The Spy

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'''The Spy'''は、[[ギルド門侵犯]]参入後の[[エターナル]][[環境]]に存在する[[コンボデッキ]]。'''Breakfast Burrito'''とも呼ばれる。
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'''The Spy'''は、[[ギルド門侵犯]]参入後の[[エターナル]][[パウパー]]に存在する[[コンボデッキ]]。'''Breakfast Burrito'''、'''Oops! All Spells'''とも呼ばれる。
  
 
==概要==
 
==概要==
 
{{#card:Balustrade Spy}}
 
{{#card:Balustrade Spy}}
{{#card:Dread Return}}
 
  
 
[[あなた|自分]]を[[対象]]に[[研磨]]型の[[ライブラリー破壊]]を行い、[[ライブラリー]]をすべて[[墓地]]に[[落とす]]のが基本戦略。これを達成するため、[[土地]]を1枚も用いないという一風変わった[[デッキ]]構成を取っている。
 
[[あなた|自分]]を[[対象]]に[[研磨]]型の[[ライブラリー破壊]]を行い、[[ライブラリー]]をすべて[[墓地]]に[[落とす]]のが基本戦略。これを達成するため、[[土地]]を1枚も用いないという一風変わった[[デッキ]]構成を取っている。
  
まず第一段階として、[[水蓮の花びら/Lotus Petal]]、[[猿人の指導霊/Simian Spirit Guide]]、[[暗黒の儀式/Dark Ritual]]などを駆使し、土地によらずに4[[マナ]]を確保する。次にこのマナから[[欄干のスパイ/Balustrade Spy]]か[[地底街の密告人/Undercity Informer]]を[[唱える|唱え]]、自分のライブラリーをすべて墓地に落とす。こうすると複数体の[[ナルコメーバ/Narcomoeba]][[戦場に出る]]ので、それらや欄干のスパイを[[生け贄に捧げる|生け贄に捧げて]][[戦慄の復活/Dread Return]][[フラッシュバック]]し、[[フィニッシャー]][[リアニメイト]]して[[勝利]]する。
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[[水蓮の花びら/Lotus Petal]]、[[猿人の指導霊/Simian Spirit Guide]]、[[暗黒の儀式/Dark Ritual]]などを駆使し、[[土地]]によらずに4[[マナ]]を確保する。次にこのマナから[[欄干のスパイ/Balustrade Spy]]か[[地底街の密告人/Undercity Informer]]を[[唱える|唱え]]、自分のライブラリーをすべて墓地に落とし、[[フィニッシャー]]につなぐ。[[ゼンディカーの夜明け]]後は[[第1面]][[呪文]][[第2面]][[土地]]である[[モードを持つ両面カード]][[アガディームの覚醒/Agadeem's Awakening]]などもマナ源として採用される。
  
勝ち手段は主に2種類。1つは[[栄光の目覚めの天使/Angel of Glory's Rise]]で、これ経由でさらに[[巻物の君、あざみ/Azami, Lady of Scrolls]][[研究室の偏執狂/Laboratory Maniac]]をリアニメイトし、ライブラリーが空の状態で[[引く|ドロー]]する。もう1つは[[擬態の原形質/The Mimeoplasm]]で、[[トリスケリオン/Triskelion]][[絶滅の王/Lord of Extinction]]で大火力の砲台とするか、[[巨大ヒヨケムシ/Giant Solifuge]]+絶滅の王で強力な[[アタッカー]]を作り出す。
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*デッキ名の由来は[[キーカード]]の欄干のスパイから。Breakfast Burritoは[[セファリッド・ブレックファースト]]の流れを汲んだものだろう。別名の「Oops! All Spells」の由来は、アメリカのシリアル「[[Wikipedia:en:Cap'n Crunch|Cap'n Crunch's Oops! All Berries]]」のもじりで、文字通り、デッキの性質を表している<ref>[https://mtg-jp.com/reading/iwashowdeck/0033897/ Oops All Spells(レガシー)](岩SHOWの「デイリー・デッキ」 [[2020年]]3月26日 [[岩SHOW]]著)</ref>。
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*[[Charbelcher]]とはデッキの構造がよく似ており、環境によっては実際に[[アグレッシブ・サイドボーディング]]によってCharbelcherになることもある。
  
