黄金架のドラゴン/Goldspan Dragon

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2022年11月30日 (水) 13:54時点における版


Goldspan Dragon / 黄金架のドラゴン (3)(赤)(赤)
クリーチャー — ドラゴン(Dragon)

飛行、速攻
黄金架のドラゴンが攻撃するか呪文の対象になるたび、宝物(Treasure)トークン1つを生成する。
あなたがコントロールしている宝物は「(T),このアーティファクトを生け贄に捧げる:好きな色1色のマナ2点を加える。」を持つ。

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宝物生成能力と、宝物が生み出すマナを倍にする能力を持ったカルドハイムドラゴン

5マナ4/4に飛行速攻アタッカーとして十分な性能に加え、2つの誘発条件から2マナ相当の宝物を生成する事ができる。攻勢のアンカー役である事とマナ加速役である事は一見噛み合わない印象を与えるが、打ち消さない限り宝物を生成させずに対処する事は困難であり、戦場で機能し始めると強烈なテンポアドバンテージを生む。同じカルドハイムに収録されている予顕カードとは好相性で、とりわけ襲来の予測/Saw It Coming多元宇宙の警告/Behold the Multiverseとはスムーズに連動できる。

単体除去が飛んできても、それによって生成された宝物からの2マナで本体を守れるインスタント(打ち消し等)を唱える流れが容易く、そのまま殴ることでもう一度宝物を生成でき、返しのターンも隙が生まれづらい。極端に言えば、除去される事を防げずとも宝物から出た4マナでインスタントのドロー呪文を唱えて2枚目以降を引き込めば同じ流れを繰り返せるので、戦場に出てから綺麗に対処する事はかなり難しい。また、対戦相手の呪文に限定されてないので強化呪文やダメージ呪文を黄金架を対象に唱える事で極端なマナ加速を行うコンボ的な利用も可能で、総じてスタンダードレベルではかなりの性能を誇るフィニッシャー。

登場時のスタンダードでは、早くより赤単アグログルール・アドベンチャーティムール・ランプといった既存のデッキを強化した他、このカードを主軸に据えたイゼット・テンポが登場するなどが躍進している。コンボパーツとしても優秀で、ジェスカイ変容の主軸として1ターンで大量の宝物を生成している。ローテーション後は同マナ域でサイズで上回る到達持ちを生成できるレンと七番/Wrenn and Sevenというアンチカードが登場したものの、依然としてグルール・アグロラクドス・ミッドレンジイゼット・ドラゴンジェスカイ・ストームジェスカイ日向と多様なデッキで活躍する。

MTGアリーナにおける再調整


MTGアリーナ専用カード

Goldspan Dragon / 黄金架のドラゴン (3)(赤)(赤)
クリーチャー — ドラゴン(Dragon)

飛行、速攻
黄金架のドラゴンが攻撃するたび、宝物(Treasure)トークン1つを生成する。
あなたがコントロールしている宝物は「(T),このアーティファクトを生け贄に捧げる:好きな色1色のマナ2点を加える。」を持つ。

4/4


2021年12月9日、Magic: The Gathering Arenaにおいて、アルケミーの実装と同時にアルケミーとヒストリックで使用できるカードに再調整が行われた[1]。打ち消しとの組み合わせによる除去耐性の高さを引き下げるため、能力の誘発条件から「呪文の対象になるたび」が削除され下方修正された。ローテーションでスタンダードから落ちた際に再調整は解除され元の性能に戻った。

参考

  1. Alchemy Rebalancing Philosophy/アルケミーにおける再調整の理念(Daily MTG 2021年12月2日)
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