ジャッジメント
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*[[狡猾な願い/Cunning Wish]]:[[インスタント]]の願いカード。特に[[世界選手権02]]で優勝した[[サイカトグ]]、[[世界選手権03]]で優勝した[[ウェイク]]にて大きな役割を果たした。 | *[[狡猾な願い/Cunning Wish]]:[[インスタント]]の願いカード。特に[[世界選手権02]]で優勝した[[サイカトグ]]、[[世界選手権03]]で優勝した[[ウェイク]]にて大きな役割を果たした。 | ||
*[[燃え立つ願い/Burning Wish]]:[[ソーサリー]]の願いカード。2マナという軽さを活かして[[エクステンデッド]]環境や[[エターナル]]環境でのソーサリーコンボを発展させた。 | *[[燃え立つ願い/Burning Wish]]:[[ソーサリー]]の願いカード。2マナという軽さを活かして[[エクステンデッド]]環境や[[エターナル]]環境でのソーサリーコンボを発展させた。 | ||
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− | *[[陰謀団式療法/Cabal Therapy]]:[[エターナル]]環境でも使用される優良[[手札破壊 | + | *[[陰謀団式療法/Cabal Therapy]]:[[エターナル]]環境でも使用される優良[[手札破壊]]。主に[[思考囲い/Thoughtseize]]や[[強迫/Duress]]と併用する。 |
− | *[[世界喰らいのドラゴン/Worldgorger Dragon]] | + | *[[世界喰らいのドラゴン/Worldgorger Dragon]]:[[ナイトメア能力]]を利用した[[無限コンボ]]デッキ「[[ワールドゴージャー]]」のキーカード。[[レガシー]]環境にて1ターンキル率が20%を優に超えると言われ、それでなくとも2、3ターン以内に安定してコンボを成立させることが可能であったため、そんなカードが許されるわけもなく禁止カードに指定された。 |
また、かつては「緑はジン4枚から」と言われた[[アーニーゲドン]]のエース、[[アーナム・ジン/Erhnam Djinn]]が再録されたが、ほとんど使用されることはなかった。アンコモンの[[幻影のケンタウロス/Phantom Centaur]]の方がよっぽど強かったため昔と現在のカードを比較した時のパワーインフレの例としてしばしば挙げられる。 | また、かつては「緑はジン4枚から」と言われた[[アーニーゲドン]]のエース、[[アーナム・ジン/Erhnam Djinn]]が再録されたが、ほとんど使用されることはなかった。アンコモンの[[幻影のケンタウロス/Phantom Centaur]]の方がよっぽど強かったため昔と現在のカードを比較した時のパワーインフレの例としてしばしば挙げられる。 | ||
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*今セットから日本語版[[マジック:ザ・ギャザリング|マジック]]の翻訳者が[[進藤欣也]]に変更された。変更による影響からか、[[幻影のケンタウロス/Phantom Centaur|ケンタウロス]]や[[寄生牙のベヒモス/Wormfang Behemoth|ベヒモス]]、「[[吠え裂きアヌーリッド/Anurid Barkripper|+2/+2を得る]]」など、[[テンプレート]]に沿っていない訳がずいぶん見受けられる。 | *今セットから日本語版[[マジック:ザ・ギャザリング|マジック]]の翻訳者が[[進藤欣也]]に変更された。変更による影響からか、[[幻影のケンタウロス/Phantom Centaur|ケンタウロス]]や[[寄生牙のベヒモス/Wormfang Behemoth|ベヒモス]]、「[[吠え裂きアヌーリッド/Anurid Barkripper|+2/+2を得る]]」など、[[テンプレート]]に沿っていない訳がずいぶん見受けられる。 | ||
− | *当時、慎重に[[スポイラーリスト|スポイラー]]を公開する方針であったにもかかわらず、発売のかなり前から[[Magic Online]] | + | *当時、慎重に[[スポイラーリスト|スポイラー]]を公開する方針であったにもかかわらず、発売のかなり前から[[Magic Online]]にてフルスポイラーが流出してしまった<ref>[http://magic.wizards.com/en/articles/archive/feature/what-card-leak-2002-05-01 "What Card Leak?"]/[http://web.archive.org/web/20041211010105/http://wizards.com/default.asp?x=sideboard/jpfeature/20020518b 「カード流出が何だって?」(Web Archive)](Feature 2002年5月1日)</ref>。 |
*'''Judgement'''(イギリス英語)でも間違いでないが、エキスパンション名としては『'''Judgment'''』(アメリカ英語)が公式。 | *'''Judgement'''(イギリス英語)でも間違いでないが、エキスパンション名としては『'''Judgment'''』(アメリカ英語)が公式。 | ||
**ちなみに[[最後の裁き/Final Judgment]]などの[[カード名]]も、すべて「Judgment」が使われている。({{WHISPER検索/カード名|Judgment}}、{{WHISPER検索/カード名|Judgement}}) | **ちなみに[[最後の裁き/Final Judgment]]などの[[カード名]]も、すべて「Judgment」が使われている。({{WHISPER検索/カード名|Judgment}}、{{WHISPER検索/カード名|Judgement}}) | ||
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+ | *[https://magic.wizards.com/ja/game-info/products/card-set-archive/judgment ジャッジメント](マジック英語公式日本語版 セット特設サイト) | ||
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==参考== | ==参考== | ||