*[[陰謀団式療法/Cabal Therapy]]も重要なパーツ。墓地からでも唱えられる[[手札破壊]]という役割に加え、自分を対象にして[[手札]]に来た[[コンボパーツ]]を墓地に落とすという使い方もある。
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==パイオニア==
*[[Charbelcher]]とはデッキの構造がよく似ており、実際に[[アグレッシブ・サイドボーディング]]によってCharbelcherになることもある。
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[[ゼンディカーの夜明け]]で[[第2面]]が[[土地]]の[[モードを持つ両面カード]]を手に入れてからは、[[パイオニア]]でも成立した。
*デッキ名の由来は[[キーカード]]の欄干のスパイ/Balustrade Spyから。Breakfast Burritoは[[セファリッド・ブレックファースト]]の流れを汲んだものだろう。
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{{#card: Prized Amalgam}}
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{{#card: Silversmote Ghoul}}
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{{#card: Driven+Despair}}
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[[ライブラリー]]をすべて[[墓地]]に[[落とす]]ことで[[這い寄る恐怖/Creeping Chill]]で[[ライフ]]を奪うと同時に、[[銀打ちのグール/Silversmote Ghoul]]と[[秘蔵の縫合体/Prized Amalgam]]を一挙に[[釣る|釣り]]上げ、[[悪戦+苦闘/Driven+Despair|苦闘/Despair]]でフィニッシュする。[[ライブラリーアウト]]は[[世界棘のワーム/Worldspine Wurm]]などで回避する。
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[[楽園のドルイド/Paradise Druid]]や[[森の女人像/Sylvan Caryatid]]が採用され、[[マナ加速]]を行なう。[[欄干のスパイ/Balustrade Spy]]と[[地底街の密告人/Undercity Informer]]の水増しのために、[[新生化/Neoform]]と[[異界の進化/Eldritch Evolution]]が採用され、[[マナ・クリーチャー]]はこれらの[[コスト]]も兼ねる。[[スロット]]の関係、また引いてはいけないカードが多く、それらを引く可能性を減らすため、ライブラリーが60枚以上で組まれることが多い。80枚デッキにし、[[相棒]]に[[空を放浪するもの、ヨーリオン/Yorion, Sky Nomad]]を採用し、別の[[デッキ]]に擬態することもある。
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[[2021年]]2月15日の禁止制限告知において、[[キーカード]]である欄干のスパイと地底街の密告人が[[禁止カード]]に指定され、大幅に弱体化した。
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===サンプルリスト===
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*備考
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**Pioneer Challenge #12250126 on 01/17/2021 優勝([https://magic.wizards.com/en/articles/archive/mtgo-standings/pioneer-showcase-challenge-2021-01-18 参考])
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**使用者:MaxMagicer
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*[[フォーマット]]
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**[[パイオニア]](~[[ゼンディカーの夜明け]])
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{{#MagicFactory: df320321}}
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==モダン==
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[[ゼンディカーの夜明け]]で[[第2面]]が[[土地]]の[[モードを持つ両面カード]]を手に入れてからは、[[モダン]]でも成立する。
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{{#card: Creeping Chill}}
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{{#card: Salvage Titan}}
