レンと七番/Wrenn and Seven

提供:MTG Wiki

(版間での差分)
移動: 案内, 検索
 
(7人の利用者による、間の10版が非表示)
1行: 1行:
 
{{#card:Wrenn and Seven}}
 
{{#card:Wrenn and Seven}}
  
[[本流のセット]]では初収録となる[[レン]]。ほとんどの[[忠誠度能力]]が[[土地]]に関連した[[プレインズウォーカー_(カード・タイプ)|プレインズウォーカー]]である。
+
[[本流のセット]]では初収録となる[[レン]]。ほとんどの[[忠誠度能力]]が[[土地]]に関連した[[プレインズウォーカー]]である。
  
 
;+1能力
 
;+1能力
 
:[[根囲い/Mulch]]。
 
:[[根囲い/Mulch]]。
:+0能力のための土地を[[手札]]に加えられるほか、同[[セット]]でプッシュされている[[フラッシュバック]]を墓地に仕込める可能性もある。
+
:±0能力のための土地を[[手札に加える|手札に加え]]られるほか、[[墓地]][[肥やす|肥やし]]にもなる。同[[カード・セット|セット]]に収録されている[[フラッシュバック]]や[[降霊]]とは相性が良い。
  
;+0能力
+
;±0能力
:手札の土地を望む数[[戦場]]に出す豪快な能力。既存のカードだと[[神託者への旅/Journey to the Oracle]]が近いか。
+
:[[手札]]の土地を望む数[[戦場に出す]]豪快な能力。既存のカードだと[[神託者への旅/Journey to the Oracle]]が近いか。
 
:[[タップイン]]であるためその[[ターン]]中の行動を増やすのには使えないが、-3能力で[[生成]]した[[トークン]]を一気に[[強化]]できる。
 
:[[タップイン]]であるためその[[ターン]]中の行動を増やすのには使えないが、-3能力で[[生成]]した[[トークン]]を一気に[[強化]]できる。
  
 
;-3能力
 
;-3能力
:土地分の[[P/T]]を持った[[ツリーフォーク]]を生成する。生成後も土地を置けばサイズは増加していく。
+
:土地分の[[P/T]]を持った[[ツリーフォーク]]・[[クリーチャー]]・トークンを[[生成]]する。生成後も土地が増えれば[[サイズ]]は増加していく。
:このプレインズウォーカーの主力となる能力。基本的に5/5程度の十分な[[サイズ]]を擁し、[[到達]]により飛行クリーチャー対策もバッチリ。攻防どちらでも活躍できるだろう。
+
:このプレインズウォーカーの主力となる能力。基本的に5/5程度の十分な[[サイズ]]を擁し、[[到達]]により[[飛行]]クリーチャー対策もバッチリ。攻防どちらでも活躍できるだろう。
  
 
;-8能力
 
;-8能力
 
:全ての[[パーマネント]]・カードを墓地から[[回収]]したうえで[[手札の上限]]を無くす[[紋章]]を得る。
 
:全ての[[パーマネント]]・カードを墓地から[[回収]]したうえで[[手札の上限]]を無くす[[紋章]]を得る。
 
:この能力を[[起動]]するために+1能力で土地以外の[[カード]]を墓地に溜め込んでいたはずなので、莫大な[[ハンド・アドバンテージ]]が期待できるだろう。
 
:この能力を[[起動]]するために+1能力で土地以外の[[カード]]を墓地に溜め込んでいたはずなので、莫大な[[ハンド・アドバンテージ]]が期待できるだろう。
 +
:*忠誠度がちょうど8の時に起動すると墓地に落ちたこれ自身を回収可能。
  
比較的汎用性の高いカードで、+1能力と0能力は土地の供給を加速できる。+1のカードを墓地に送る効果は一見デメリットにも思えるが、そもそも1ゲームでライブラリーを使い切る事は少ないことや、フラッシュバックや[[降霊]]との[[シナジー]]にもできるメリット面も併せ持っている。
+
比較的汎用性の高いカードで、-3能力で自衛しつつ、+1能力と±0能力で土地の供給を加速できる。即効性のある[[ボード・アドバンテージ]]獲得能力は-3能力だけだが、そのトークンも[[野生の魂、アシャヤ/Ashaya, Soul of the Wild]]や[[力線の発動/Leyline Invocation]]がそれぞれ5,6マナ域であることを思えば本体の[[マナ・コスト]]相応のサイズだと考えられ、墓地を利用しないデッキにおいても単純な[[大型クリーチャー]]+αとして活躍が期待できる。
  
登場時の[[スタンダード]]においては、緑単のデッキでは[[不自然な成長/Unnatural Growth]]と切り札の枠を二分する一枚。
+
登場時の[[スタンダード]]においては、膨大なマナを要求するフラッシュバック呪文という最高の相方、[[収穫祭の襲撃/Storm the Festival]]が存在している。しかもあちらからこのカードを呼び出すことが可能で、この2つを組み合わせた[[白緑コントロール#ゼンディカーの夜明け〜ニューカペナの街角期|セレズニア・ランプ]]が考案されている。その他、[[ストンピィ#ゼンディカーの夜明け〜ニューカペナの街角期|緑単アグロ]]で[[不自然な成長/Unnatural Growth]]と切り札の枠を二分しており、[[ステロイド/スタンダード/ゼンディカーの夜明け〜ニューカペナの街角期|グルール・アグロ]]や[[狼男 (デッキ)#イニストラード:真夜中の狩り期|グルール狼男]]にも組み込まれている。これらのデッキでは[[エシカの戦車/Esika's Chariot]]でトークンを[[コピー]]できるという[[シナジー]]を発揮する。トークンが到達を持っているため[[黄金架のドラゴン/Goldspan Dragon]]に強いという点も追い風。±0能力に着目して[[氷砕きのクラーケン/Icebreaker Kraken]]による擬似[[ロック]]もある。総じて多くの[[緑]]系デッキで活躍する強力なカードである。
 