+ | *[http://whisper.wisdom-guild.net/cardlist/judgment/ カードリスト](Wisdom Guild) | ||
*[[カード個別評価:ジャッジメント]] | *[[カード個別評価:ジャッジメント]] | ||
*[[Judgment]] (小説) | *[[Judgment]] (小説) | ||
*[[カードセット一覧]] | *[[カードセット一覧]] | ||
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− | + | **[[第7版]] | |
− | + | **[[オデッセイ・ブロック]]([[オデッセイ]] - [[トーメント]] - [[ジャッジメント]]) | |
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[[Category:エキスパンション|しやつしめんと]] | [[Category:エキスパンション|しやつしめんと]] |
2021年12月21日 (火) 19:51時点における最新版
ジャッジメント/Judgment | |
シンボル | 天秤 |
略号 | JU, JUD |
コードネーム | Carbon |
発売日 | 日:2002年5月24日 |
セット枚数 | 全143種類 |
ジャッジメント/Judgmentは、オデッセイ・ブロックの2番目の小型エキスパンション。日本では2002年5月24日に発売された。意味は「審判」。
目次 |
[編集] 概要
黒偏重だったトーメントとのバランスを取るため、今セットでは白と緑のカードが多く、黒のカードが少ない。
新メカニズムは願いや幻影、インカーネーション、代言者がある。特にウィッシュボード戦略を可能とした願いサイクルの中でも、青と赤の願いは環境に大きな影響を与えた。
- 狡猾な願い/Cunning Wish:インスタントの願いカード。特に世界選手権02で優勝したサイカトグ、世界選手権03で優勝したウェイクにて大きな役割を果たした。
- 燃え立つ願い/Burning Wish:ソーサリーの願いカード。2マナという軽さを活かしてエクステンデッド環境やエターナル環境でのソーサリーコンボを発展させた。
他にジャッジメントを代表するカードとして以下が挙げられる。
- 不可思議/Wonder:インカーネーション最強カード。主に青緑ビートダウンに搭載され、6/6ワーム・トークンが飛行を得て殴る様子は圧巻であった。スタンダード環境だけでなくエクステンデッド環境でも暴れまわった。
- 陰謀団式療法/Cabal Therapy:エターナル環境でも使用される優良手札破壊。主に思考囲い/Thoughtseizeや強迫/Duressと併用する。
- 世界喰らいのドラゴン/Worldgorger Dragon:ナイトメア能力を利用した無限コンボデッキ「ワールドゴージャー」のキーカード。レガシー環境にて1ターンキル率が20%を優に超えると言われ、それでなくとも2、3ターン以内に安定してコンボを成立させることが可能であったため、そんなカードが許されるわけもなく禁止カードに指定された。
また、かつては「緑はジン4枚から」と言われたアーニーゲドンのエース、アーナム・ジン/Erhnam Djinnが再録されたが、ほとんど使用されることはなかった。アンコモンの幻影のケンタウロス/Phantom Centaurの方がよっぽど強かったため昔と現在のカードを比較した時のパワーインフレの例としてしばしば挙げられる。
Olle Rådeのインビテーショナルカードである森を護る者/Sylvan Safekeeperが収録されたが、カードパワーが控えめだったこともあり、ほとんど使用されることはなかった。
多色カードは緑白の組み合わせのみ4種類作られており、その全てがトーナメントで使用されるというポテンシャルを誇る。特にミラーリの目覚め/Mirari's Wakeはスタンダードやオデッセイ・ブロック構築でそのパワーを見せつけ、エクステンデッドでも猛威を振るった。また、土地も緑白関連のもののみが3種類登場している。
- 今セットから日本語版マジックの翻訳者が進藤欣也に変更された。変更による影響からか、ケンタウロスやベヒモス、「+2/+2を得る」など、テンプレートに沿っていない訳がずいぶん見受けられる。
- 当時、慎重にスポイラーを公開する方針であったにもかかわらず、発売のかなり前からMagic Onlineにてフルスポイラーが流出してしまった[1]。
- Judgement(イギリス英語)でも間違いでないが、エキスパンション名としては『Judgment』(アメリカ英語)が公式。
- ちなみに最後の裁き/Final Judgmentなどのカード名も、すべて「Judgment」が使われている。(カード名を「Judgment」で検索、カード名を「Judgement」で検索)
[編集] テーマデッキ
[編集] パッケージ・イラスト
[編集] デザイン
デザイン・チーム | Brian Tinsman (lead) |
Mike Elliott | |
Richard Garfield | |
Bill Rose | |
Mark Rosewater | |
デベロップ・チーム | Randy Buehler (lead) |
William Jockusch (lead) | |
Mike Elliott | |
Joe Hauck | |
Paul Barclay | |
貢献 | Worth Wollpert |
Mike Donais | |
Brian Schneider | |
アート・ディレクター | Jeremy Cranford |
Dana Knutson |
[編集] 関連リンク
- ジャッジメント(マジック英語公式日本語版 セット特設サイト)
- ↑ "What Card Leak?"/「カード流出が何だって?」(Web Archive)(Feature 2002年5月1日)
[編集] 参考
- カードリスト(Wisdom Guild)
- カード個別評価:ジャッジメント
- Judgment (小説)
- カードセット一覧
- インベイジョン・ブロック(インベイジョン - プレーンシフト - アポカリプス)
- 第7版
- オデッセイ・ブロック(オデッセイ - トーメント - ジャッジメント)
- オンスロート・ブロック(オンスロート - レギオン - スカージ)
- 第8版