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{{#card: Vengevine}}
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[[ライブラリー]]をすべて[[墓地]]に[[落とす]]ことで[[這い寄る恐怖/Creeping Chill]][[ライフ]]を奪うと同時に、[[ナルコメーバ/Narcomoeba]][[戦場]]に出す。[[弱者の剣/Sword of the Meek]]も戦場に戻ってくるため、[[回収するタイタン/Salvage Titan]]を[[墓地]]から回収→弱者の剣を[[コスト]]に[[唱える|唱え]]、[[復讐蔦/Vengevine]]を一挙に戦場に戻す。[[ライブラリーアウト]]は[[運命のきずな/Nexus of Fate]]で回避する。
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[[五元のプリズム/Pentad Prism]]などの[[マナ加速]][[アーティファクト]]により、回れば2〜3ターン目に勝負を決めることができる。これらは回収するタイタンを回収するコストも兼ねる。
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===サンプルリスト===
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*備考
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**Modern Challenge #12211158 on 09/26/2020 準優勝([https://magic.wizards.com/en/articles/archive/mtgo-standings/modern-challenge-2020-09-27 参考])
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**使用者:__matsugan([[伊藤敦]]
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*[[フォーマット]]
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**[[モダン]](~[[ゼンディカーの夜明け]])
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{{#MagicFactory: df320225}}
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==エターナル==
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最初に登場したのは[[レガシー]]と[[ヴィンテージ]]である。
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{{#card:Narcomoeba}}
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{{#card:Dread Return}}
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[[ライブラリー]]をすべて[[墓地]]に[[落とす]]ことで、複数体の[[ナルコメーバ/Narcomoeba]]が[[戦場に出る]]ので、それらや[[欄干のスパイ/Balustrade Spy]]を[[生け贄に捧げる|生け贄に捧げて]][[戦慄の復活/Dread Return]]を[[フラッシュバック]]し、[[フィニッシャー]]を[[リアニメイト]]して[[勝利]]する。
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戦慄の復活のリアニメイト候補は主に2種類。1つは[[栄光の目覚めの天使/Angel of Glory's Rise]]で、これ経由でさらに[[巻物の君、あざみ/Azami, Lady of Scrolls]]と[[研究室の偏執狂/Laboratory Maniac]]をリアニメイトし、ライブラリーが空の状態で[[引く|ドロー]]する。もう1つは[[擬態の原形質/The Mimeoplasm]]で、[[トリスケリオン/Triskelion]]+[[絶滅の王/Lord of Extinction]]で大火力の砲台とするか、[[巨大ヒヨケムシ/Giant Solifuge]]+絶滅の王で強力な[[アタッカー]]を作り出す。[[タッサの神託者/Thassa's Oracle]]登場後はこちらが採用されることが多い。
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[[ゼンディカーの夜明け]]では[[第1面]]が[[呪文]]、[[第2面]]が[[土地]]である[[モードを持つ両面カード]]の[[アガディームの覚醒/Agadeem's Awakening]]などを手に入れ、安定性が強化された。
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*[[陰謀団式療法/Cabal Therapy]]も重要なパーツ。墓地からでも唱えられる[[手札破壊]]という役割に加え、自分を[[対象]]にして[[手札]]に来た[[コンボパーツ]]を墓地に落とすという使い方もある。
 
