苦悶の結合/Bond of Agony
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− | 結局[[X]][[マナ]]が必要なので、[[黒]][[単色]]なら[[魂の消耗/Consume Spirit]]、他の[[色]]なら[[猛火/Blaze]]や[[死のわしづかみ/Death Grasp]]などの方が自分のライフの面で有利。しかしこれは[[対象]]を取らない上に[[ライフロス]]であり、また[[多人数戦]] | + | 結局[[X]][[マナ]]が必要なので、[[黒]][[単色]]なら[[魂の消耗/Consume Spirit]]、他の[[色]]なら[[猛火/Blaze]]や[[死のわしづかみ/Death Grasp]]などの方が自分のライフの面で有利。しかしこれは[[対象]]を取らない上に[[ライフロス]]であり、また[[多人数戦]]に有効である事も考えると、それなりに意義のある呪文である。 |
− | *[[続唱]]登場時、このカードを[[マナ・コスト]] | + | *[[続唱]]登場時、このカードを[[マナ・コスト]]を支払わずに[[唱える|唱えた]]場合でも、[[追加コスト]]としてX点を支払うことで、対戦相手のライフをX点失わせることができるのではないか、と議論になったことがある。→[[未解決問題]] |
− | ** | + | **通常の[[代替コスト]]で唱える場合はXの値を定義出来ないが、追加コストでX点のライフを払っているため、Xが定義出来る、という論理によるものである。 |
− | **その後すぐに「マナ・コストにXを含み、文章中でXの値が定義されてない呪文を、マナ・コストを支払わないで唱えるか、Xを含まない代替コストで唱えた場合、Xは0以外選べない」というルール・マネージャーによる裁定が出され、2009年7月11日の総合ルール更新で明確にルール化された。 | + | **その後すぐに「マナ・コストにXを含み、文章中でXの値が定義されてない呪文を、マナ・コストを支払わないで唱えるか、Xを含まない代替コストで唱えた場合、Xは0以外選べない」というルール・マネージャーによる裁定が出され、2009年7月11日の総合ルール更新で明確にルール化された。({{CR|107.3b}}) |
− | *[[フレイバー・テキスト]] | + | *[[フレイバー・テキスト]]はサディスティックでありマゾヒスティック。[[ラクドス教団/The Cult of Rakdos|ラクドス]]構成員の狂いっぷりをよく表している。 |
{{フレイバーテキスト|ラクドスは、犠牲者の傍らで苦痛を「味わいながら」操作を行える独自の拷問具の設計を行っている。}} | {{フレイバーテキスト|ラクドスは、犠牲者の傍らで苦痛を「味わいながら」操作を行える独自の拷問具の設計を行っている。}} | ||
==参考== | ==参考== | ||
*[[カード個別評価:ディセンション]] - [[アンコモン]] | *[[カード個別評価:ディセンション]] - [[アンコモン]] |
2022年1月14日 (金) 03:00時点における最新版
すべてのプレイヤーが等しくライフロスするX火力風呪文。相手も痛いが自分も痛い、憎悪/Hatredのようなカードである。ただし自分は一足先にライフを支払わなくてはならないため打ち消されると非常に厳しく、地震/Earthquakeなどのように悪あがきの引き分けにできない。
結局Xマナが必要なので、黒単色なら魂の消耗/Consume Spirit、他の色なら猛火/Blazeや死のわしづかみ/Death Graspなどの方が自分のライフの面で有利。しかしこれは対象を取らない上にライフロスであり、また多人数戦に有効である事も考えると、それなりに意義のある呪文である。
- フレイバー・テキストはサディスティックでありマゾヒスティック。ラクドス構成員の狂いっぷりをよく表している。
ラクドスは、犠牲者の傍らで苦痛を「味わいながら」操作を行える独自の拷問具の設計を行っている。