炬火のチャンドラ/Chandra, the Firebrand

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''WHISPERのルール文章は最新の[[オラクル]]に未対応です。+1[[忠誠度能力]]の「クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体かプレイヤー1人を対象とする」は「[[任意の対象|1つを対象とする]]」に読み替えてください。-6忠誠度能力の「クリーチャーやプレインズウォーカーやプレイヤーを最大6つまで対象とする」は「最大6つを対象とする」に読み替えてください。''
  
[[基本セット2012]]で登場した3種類目の[[チャンドラ]]。[[能力]]は[[単体火力]]、[[呪文]]の[[コピー]]、[[全体火力]]。
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[[基本セット2012]]で登場した3種類目の[[チャンドラ]]。[[忠誠度能力]]は[[単体火力]]、[[呪文]]の[[コピー]]、[[全体火力]]。
  
 
;+1能力
 
;+1能力
:[[ティム]]と同じ1点[[火力]]。歴代の[[チャンドラ]]の1番目の能力と比べるとずいぶん使いやすくなったが、[[ボードコントロール]]性能はあくまで最低限のもの。[[環境]]にどれだけ[[タフネス]]1の[[クリーチャー]]が存在するかで大きく評価の変わる能力と言える。クリーチャーではないため[[バジリスクの首輪/Basilisk Collar]]などで[[接死]]を付与して除去力を増す事ができないのは残念なところ。
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:[[任意の対象]]への1点[[火力]]
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:歴代の[[チャンドラ]]の1番目の[[能力]]と比べるとずいぶん使いやすくなったが、[[ボードコントロール]]性能はあくまで最低限のもの。[[環境]]にどれだけ[[タフネス]]1の[[クリーチャー]]が存在するかで大きく評価の変わる能力と言える。クリーチャーではないため[[バジリスクの首輪/Basilisk Collar]]などで[[接死]]を付与して除去力を増す事ができないのは残念なところ。
 
:幸いにして、[[基本セット2012]]では[[タフネス]]1の[[クリーチャー]]や[[イリュージョン]]が多く、その一方で[[システムクリーチャー]]に継続して触れるカードが少ない。そのため、[[リミテッド]]などでは非常に役立つ能力である。
 
:幸いにして、[[基本セット2012]]では[[タフネス]]1の[[クリーチャー]]や[[イリュージョン]]が多く、その一方で[[システムクリーチャー]]に継続して触れるカードが少ない。そのため、[[リミテッド]]などでは非常に役立つ能力である。
  
 
;-2能力
 
;-2能力
:[[余韻/Reverberate]]に似た呪文のコピー。[[起動]]に[[マナ]]が要らないので、[[唱える]]ためのマナを余す必要がある余韻と比べても極めて使い易くなっている。[[赤]]い[[デッキ]]で単純に火力を倍化してもよいが、[[シングルシンボル]]による[[タッチ]]のしやすさを活かし、他の[[色]]の強力な[[呪文]]と組み合わせることもできる。20点[[ダメージ]]を与えられる[[ソリンの復讐/Sorin's Vengeance]]などが候補か。
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:のちの[[二倍詠唱/Doublecast]]相当の、呪文のコピー。当時のカードでは[[余韻/Reverberate]]が近かった。
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:[[起動]]に[[マナ]]が要らないので、[[唱える]]ためのマナを余す必要がある余韻と比べても極めて使い易くなっている。[[赤]]い[[デッキ]]で単純に火力を倍化してもよいが、[[シングルシンボル]]による[[タッチ]]のしやすさを活かし、他の[[色]]の強力な[[呪文]]と組み合わせることもできる。20点[[ダメージ]]を与えられる[[ソリンの復讐/Sorin's Vengeance]]などが候補か。
 
:*この能力自身は対象を取らないため、余韻と違い元の呪文が打ち消されていても[[最後の情報]]を元にコピーを作ることができる。
 
:*この能力自身は対象を取らないため、余韻と違い元の呪文が打ち消されていても[[最後の情報]]を元にコピーを作ることができる。
 
:*[[電位の負荷/Volt Charge]]といった[[増殖]]付き呪文をコピーすると、2回の増殖を行えるため、[[忠誠度]]が3以上の状態から-2能力を使えば、結果的に忠誠度は減らない。
 
:*[[電位の負荷/Volt Charge]]といった[[増殖]]付き呪文をコピーすると、2回の増殖を行えるため、[[忠誠度]]が3以上の状態から-2能力を使えば、結果的に忠誠度は減らない。
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;-6能力
 