*[[ミラーマッチ]]は[[対戦相手]]に研磨するだけで勝負が決まるため、[[墓地対策]]すら無意味となる。Charbelcherへの変形はこれを防ぐ意味でも有効である。
 
*[[ミラーマッチ]]は[[対戦相手]]に研磨するだけで勝負が決まるため、[[墓地対策]]すら無意味となる。Charbelcherへの変形はこれを防ぐ意味でも有効である。
  
==サンプルレシピ==
+
===サンプルリスト===
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==== ヴィンテージ ====
 
*備考
 
*備考
**ヴィンテージトーナメント([[グランプリ横浜13]]サイドイベント) 3位([http://www.happymtg.com/coverage/9302/ 参考])
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**ヴィンテージトーナメント([[グランプリ横浜13]]サイドイベント) 3位 ([http://www.happymtg.com/coverage/9302/ 参考])
**使用者:[[熊沢和彦]]
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**使用者:[[熊沢和彦]]
 
*[[フォーマット]]
 
*[[フォーマット]]
 
**[[ヴィンテージ]](~[[ギルド門侵犯]])
 
**[[ヴィンテージ]](~[[ギルド門侵犯]])
  
 
{{#MagicFactory:df310030}}
 
{{#MagicFactory:df310030}}
 
 
*[[ヴィンテージ]]のタイプ。
 
*[[ヴィンテージ]]のタイプ。
*カバレージ記事も参照([http://www.happymtg.com/coverage/9256/ 参考])。
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*カバレージ記事も参照([http://www.happymtg.com/category/coverage/archive2013/gpyokohama2013/ 参考])。
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==== レガシー ====
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=====初期型=====
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*備考
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**[[グランプリニュージャージー14]]・[[グランプリ・トライアル|トライアル]] 5-0 ([http://magic.wizards.com/en/events/coverage/gpnj14/trialwinningdecklists 参考])
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**使用者:[[Daniel Schneider]]
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*[[フォーマット]]
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**[[レガシー]](~[[タルキール覇王譚]])
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{{#MagicFactory:df312943}}
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*[[ドレッジ#レガシー|Manaless Dredge]]との[[ハイブリッドデッキ]]。
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=====ゼンディカーの夜明け後=====
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*備考
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**Legacy Challenge #12250127 on 01/17/2021 ベスト8([https://magic.wizards.com/en/articles/archive/mtgo-standings/legacy-showcase-challenge-2021-01-18 参考])
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**使用者:Patxi
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*[[フォーマット]]
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**[[レガシー]](~[[統率者レジェンズ]])
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{{#MagicFactory: df320322}}
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==パウパー==
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[[パウパー]]にも[[地雷]][[デッキ]]として存在している。
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{{#card:Songs of the Damned}}
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{{#card:Morgue Theft}}
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[[エルフの指導霊/Elvish Spirit Guide]]などの[[マナ加速]]手段に欠けるパウパーでは、追加のマナ確保手段としてデッキに1枚のみ[[森/Forest]]を入れ、それを[[土地譲渡/Land Grant]]で持ってくるという形が主流である。そこから[[水蓮の花びら/Lotus Petal]]、[[猿人の指導霊/Simian Spirit Guide]]、[[暗黒の儀式/Dark Ritual]]などから[[欄干のスパイ/Balustrade Spy]]を[[唱える|唱えて]][[あなた|自分]]の[[ライブラリー]]をすべて[[墓地]]に[[落とす]]までの手順は[[#エターナル|エターナル版]]と同様である。
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*[[地底街の密告人/Undercity Informer]]は[[アンコモン]]なので使用できず、安定性の低さが難となる。このため、欄干のスパイの[[サーチ]]手段として[[ディミーア家の護衛/Dimir House Guard]]を採用したり、追加の[[研磨]]手段として[[証拠隠滅/Destroy the Evidence]]を用いたりする場合もある。
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パウパー版ではその後、[[忌むべき者の歌/Songs of the Damned]]で大量の[[マナ]]を生み出し、[[モルグの窃盗/Morgue Theft]]を[[フラッシュバック]]して[[キーカード]]となる[[クリーチャー]]・[[カード]]を[[回収]]する。
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フィニッシュ手段は何パターンかある。
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*モルグの窃盗で[[無政府主義者/Anarchist]]を回収する。[[ETB]][[能力]]で[[惨劇の記憶/Haunting Misery]]を手札に回収して[[対戦相手]]に20点以上の[[ダメージ]]を[[与える]](無政府主義者のための[[赤マナ]]が必要な場合、もう1枚のモルグの窃盗で猿人の指導霊を回収する)。
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*モルグの窃盗で[[血の執行司祭/Blood Celebrant]]を回収して[[青マナ]]を確保する。さらにもう1枚のモルグの窃盗で[[奈落の守り手/Pit Keeper]]を回収してETB能力で[[洞窟のハーピー/Cavern Harpy]]を回収する。これにより、洞窟のハーピーと奈落の守り手を出し入れすることでマナとライフの続く限りクリーチャーを墓地から回収し放題となる。そこから[[記憶の壁/Mnemonic Wall]]を回収、ETB能力を洞窟のハーピーで使い回し、忌むべき者の歌を何度も打って[[無限マナ]]を出す。最終的に[[アスフォデルの灰色商人/Gray Merchant of Asphodel]]を回収し、ETB能力を洞窟のハーピーで使い回し無限[[ドレイン]](実際には無限マナを出す過程でライフが減るため、ドレインを途中に挟む必要がある)。
