ヤヤ・バラード/Jaya Ballard
提供:MTG Wiki
(フラッシュバックとは挙動が異なるので誤解を招く。) |
|||
(8人の利用者による、間の14版が非表示) | |||
1行: | 1行: | ||
+ | {{Otheruses|[[ドミナリア]]初出の[[プレインズウォーカー (カード・タイプ)|プレインズウォーカー]]・[[カード]]|[[背景世界/ストーリー用語|ストーリー用語]]|ヤヤ・バラード/Jaya Ballard (ストーリー)}} | ||
{{#card:Jaya Ballard}} | {{#card:Jaya Ballard}} | ||
− | [[ | + | 長らくその死が噂されていた[[ヤヤ・バラード/Jaya Ballard (ストーリー)|ヤヤ/Jaya]]が、[[ドミナリア]]で[[プレインズウォーカー]]として再登場。[[忠誠度能力]]は条件付き[[マナ加速]]、[[ルーター]]、[[インスタント]]および[[ソーサリー]]の再利用を許可する[[紋章]]の獲得。 |
;1つ目の+1能力 | ;1つ目の+1能力 | ||
:[[インスタント]]か[[ソーサリー]]限定の[[発熱の儀式/Pyretic Ritual]]。 | :[[インスタント]]か[[ソーサリー]]限定の[[発熱の儀式/Pyretic Ritual]]。 | ||
+ | :この[[カード]]の中核となる忠誠度能力。制限が付く分、生み出すマナの量は[[赤マナ]]3点と大盤振る舞い。[[戦場に出す|戦場に出した]]直後にこのマナを有効活用できれば、差し引き2マナで[[唱える|唱えた]]ことになり、[[テンポ・アドバンテージ]]も大きく稼げる。言うまでもないことだが、このマナをいかに有効活用できるかがこのカードの肝となる。 | ||
+ | :*同時収録、かつ彼女の[[呪文]]である[[火による戦い/Fight with Fire]]とは高相性。そのまま唱えられるのはもちろん、順当に行けば次の[[ターン]]で[[キッカー]]して唱えられる。 | ||
;2つ目の+1能力 | ;2つ目の+1能力 | ||
− | : | + | :最大3枚まで[[手札]]を入れ替えられる、[[赤]]式ルーター。 |
+ | :[[ハンド・アドバンテージ]]こそ得られないが、一度に3枚も入れ替えられるため、常に新鮮な、そして影響力の強い手札を保持できる。1つ目の+1能力のマナの使い道がないときはこちらを[[起動]]し、-8能力の布石を打ちつつ手札を整えたい。例によって[[墓地]]利用手段や[[マッドネス]]などとの相性も抜群。 | ||
;-8能力 | ;-8能力 | ||
− | : | + | :墓地にあるインスタントおよびソーサリー・カードの再利用を許可する紋章の獲得。 |
+ | :[[炎の中の過去/Past in Flames]]の永続版と言ったところで、多大な[[アドバンテージ]]をもたらしてくれる強力な奥義。墓地の[[火力]]を順次撃ち込んでいけばそのまま[[ゲーム]]を終わらせられるだろう。 | ||
− | {{ | + | 炎の魔術師として名を馳せた彼女だが、今回のカード化では[[特務魔道士/Task Mage]](雇われ魔道士)としての彼女の生き様を反映してか、忠誠度能力はその使い道を[[プレイヤー|雇い主]]に委ねるものばかり。赤のプレインズウォーカーとしては珍しく、盤面はおろか[[対戦相手]]の[[ライフ]]にすら干渉しない非常にピーキーな一枚。[[トリプルシンボル]]の[[色拘束]]もあり、かなり赤が濃く、なおかつ[[バーン]]のようなインスタントやソーサリーに比重をおいた[[デッキ]]でないとまともに扱えないが、翻ってそれらのデッキではこれ以上ないほど優秀なサポーターになってくれる。 |
+ | |||
+ | 登場時点の[[スタンダード]][[環境]]の赤のデッキは[[アグロ]]系デッキが多数派で、前述したとおりバーン系の有力なデッキが成立しなければそもそもこれを採用する意義は薄い。赤の後輩プレインズウォーカーであり、汎用性に富む[[反逆の先導者、チャンドラ/Chandra, Torch of Defiance]]が同居しているのも逆風。活躍できるか否かは今後の環境次第と言ったところか。 | ||
+ | |||
+ | ==関連カード== | ||
+ | {{キャラクターを表すカード/ヤヤ・バラード}} | ||
==ストーリー== | ==ストーリー== | ||
18行: | 28行: | ||
==参考== | ==参考== | ||
+ | *[https://www.facebook.com/media/set/?set=a.10160186832600307.1073741943.201120755306&type=3 Legends of Dominaria]/[https://www.facebook.com/pg/MagicTheGathering.jp/photos/?tab=album&album_id=2127876447230013 ドミナリアの伝説たち] | ||