;-6能力
:最大6つの[[対象]]に撃てる6点火力。[[ビートダウン (デッキ)|ビートダウン]]相手はもちろん、タイタン・[[サイクル]]など多くの[[フィニッシャー]]も[[焼く|焼き]]払えるため、[[コントロール (デッキ)|コントロール]]相手にも無駄になりにくい。もっとも、チャンドラ自身を忠誠度6まで守りきれる状況では、この能力の[[効果]]が薄い場合も多い。
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:最大6つの[[対象]]に撃てる6点火力。
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:[[ビートダウンデッキ]]相手はもちろん、[[太陽のタイタン/Sun Titan|タイタン・サイクル]]など多くの[[フィニッシャー]]も[[焼く|焼き]]払えるため、[[コントロールデッキ]]相手にも無駄になりにくい。もっとも、チャンドラ自身を忠誠度6まで守りきれる状況では、この能力の[[効果]]が薄い場合も多い。
 
:*[[割り振る|割り振り]]火力ではなく、選んだ対象全てに6点ずつの[[ダメージ]]を[[与える]]。
 
:*[[割り振る|割り振り]]火力ではなく、選んだ対象全てに6点ずつの[[ダメージ]]を[[与える]]。
:*[[最下層民/Pariah]]をつけた[[ぬいぐるみ人形/Stuffy Doll]]を[[コントロール (ルール用語)|コントロール]]していれば、[[対戦相手]]とぬいぐるみ人形とあなたを対象に取ることで、合計18点のダメージが相手に飛んで行く。忠誠度を伸ばすために使う+1能力のダメージも合わせるとゲームエンド。
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:*[[最下層民/Pariah]]を[[つけ]]た[[ぬいぐるみ人形/Stuffy Doll]]を[[コントロール]]していれば、[[対戦相手]]とぬいぐるみ人形とあなたを対象に取ることで、合計18点のダメージが相手に飛んで行く。忠誠度を伸ばすために使う+1能力のダメージも合わせるとゲームエンド。
  
過去2体のチャンドラと比べると、最も[[軽い|軽く]]、[[色拘束]]も薄く、能力も使いやすくなっている。登場時の[[スタンダード]]環境には強力な赤の4マナ[[プレインズウォーカー (カード・タイプ)|プレインズウォーカー]]、[[槌のコス/Koth of the Hammer]]がいるが、あちらはビートダウン・[[単色デッキ]]向け、こちらはコントロール・[[多色デッキ]]向けと異なる性格になっており、差別化はしやすい。
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過去2体のチャンドラと比べると、最も[[軽い|軽く]]、[[色拘束]]も薄く、能力も使いやすくなっている。登場時の[[スタンダード]]環境には強力な赤の4マナ[[プレインズウォーカー]]、[[槌のコス/Koth of the Hammer]]がいるが、あちらはビートダウン・[[単色デッキ]]向け、こちらはコントロール・[[多色デッキ]]向けと異なる性格になっており、差別化はしやすい。
 
*初のシングルシンボルのプレインズウォーカーである。
 
*初のシングルシンボルのプレインズウォーカーである。
*炬火とはたいまつの火、またはかがり火のこと。これまでのチャンドラよりも火勢が落ち着いているイメージか。ちなみに、「Firebrand」は「煽動者」との意味合いも持つ。
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*炬火(きょか)とはたいまつの火、またはかがり火のこと。これまでのチャンドラよりも火勢が落ち着いているイメージか。ちなみに、「Firebrand」は「煽動者」との意味合いも持つ。
  
 
==関連カード==
 
==関連カード==
*[[チャンドラ・ナラー/Chandra Nalaar]]
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{{キャラクターを表すカード/チャンドラ・ナラー}}
*[[燃え立つチャンドラ/Chandra Ablaze]]
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*[[紅蓮の達人チャンドラ/Chandra, Pyromaster]]
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===サイクル===
 
===サイクル===
 
{{サイクル/基本セット2012のプレインズウォーカー}}
 
{{サイクル/基本セット2012のプレインズウォーカー}}
 
 
{{サイクル/基本セット2013のプレインズウォーカー}}
 
{{サイクル/基本セット2013のプレインズウォーカー}}
  
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==参考==
 
==参考==
*[http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/td/149 Ten Mind-Blowing, Head-Turning Bullets on Chandra, the Firebrand]/[http://mtg-jp.com/reading/translated/001754/ 日本語訳][[WotC]][[Mike Flores]]
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*[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/top-decks/ten-mind-blowing-head-turning-bullets-chandra-firebrand-2011-06-30 Ten Mind-Blowing, Head-Turning Bullets on Chandra, the Firebrand]/[https://mtg-jp.com/reading/translated/0003972/ 刺激的で魅力的な《炬火のチャンドラ》10の秘密](Top Decks [[2011年]]6月30日 [[Mike Flores]]著)
 
*[[コピーカード]]
 