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*モルグの窃盗で血の執行司祭を回収して[[白マナ]]と青マナを確保する。さらにもう1枚のモルグの窃盗で[[レオニンの従者/Leonin Squire]]を回収してETB能力で[[妖術師のガラクタ/Conjurer's Bauble]]を回収、忌むべき者の歌をライブラリーに戻し即座にドローしマナを増やす。墓地の[[一瞬の瞬き/Momentary Blink]]でレオニンの従者の能力を再利用し、最終的には[[ケアヴェクの火吹き/Kaervek's Torch]]などの[[X火力]]を妖術師のガラクタで戻し勝利する。
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{{#card:Woodland Chasm}}
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{{#card:Generous Ent}}
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その後、[[カルドハイム]]と[[団結のドミナリア]]にて、[[基本土地タイプ]]をもつ[[タップインデュアルランド]]を獲得。これによって、土地から2色のマナを出すことができるようになった。
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また[[指輪物語:中つ国の伝承]]にて[[カザド=ドゥームのトロール/Troll of Khazad-dûm]]と[[気前のよいエント/Generous Ent]]を、[[統率者マスターズ]]の[[コモン]]落ちにて[[ロッテスの巨人/Lotleth Giant]]と[[戦慄の復活/Dread Return]]を、それぞれ獲得したことで強化された。
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欄干のスパイでライブラリーを全て墓地に落とし、忌むべき者の歌で大量のマナを出すまでは従来と同じ。その後は[[屑肉の地のゾンビ/Dregscape Zombie]]を[[蘇生]]で戦場に並べ、それらを[[生け贄に捧げる|生け贄に捧げ]]て戦慄の復活を[[フラッシュバック]]、ロッテスの巨人を釣り上げ[[ETB]]能力で[[対戦相手]]の[[ライフ]]を吹き飛ばす。屑肉の地のゾンビ、戦慄の復活、ロッテスの巨人が[[手札]]に来た場合は、そのまま[[素出し|素出し・生撃ち]]する。
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カザド=ドゥームのトロールと気前のよいエントは追加の土地譲渡になる他、墓地のクリーチャーカウントを増やせるため忌むべき者の歌やロッテスの巨人との相性も良い。
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弱点としては[[打ち消し]]や[[墓地対策]]の他、20点強を吹き飛ばすことに特化したデッキのため大きくライフゲインされると削り切れなくなる。
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===サンプルリスト===
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=====初期型=====
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*備考
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**Pauper Daily #7500338 on 09/28/2014 3-1 ([http://magic.wizards.com/en/articles/archive/mtgo-standings/pauper-daily-2014-09-29 参考])
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**使用者:arnaud
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*[[フォーマット]]
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**[[パウパー]](~[[基本セット2015]])
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{{#MagicFactory:df312244}}
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*洞窟のハーピーとETB能力持ちのクリーチャーを用いるタイプ。
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*[[サイドボード]]に[[ウラモグの破壊者/Ulamog's Crusher]]と[[死体発掘/Exhume]]があり、[[リアニメイト]]戦略も取れるようになっている。
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=====カルドハイム後=====
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*備考
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**Pauper League on 02/24/2021 5-0([https://magic.wizards.com/en/articles/archive/mtgo-standings/pauper-league-2021-02-24 参考])
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**使用者:BLUSTALKER
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*[[フォーマット]]
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**[[パウパー]](~[[カルドハイム]])
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{{#MagicFactory: df320377}}
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*[[氷雪]][[タップインデュアルランド]]を獲得後のリスト。
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=====統率者マスターズ後=====
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*備考
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**Pauper League 8/3/2023 5-0([https://www.mtgo.com/decklist/pauper-league-2023-08-047453 参考])
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**使用者:Bryant_Cook
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*[[フォーマット]]
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**[[パウパー]](~[[統率者マスターズ]])
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{{#MagicFactory: df322781}}
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*[[サイドボード]]後は、[[森林の地割れ/Woodland Chasm]]とカザド=ドゥームのトロールを抜いて[[高地の森/Highland Forest]]と[[鋳塊かじり/Ingot Chewer]]もしくは[[紅蓮破/Pyroblast]]を入れることで、打ち消しや墓地対策[[アーティファクト]]への対策にすることが出来る。
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*[https://youtu.be/5wXs2XuegEs?si=-U-rwFs0Sra11En_ 使用者本人の動画(英語)]も参照。
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 +
==脚注==
 +
<references/>
  
