世界を壊すもの/World Breaker

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[[唱える|唱えた]]ときに[[アーティファクト]]か[[エンチャント]]か[[土地]]を[[追放]]する[[エルドラージ]]。[[到達]]と、[[無色マナ]]を使って[[墓地]]から[[手札]]に戻る[[起動型能力]]も持っている。
 
  
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[[ウギンの聖域/Sanctum of Ugin]]による[[サーチ]][[誘発条件]]・サーチ先どちらにも対応している点も便利で、1枚[[挿す|挿し]]の選択肢も考えられる。[[エルドラージ (デッキ)|エルドラージ・ランプ]]の中堅として期待がかかる。
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墓地から手札に戻す起動型能力は若干[[起動コスト]]が[[重い]]が、[[ランプ]]戦略で余りがちな[[マナ]]と土地を有効活用できるため悪くない選択肢。手元の[[フィニッシャー]]を全て対処されてしまい弾切れになるという、ランプ対[[コントロールデッキ]]の負けパターンの1つを潰し、粘り強い戦いを可能にしてくれる。
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[[スタンダード]]では[[エルドラージ (デッキ)#タルキール覇王譚ブロック+マジック・オリジン+戦乱のゼンディカー・ブロック期|エルドラージ・ランプ]]において、ウラモグや[[精霊龍、ウギン/Ugin, the Spirit Dragon]]まで繋ぐ中堅として採用される。[[ウギンの聖域/Sanctum of Ugin]][[コジレックの帰還/Kozilek's Return]][[誘発条件]]を満たせることや、各種[[龍王/Dragonlord]]や[[風番いのロック/Wingmate Roc]]といった有力な[[飛行]][[フィニッシャー]]に強いことも追い風。また、ウギンの聖域の[[サーチ]]先に対応している点も便利で、1枚[[挿す|挿し]]の選択肢も考えられる。
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[[モダン]]では[[エルドラージ_(デッキ)#赤緑|赤緑エルドラージ]]で採用されていたが、[[ウギンの目/Eye of Ugin]]が禁止されて以降は7マナという欠点が目立ち、通常のエルドラージ系デッキでの採用例は極端に減った。しかし緑系[[ウルザトロン#モダン|ウルザトロン]]で[[メインデッキ]]から使える汎用性のある[[ミラーマッチ]]対策という役割を見出され、そちらでの採用機会はしばしばある。[[緑単トロン#モダン|緑単トロン]]がデッキタイプとして確立した後も引き続き採用されている。なお、[[ウルザランド]]を使用しているエルドラージ系デッキである[[エルドラージ・トロン]]は事実上[[無色]]デッキであり、これの採用は稀である。
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*{{Gatherer|id=408752}}の背景には[[Zendikar Expeditions]]版の[[神聖なる泉/Hallowed Fountain]]({{Gatherer|id=405100}})が写っている。
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*[[特性定義能力]]→唱えることに関する能力→[[常在型能力]]→([[誘発型能力]])→起動型能力、という[[ルール文章]]の表記順の関係上、到達が見落としやすい位置に存在しているため、誤って[[フライヤー]]で[[攻撃]]したりしないように注意。
  
 
==参考==
 
==参考==
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*[[土地破壊カード]]
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*[[墓地にある間に機能する能力を持つカード]]
 
*[[コジレック/Kozilek]]([[背景世界/ストーリー用語]])
 
*[[コジレック/Kozilek]]([[背景世界/ストーリー用語]])
 
*[[カード個別評価:ゲートウォッチの誓い]] - [[神話レア]]
 
*[[カード個別評価:ゲートウォッチの誓い]] - [[神話レア]]
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*[[カード個別評価:ジャンプスタート2022]] - [[神話レア]]
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*[[カード個別評価:エクスプローラー・アンソロジー2]] - [[神話レア]]

2023年7月22日 (土) 17:51時点における最新版


World Breaker / 世界を壊すもの (6)(緑)
クリーチャー — エルドラージ(Eldrazi)

欠色(このカードは無色である。)
あなたがこの呪文を唱えたとき、アーティファクト1つかエンチャント1つか土地1つを対象とし、それを追放する。
到達
(2)(◇),土地を1つ生け贄に捧げる:あなたの墓地から世界を壊すものをあなたの手札に戻す。((◇)は無色マナを表す。)

5/7

唱えたときに追放忍び寄るカビ/Creeping Mold誘発する欠色エルドラージ到達と、墓地から手札戻る起動型能力も持っている。

忍び寄るカビ効果を4マナと見積もっても3マナで5/7が付随する計算になり、コスト・パフォーマンスは非常に高い。一回り小さくなった絶え間ない飢餓、ウラモグ/Ulamog, the Ceaseless Hungerといった性能で、唱えただけで最低でも土地を1つ追放できるため、ほぼ確実にボード・アドバンテージを得られる点が優秀。搭載歩行機械/Hangarback Walkerなどの厄介なPIG能力持ちや各種エンチャントメインデッキから対処できるのも見逃せない。戦場に出てからの5/7到達というのも脅威のサイズであり、単体でこれを突破できるクリーチャーはほとんどいない。

墓地から手札に戻す起動型能力は若干起動コスト重いが、ランプ戦略で余りがちなマナと土地を有効活用できるため悪くない選択肢。手元のフィニッシャーを全て対処されてしまい弾切れになるという、ランプ対コントロールデッキの負けパターンの1つを潰し、粘り強い戦いを可能にしてくれる。

スタンダードではエルドラージ・ランプにおいて、ウラモグや精霊龍、ウギン/Ugin, the Spirit Dragonまで繋ぐ中堅として採用される。ウギンの聖域/Sanctum of Uginコジレックの帰還/Kozilek's Return誘発条件を満たせることや、各種龍王/Dragonlord風番いのロック/Wingmate Rocといった有力な飛行フィニッシャーに強いことも追い風。また、ウギンの聖域のサーチ先に対応している点も便利で、1枚挿しの選択肢も考えられる。

モダンでは赤緑エルドラージで採用されていたが、ウギンの目/Eye of Uginが禁止されて以降は7マナという欠点が目立ち、通常のエルドラージ系デッキでの採用例は極端に減った。しかし緑系ウルザトロンメインデッキから使える汎用性のあるミラーマッチ対策という役割を見出され、そちらでの採用機会はしばしばある。緑単トロンがデッキタイプとして確立した後も引き続き採用されている。なお、ウルザランドを使用しているエルドラージ系デッキであるエルドラージ・トロンは事実上無色デッキであり、これの採用は稀である。

[編集] 参考

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