*[[コピーカード]]
 
*[[カード個別評価:基本セット2013]] - [[神話レア]]
 
*[[カード個別評価:基本セット2013]] - [[神話レア]]
 
*[[カード個別評価:基本セット2012]] - [[神話レア]]
 
*[[カード個別評価:基本セット2012]] - [[神話レア]]
 
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2024年9月21日 (土) 05:54時点における最新版


Chandra, the Firebrand / 炬火のチャンドラ (3)(赤)
伝説のプレインズウォーカー — チャンドラ(Chandra)

[+1]:クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体かプレイヤー1人を対象とする。炬火のチャンドラはそれに1点のダメージを与える。
[-2]:このターン、あなたが次にインスタント呪文かソーサリー呪文を唱えたとき、その呪文をコピーする。あなたはそのコピーの新しい対象を選んでもよい。
[-6]:クリーチャーやプレインズウォーカーやプレイヤーを最大6つまで対象とする。炬火のチャンドラはそれらにそれぞれ6点のダメージを与える。

3

WHISPERのルール文章は最新のオラクルに未対応です。+1忠誠度能力の「クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体かプレイヤー1人を対象とする」は「1つを対象とする」に読み替えてください。-6忠誠度能力の「クリーチャーやプレインズウォーカーやプレイヤーを最大6つまで対象とする」は「最大6つを対象とする」に読み替えてください。

基本セット2012で登場した3種類目のチャンドラ忠誠度能力単体火力呪文コピー全体火力

+1能力
任意の対象への1点火力
歴代のチャンドラの1番目の能力と比べるとずいぶん使いやすくなったが、ボードコントロール性能はあくまで最低限のもの。環境にどれだけタフネス1のクリーチャーが存在するかで大きく評価の変わる能力と言える。クリーチャーではないためバジリスクの首輪/Basilisk Collarなどで接死を付与して除去力を増す事ができないのは残念なところ。
幸いにして、基本セット2012ではタフネス1のクリーチャーイリュージョンが多く、その一方でシステムクリーチャーに継続して触れるカードが少ない。そのため、リミテッドなどでは非常に役立つ能力である。
-2能力
のちの二倍詠唱/Doublecast相当の、呪文のコピー。当時のカードでは余韻/Reverberateが近かった。
起動マナが要らないので、唱えるためのマナを余す必要がある余韻と比べても極めて使い易くなっている。デッキで単純に火力を倍化してもよいが、シングルシンボルによるタッチのしやすさを活かし、他のの強力な呪文と組み合わせることもできる。20点ダメージを与えられるソリンの復讐/Sorin's Vengeanceなどが候補か。
  • この能力自身は対象を取らないため、余韻と違い元の呪文が打ち消されていても最後の情報を元にコピーを作ることができる。
  • 電位の負荷/Volt Chargeといった増殖付き呪文をコピーすると、2回の増殖を行えるため、忠誠度が3以上の状態から-2能力を使えば、結果的に忠誠度は減らない。
-6能力
最大6つの対象に撃てる6点火力。
ビートダウンデッキ相手はもちろん、タイタン・サイクルなど多くのフィニッシャー焼き払えるため、コントロールデッキ相手にも無駄になりにくい。もっとも、チャンドラ自身を忠誠度6まで守りきれる状況では、この能力の効果が薄い場合も多い。

過去2体のチャンドラと比べると、最も軽く色拘束も薄く、能力も使いやすくなっている。登場時のスタンダード環境には強力な赤の4マナプレインズウォーカー槌のコス/Koth of the Hammerがいるが、あちらはビートダウン・単色デッキ向け、こちらはコントロール・多色デッキ向けと異なる性格になっており、差別化はしやすい。

  • 初のシングルシンボルのプレインズウォーカーである。
  • 炬火(きょか)とはたいまつの火、またはかがり火のこと。これまでのチャンドラよりも火勢が落ち着いているイメージか。ちなみに、「Firebrand」は「煽動者」との意味合いも持つ。

[編集] 関連カード

[編集] サイクル

基本セット2012プレインズウォーカーサイクルギデオン・ジュラ/Gideon Juraソリン・マルコフ/Sorin Markov再録

基本セット2013プレインズウォーカーサイクル群れの統率者アジャニ/Ajani, Caller of the Pride闇の領域のリリアナ/Liliana of the Dark Realmsは新規カード、それ以外は再録イラストはいずれもD. Alexander Gregoryによるもの。

多色カードプレインズウォーカー、ニコル・ボーラス/Nicol Bolas, Planeswalkerも再録されている。

[編集] ストーリー

詳細はチャンドラ・ナラー/Chandra Nalaar (ストーリー)を参照。

[編集] 参考

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