 
==参考==
 
==参考==
*[http://www.wizards.com/magic/magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/deck/1164 Oops] (DailyMTG.com、Daily Deck List、文:[[Sam Stoddard]])
+
*[http://archive.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/deck/1164 Oops]([[Daily MTG]]、Daily Deck List、文:[[Sam Stoddard]])
 
*[[デッキ集]]
 
*[[デッキ集]]
  
[[Category:5色デッキ|The Spy]]
+
{{DEFAULTSORT:The Spy}}
[[Category:コンボデッキ|The Spy]]
+
[[Category:5色デッキ]]
[[Category:5色コンボデッキ|The Spy]]
+
[[Category:コンボデッキ]]
[[Category:レガシーデッキ|The Spy]]
+
[[Category:リアニメイトデッキ]]
[[Category:ヴィンテージデッキ|The Spy]]
+
[[Category:5色コンボデッキ]]
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[[Category:5色リアニメイトデッキ]]
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[[Category:パイオニアデッキ]]
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[[Category:モダンデッキ]]
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[[Category:レガシーデッキ]]
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[[Category:ヴィンテージデッキ]]
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[[Category:パウパーデッキ]]

2024年6月10日 (月) 16:35時点における最新版

The Spyは、ギルド門侵犯参入後のエターナルパウパーに存在するコンボデッキBreakfast BurritoOops! All Spellsとも呼ばれる。

目次

[編集] 概要


Balustrade Spy / 欄干のスパイ (3)(黒)
クリーチャー — 吸血鬼(Vampire) ならず者(Rogue)

飛行
欄干のスパイが戦場に出たとき、プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーは自分のライブラリーの一番上から、土地カードが公開されるまでカードを公開し続ける。その後、それらのカードを自分の墓地に置く。

2/3

自分対象研磨型のライブラリー破壊を行い、ライブラリーをすべて墓地落とすのが基本戦略。これを達成するため、土地を1枚も用いないという一風変わったデッキ構成を取っている。

水蓮の花びら/Lotus Petal猿人の指導霊/Simian Spirit Guide暗黒の儀式/Dark Ritualなどを駆使し、土地によらずに4マナを確保する。次にこのマナから欄干のスパイ/Balustrade Spy地底街の密告人/Undercity Informer唱え、自分のライブラリーをすべて墓地に落とし、フィニッシャーにつなぐ。ゼンディカーの夜明け後は第1面呪文第2面土地であるモードを持つ両面カードアガディームの覚醒/Agadeem's Awakeningなどもマナ源として採用される。

[編集] パイオニア

ゼンディカーの夜明け第2面土地モードを持つ両面カードを手に入れてからは、パイオニアでも成立した。


Prized Amalgam / 秘蔵の縫合体 (1)(青)(黒)
クリーチャー — ゾンビ(Zombie)

クリーチャーが1体戦場に出るたび、それがあなたの墓地から戦場に出たかあなたがそれをあなたの墓地から唱えていた場合、次の終了ステップの開始時に、あなたの墓地から秘蔵の縫合体をタップ状態で戦場に戻す。

3/3


Silversmote Ghoul / 銀打ちのグール (2)(黒)
クリーチャー — ゾンビ(Zombie) 吸血鬼(Vampire)

あなたの終了ステップの開始時に、このターンにあなたがライフを3点以上得ていた場合、あなたの墓地から銀打ちのグールをタップ状態で戦場に戻す。
(1)(黒),銀打ちのグールを生け贄に捧げる:カードを1枚引く。

3/1


Driven / 悪戦 (1)(緑)
ソーサリー

ターン終了時まで、あなたがコントロールするクリーチャーはトランプルと「このクリーチャーがプレイヤー1人に戦闘ダメージを与えるたび、カードを1枚引く。」を得る。

Despair / 苦闘 (1)(黒)
ソーサリー

余波(この呪文はあなたの墓地からのみ唱えられる。その後、これを追放する。)
ターン終了時まで、あなたがコントロールするクリーチャーは威迫と「このクリーチャーがプレイヤー1人に戦闘ダメージを与えるたび、そのプレイヤーはカード1枚を捨てる。」を得る。


ライブラリーをすべて墓地落とすことで這い寄る恐怖/Creeping Chillライフを奪うと同時に、銀打ちのグール/Silversmote Ghoul秘蔵の縫合体/Prized Amalgamを一挙に釣り上げ、苦闘/Despairでフィニッシュする。ライブラリーアウト世界棘のワーム/Worldspine Wurmなどで回避する。