+
{{未評価|イニストラード:真夜中の狩り}}
+
  
 
==関連カード==
 
==関連カード==
34行: 33行:
  
 
==参考==
 
==参考==
 +
*[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/card-preview/tokens-innistrad-midnight-hunt-2021-09-17 The Tokens of Innistrad: Midnight Hunt]/[https://mtg-jp.com/reading/publicity/0035443/ 『イニストラード:真夜中の狩り』のトークン]([[Daily MTG]] 2021年9月17日)
 +
*[[「1ターンに1度しか土地をプレイできない」の制限を破るカード]]
 +
*[[土地サーチカード]]
 
*[[カード個別評価:イニストラード:真夜中の狩り]] - [[神話レア]]
 
*[[カード個別評価:イニストラード:真夜中の狩り]] - [[神話レア]]

2023年1月25日 (水) 14:40時点における最新版


Wrenn and Seven / レンと七番 (3)(緑)(緑)
伝説のプレインズウォーカー — レン(Wrenn)

[+1]:あなたのライブラリーの一番上にあるカード4枚を公開する。これにより公開されたすべての土地カードをあなたの手札に加え、残りをあなたの墓地に置く。
[0]:あなたの手札にある望む枚数の土地カードをタップ状態で戦場に出す。
[-3]:到達と「このクリーチャーのパワーとタフネスはそれぞれ、あなたがコントロールしている土地の数に等しい。」を持つ緑のツリーフォーク(Treefolk)・クリーチャー・トークン1体を生成する。
[-8]:あなたの墓地にあるすべてのパーマネント・カードをあなたの手札に戻す。あなたは「あなたの手札の上限は無くなる。」を持つ紋章を得る。

5

本流のセットでは初収録となるレン。ほとんどの忠誠度能力土地に関連したプレインズウォーカーである。

+1能力
根囲い/Mulch
±0能力のための土地を手札に加えられるほか、墓地肥やしにもなる。同セットに収録されているフラッシュバック降霊とは相性が良い。
±0能力
手札の土地を望む数戦場に出す豪快な能力。既存のカードだと神託者への旅/Journey to the Oracleが近いか。
タップインであるためそのターン中の行動を増やすのには使えないが、-3能力で生成したトークンを一気に強化できる。
-3能力
土地分のP/Tを持ったツリーフォーククリーチャー・トークンを生成する。生成後も土地が増えればサイズは増加していく。
このプレインズウォーカーの主力となる能力。基本的に5/5程度の十分なサイズを擁し、到達により飛行クリーチャー対策もバッチリ。攻防どちらでも活躍できるだろう。
-8能力
全てのパーマネント・カードを墓地から回収したうえで手札の上限を無くす紋章を得る。
この能力を起動するために+1能力で土地以外のカードを墓地に溜め込んでいたはずなので、莫大なハンド・アドバンテージが期待できるだろう。
  • 忠誠度がちょうど8の時に起動すると墓地に落ちたこれ自身を回収可能。

比較的汎用性の高いカードで、-3能力で自衛しつつ、+1能力と±0能力で土地の供給を加速できる。即効性のあるボード・アドバンテージ獲得能力は-3能力だけだが、そのトークンも野生の魂、アシャヤ/Ashaya, Soul of the Wild力線の発動/Leyline Invocationがそれぞれ5,6マナ域であることを思えば本体のマナ・コスト相応のサイズだと考えられ、墓地を利用しないデッキにおいても単純な大型クリーチャー+αとして活躍が期待できる。

登場時のスタンダードにおいては、膨大なマナを要求するフラッシュバック呪文という最高の相方、収穫祭の襲撃/Storm the Festivalが存在している。しかもあちらからこのカードを呼び出すことが可能で、この2つを組み合わせたセレズニア・ランプが考案されている。その他、緑単アグロ不自然な成長/Unnatural Growthと切り札の枠を二分しており、グルール・アグログルール狼男にも組み込まれている。これらのデッキではエシカの戦車/Esika's Chariotでトークンをコピーできるというシナジーを発揮する。トークンが到達を持っているため黄金架のドラゴン/Goldspan Dragonに強いという点も追い風。±0能力に着目して氷砕きのクラーケン/Icebreaker Krakenによる擬似ロックもある。総じて多くの系デッキで活躍する強力なカードである。

[編集] 関連カード

[編集] ストーリー

相棒のツリーフォーク、六番/Sixと別れるために彼の故郷イニストラード/Innistradにやってきたレン/Wrennテフェリー/Teferiの助けも借りて、新たな相棒、七番/Sevenと出会う。

詳細はレン/Wrennを参照。

[編集] 参考

QR Code.gif