+ | *[[トリプルシンボルカード]] | ||
+ | *[[マナを生み出すがマナ能力でないカード]] | ||
*[[カード個別評価:ドミナリア]] - [[神話レア]] | *[[カード個別評価:ドミナリア]] - [[神話レア]] | ||
+ | *[[Secret Lair Drop Series/2022年#In Memoriam: Jaya Ballard|Secret Lair Drop Series: In Memoriam: Jaya Ballard]] | ||
+ | *[[Ravnica Allegiance Mythic Edition]] |
2022年9月24日 (土) 21:50時点における最新版
伝説のプレインズウォーカー — ヤヤ(Jaya)
[+1]:(赤)(赤)(赤)を加える。このマナは、インスタントかソーサリーである呪文を唱えるためにのみ使用できる。
[+1]:カード最大3枚を捨て、その後その枚数に等しい枚数のカードを引く。
[-8]:あなたは「あなたはあなたの墓地からインスタント呪文とソーサリー呪文を唱えてもよい。これにより唱えた呪文があなたの墓地に置かれるなら、代わりにそれを追放する。」を持つ紋章を得る。
長らくその死が噂されていたヤヤ/Jayaが、ドミナリアでプレインズウォーカーとして再登場。忠誠度能力は条件付きマナ加速、ルーター、インスタントおよびソーサリーの再利用を許可する紋章の獲得。
- 1つ目の+1能力
- インスタントかソーサリー限定の発熱の儀式/Pyretic Ritual。
- このカードの中核となる忠誠度能力。制限が付く分、生み出すマナの量は赤マナ3点と大盤振る舞い。戦場に出した直後にこのマナを有効活用できれば、差し引き2マナで唱えたことになり、テンポ・アドバンテージも大きく稼げる。言うまでもないことだが、このマナをいかに有効活用できるかがこのカードの肝となる。
- 同時収録、かつ彼女の呪文である火による戦い/Fight with Fireとは高相性。そのまま唱えられるのはもちろん、順当に行けば次のターンでキッカーして唱えられる。
- 2つ目の+1能力
- 最大3枚まで手札を入れ替えられる、赤式ルーター。
- ハンド・アドバンテージこそ得られないが、一度に3枚も入れ替えられるため、常に新鮮な、そして影響力の強い手札を保持できる。1つ目の+1能力のマナの使い道がないときはこちらを起動し、-8能力の布石を打ちつつ手札を整えたい。例によって墓地利用手段やマッドネスなどとの相性も抜群。
- -8能力
- 墓地にあるインスタントおよびソーサリー・カードの再利用を許可する紋章の獲得。
- 炎の中の過去/Past in Flamesの永続版と言ったところで、多大なアドバンテージをもたらしてくれる強力な奥義。墓地の火力を順次撃ち込んでいけばそのままゲームを終わらせられるだろう。
炎の魔術師として名を馳せた彼女だが、今回のカード化では特務魔道士/Task Mage(雇われ魔道士)としての彼女の生き様を反映してか、忠誠度能力はその使い道を雇い主に委ねるものばかり。赤のプレインズウォーカーとしては珍しく、盤面はおろか対戦相手のライフにすら干渉しない非常にピーキーな一枚。トリプルシンボルの色拘束もあり、かなり赤が濃く、なおかつバーンのようなインスタントやソーサリーに比重をおいたデッキでないとまともに扱えないが、翻ってそれらのデッキではこれ以上ないほど優秀なサポーターになってくれる。
登場時点のスタンダード環境の赤のデッキはアグロ系デッキが多数派で、前述したとおりバーン系の有力なデッキが成立しなければそもそもこれを採用する意義は薄い。赤の後輩プレインズウォーカーであり、汎用性に富む反逆の先導者、チャンドラ/Chandra, Torch of Defianceが同居しているのも逆風。活躍できるか否かは今後の環境次第と言ったところか。
[編集] 関連カード
- 特務魔道士ヤヤ・バラード/Jaya Ballard, Task Mage
- ヤヤ・バラード/Jaya Ballard
- 敬慕される炎魔道士、ヤヤ/Jaya, Venerated Firemage
- 焦熱の交渉人、ヤヤ/Jaya, Fiery Negotiator
[編集] ストーリー
詳細はヤヤ・バラード/Jaya Ballard (ストーリー)を参照。
[編集] 参考
- Legends of Dominaria/ドミナリアの伝説たち
- トリプルシンボルカード
- マナを生み出すがマナ能力でないカード
- カード個別評価:ドミナリア - 神話レア
- Secret Lair Drop Series: In Memoriam: Jaya Ballard
- Ravnica Allegiance Mythic Edition