楽園のドルイド/Paradise Druid森の女人像/Sylvan Caryatidが採用され、マナ加速を行なう。欄干のスパイ/Balustrade Spy地底街の密告人/Undercity Informerの水増しのために、新生化/Neoform異界の進化/Eldritch Evolutionが採用され、マナ・クリーチャーはこれらのコストも兼ねる。スロットの関係、また引いてはいけないカードが多く、それらを引く可能性を減らすため、ライブラリーが60枚以上で組まれることが多い。80枚デッキにし、相棒空を放浪するもの、ヨーリオン/Yorion, Sky Nomadを採用し、別のデッキに擬態することもある。

2021年2月15日の禁止制限告知において、キーカードである欄干のスパイと地底街の密告人が禁止カードに指定され、大幅に弱体化した。

[編集] サンプルリスト

The Spy [1]
土地 (0)
クリーチャー (36)
4 欄干のスパイ/Balustrade Spy
1 憑依された死体/Haunted Dead
4 カザンドゥのマンモス/Kazandu Mammoth
1 ナルコメーバ/Narcomoeba
4 楽園のドルイド/Paradise Druid
4 秘蔵の縫合体/Prized Amalgam
4 銀打ちのグール/Silversmote Ghoul
4 森の女人像/Sylvan Caryatid
4 絡みつく花面晶体/Tangled Florahedron
4 地底街の密告人/Undercity Informer
2 世界棘のワーム/Worldspine Wurm
呪文 (44)
4 アガディームの覚醒/Agadeem's Awakening
4 バーラ・ゲドの復活/Bala Ged Recovery
4 這い寄る恐怖/Creeping Chill
1 悪戦+苦闘/Driven+Despair
2 強迫/Duress
4 異界の進化/Eldritch Evolution
4 ハグラの噛み殺し/Hagra Mauling
4 新生化/Neoform
4 ペラッカの捕食/Pelakka Predation
4 海門修復/Sea Gate Restoration
4 思考囲い/Thoughtseize
4 変わり樹の共生/Turntimber Symbiosis
1 巨森の補強/Vastwood Fortification
サイドボード (15)
4 突然の衰微/Abrupt Decay
2 強迫/Duress
2 虚空の力線/Leyline of the Void
2 自然のままに/Natural State
3 真髄の針/Pithing Needle
1 再利用の賢者/Reclamation Sage
1 空を放浪するもの、ヨーリオン/Yorion, Sky Nomad

[編集] モダン

ゼンディカーの夜明け第2面土地モードを持つ両面カードを手に入れてからは、モダンでも成立する。


Creeping Chill / 這い寄る恐怖 (3)(黒)
ソーサリー

這い寄る恐怖は各対戦相手にそれぞれ3点のダメージを与え、あなたは3点のライフを得る。
這い寄る恐怖があなたのライブラリーからあなたの墓地に置かれたとき、あなたはこれを追放してもよい。そうしたなら、這い寄る恐怖は各対戦相手にそれぞれ3点のダメージを与え、あなたは3点のライフを得る。



Salvage Titan / 回収するタイタン (4)(黒)(黒)
アーティファクト クリーチャー — ゴーレム(Golem)

あなたはこの呪文のマナ・コストを支払うのではなく、アーティファクト3つを生け贄に捧げてもよい。
あなたの墓地にあるアーティファクト・カード3枚を追放する:あなたの墓地にある回収するタイタンをあなたの手札に戻す。

6/4


Vengevine / 復讐蔦 (2)(緑)(緑)
クリーチャー — エレメンタル(Elemental)

速攻
あなたが呪文を唱えるたび、それがこのターンにあなたが唱えた2つ目のクリーチャー呪文である場合、あなたはあなたの墓地にある復讐蔦を戦場に戻してもよい。

4/3

ライブラリーをすべて墓地落とすことで這い寄る恐怖/Creeping Chillライフを奪うと同時に、ナルコメーバ/Narcomoeba戦場に出す。弱者の剣/Sword of the Meekも戦場に戻ってくるため、回収するタイタン/Salvage Titan墓地から回収→弱者の剣をコスト唱え復讐蔦/Vengevineを一挙に戦場に戻す。ライブラリーアウト運命のきずな/Nexus of Fateで回避する。

五元のプリズム/Pentad Prismなどのマナ加速アーティファクトにより、回れば2〜3ターン目に勝負を決めることができる。これらは回収するタイタンを回収するコストも兼ねる。

