウ統率者デッキ]]）
−
*[[シャンダラーへの侵攻/Invasion of Shandalar]] - (3)(緑)(緑)[[バトル]]のETB能力。3枚まで戻す。（[[機械兵団の進軍]]）
+
*[[エルフの再生家/Elvish Regrower]] - (2)(緑)(緑)4/3。ETB能力。（[[ファウンデーションズ]]）
−
*[[森林地の侍祭/Woodland Acolyte]] - (緑)の[[出来事]][[インスタント]]として内蔵した、(2)(白)[[当事者カード]]。（[[エルドレインの森]]）
+
クリーチャーではないが、クリーチャー生成と回収を抱き合わせた呪文には、[[次元を挙げた祝賀/Planewide Celebration]]、[[菌類の再誕/Fungal Rebirth]]、[[ひと皮剥けば/Under the Skin]]がある。
−
*[[壌土造りのフォーン/Loamcrafter Faun]] - (2)(緑)。クリーチャーのETB能力。手札から望む枚数の土地を捨て、その枚数まで土地でないパーマネントを戻す。（[[エルドレインの森統率者デッキ]]）
+
−
*[[ハナグマのあさり屋/Coati Scavenger]] - (2)(緑)。クリーチャーのETB能力。[[落魄]]4を達成している必要がある。（[[イクサラン：失われし洞窟]]）
+
−
*[[抜け目ない交易商人/Savvy Trader]] - (3)(緑)。クリーチャーのETB能力。手札でなく追放領域を経由して唱えられる様にする。手札以外から唱える呪文が(1)軽くなる。（[[サンダー・ジャンクションの無法者統率者デッキ]]）
+
−
*[[進化の証人/Evolution Witness]] - (2)(緑)。クリーチャー。これに[[+1/+1カウンター]]が置かれるたびに誘発するリメイク版。[[順応]]2-(1)(緑)。（[[モダンホライゾン3]]）
+
−
*[[ヴァルハラ脱出の悪夢/The Aesir Escape Valhalla]] - (2)(緑)。英雄譚エンチャント。第I章で墓地から1枚追放し、そのマナ総量分回復、II章で+1/+1カウンターを置き、III章でこれとそれを手札に戻す。（[[アサシンクリード]]）
+
−
*[[アブスターゴ・エンターテイメント社/Abstergo Entertainment]] - 土地。起動コスト(3)とこれ自身の追放のタップ能力。[[歴史的]]なパーマネントしか戻せない。（アサシンクリード）
+
−
*[[痕跡追いの斥侯/Trailtracker Scout]] - (1)(緑)。[[マナ・クリーチャー]]。[[積算]]8を達成するたびに誘発。（[[ブルームバロウ統率者デッキ]]）
+
 
==参考==
 
==参考==
 
*[https://web.archive.org/web/20220818145211/https://magic.wizards.com/en/articles/archive/latest-developments/witnessing-creation-2004-05-14-0 Witnessing Creation(Internet Archive)]/[https://web.archive.org/web/20040531125101/http://www.hobbyjapan.co.jp/magic/articles/files/20040518_01.html 創生の証人(Internet Archive)]（Latest Developments [[2004年]]5月14日 [[Aaron Forsythe]]著）- 当時のプレビュー記事
 
*[https://web.archive.org/web/20220818145211/https://magic.wizards.com/en/articles/archive/latest-developments/witnessing-creation-2004-05-14-0 Witnessing Creation(Internet Archive)]/[https://web.archive.org/web/20040531125101/http://www.hobbyjapan.co.jp/magic/articles/files/20040518_01.html 創生の証人(Internet Archive)]（Latest Developments [[2004年]]5月14日 [[Aaron Forsythe]]著）- 当時のプレビュー記事

2024年12月5日 (木) 01:45時点における版


Eternal Witness / 永遠の証人 (１)(緑)(緑)
クリーチャー — 人間(Human) シャーマン(Shaman)

永遠の証人が戦場に出たとき、あなたの墓地にあるカード１枚を対象とする。あなたはそれをあなたの手札に戻してもよい。

2/1

フィフス・ドーンのトップアンコモン。新たな芽吹き/Regrowthを内蔵した187クリーチャー。

登場当時の基準では強力すぎるとされていた新たな芽吹き/Regrowthに、ほんの緑マナ1点を足しただけで2/1のクリーチャーがオマケに付いてきてしまった。質・量ともに確実にカード・アドバンテージが取れるうえに、パワー2でブロッカーやクロックとしても貢献できるとあって、そのコスト・パフォーマンスは驚異的。土地が詰まってしまった時に墓地からフェッチランドを戻せば、土地を伸ばせるといった小器用さもある。

クリーチャーになったおかげで、霊体の地滑り/Astral Slideや鏡割りのキキジキ/Kiki-Jiki, Mirror BreakerなどでETB能力を再利用しやすくなった。排撃/Repulseや謎めいた命令/Cryptic Commandのような、他に有効な効果を持つバウンスとは強力なシナジーを持つ。例えば排撃ならドロー、謎めいた命令ならバウンス以外の三つの効果のうち、どれか好きなものを繰り返し使うことができる（→Eternal Command）。

弱点らしい弱点はないが、強いて言えばダブルシンボルであることと、墓地からの回収に過ぎず即座に戦場やダメージレースに介入できるわけではないこと。緑マナ2点が出せなければ当然手札で腐るし、また回収した呪文を唱えるのにさらにマナ（もしくは次ターンまで待つ余裕）が必要になるため、マナ基盤が貧弱なデッキやじっくり構えているヒマがないデッキではポテンシャルを発揮しきれない場合がある。実際、エクステンデッドのアストログライドでは、流行のZooやバーンの速度に対して悠長でリスキーであるという判断から採用しない型が主流だった。

スタンダードでは、オンスロート・ブロック退陣間際の登場とあってサイクリングと組み合わさりエターナルスライドで活躍。また他にもウルザトロンや創造の標デッキなどで広く使われた。その後もエクステンデッド、モダン、エターナルとあらゆるフォーマットで活躍するパワーカードである。

関連カード

類似カード

墓地から手札に任意のカード・タイプのカードを戻す能力を持つクリーチャー。多くのカードがループを成立させにくい様に非パーマネント・カードを戻せない様に調整されている。永遠の証人同様に全てのカード・タイプから戻せるものは太字のみ。逆にインスタントかソーサリーしか戻せないものは復習/Relearnの項を、クリーチャーしか戻せないものはAdun Oakenshieldかグレイブディガー/Gravediggerの項をそれぞれ参照。

クリーチャーではないが、クリーチャー生成と回収を抱き合わせた呪文には、次元を挙げた祝賀/Planewide Celebration、菌類の再誕/Fungal Rebirth、ひと皮剥けば/Under the Skinがある。

参考

「http://mtgwiki.com/wiki/%E6%B0%B8%E9%81%A0%E3%81%AE%E8%A8%BC%E4%BA%BA/Eternal_Witness」より作成
QR Code.gif