[編集] サンプルリスト

The Spy [2]
土地 (0)
クリーチャー (21)
4 欄干のスパイ/Balustrade Spy
2 ナルコメーバ/Narcomoeba
1 変幻影魔/Phantasmagorian
1 回収するタイタン/Salvage Titan
4 猿人の指導霊/Simian Spirit Guide
1 絡みつく花面晶体/Tangled Florahedron
4 地底街の密告人/Undercity Informer
4 復讐蔦/Vengevine
呪文 (39)
4 アガディームの覚醒/Agadeem's Awakening
4 這い寄る恐怖/Creeping Chill
3 エメリアの呼び声/Emeria's Call
1 ハグラの噛み殺し/Hagra Mauling
4 神聖の力線/Leyline of Sanctity
1 運命のきずな/Nexus of Fate
1 否定の契約/Pact of Negation
4 ペラッカの捕食/Pelakka Predation
4 五元のプリズム/Pentad Prism
3 海門修復/Sea Gate Restoration
3 弱者の剣/Sword of the Meek
3 反発のタリスマン/Talisman of Resilience
4 変わり樹の共生/Turntimber Symbiosis
サイドボード (15)
4 ゴブリンの放火砲/Goblin Charbelcher
4 仲裁の契約/Intervention Pact
1 山/Mountain
4 自然の要求/Nature's Claim
2 否定の契約/Pact of Negation

[編集] エターナル

最初に登場したのはレガシーヴィンテージである。


Narcomoeba / ナルコメーバ (1)(青)
クリーチャー — イリュージョン(Illusion)

飛行
ナルコメーバがあなたのライブラリーからあなたの墓地に置かれたとき、あなたはそれを戦場に出してもよい。

1/1


Dread Return / 戦慄の復活 (2)(黒)(黒)
ソーサリー

あなたの墓地にあるクリーチャー・カード1枚を対象とし、それを戦場に戻す。
フラッシュバック ― クリーチャーを3体生け贄に捧げる。(あなたはあなたの墓地にあるこのカードを、そのフラッシュバック・コストで唱えてもよい。その後それを追放する。)


ライブラリーをすべて墓地落とすことで、複数体のナルコメーバ/Narcomoeba戦場に出るので、それらや欄干のスパイ/Balustrade Spy生け贄に捧げて戦慄の復活/Dread Returnフラッシュバックし、フィニッシャーリアニメイトして勝利する。

戦慄の復活のリアニメイト候補は主に2種類。1つは栄光の目覚めの天使/Angel of Glory's Riseで、これ経由でさらに巻物の君、あざみ/Azami, Lady of Scrolls研究室の偏執狂/Laboratory Maniacをリアニメイトし、ライブラリーが空の状態でドローする。もう1つは擬態の原形質/The Mimeoplasmで、トリスケリオン/Triskelion絶滅の王/Lord of Extinctionで大火力の砲台とするか、巨大ヒヨケムシ/Giant Solifuge+絶滅の王で強力なアタッカーを作り出す。タッサの神託者/Thassa's Oracle登場後はこちらが採用されることが多い。

ゼンディカーの夜明けでは第1面呪文第2面土地であるモードを持つ両面カードアガディームの覚醒/Agadeem's Awakeningなどを手に入れ、安定性が強化された。

[編集] サンプルリスト

[編集] ヴィンテージ

The spy [3]
土地 (0)
クリーチャー (23)
4 エルフの指導霊/Elvish Spirit Guide
4 猿人の指導霊/Simian Spirit Guide
4 地底街の密告人/Undercity Informer
4 欄干のスパイ/Balustrade Spy
3 ナルコメーバ/Narcomoeba
1 野生の朗詠者/Wild Cantor
1 栄光の目覚めの天使/Angel of Glory's Rise
1 巻物の君、あざみ/Azami, Lady of Scrolls
1 研究室の偏執狂/Laboratory Maniac
呪文 (37)
1 Mox Emerald
1 Mox Ruby
1 Mox Sapphire
1 Mox Jet
1 ブラック・ロータス/Black Lotus
1 水蓮の花びら/Lotus Petal
1 戦慄の復活/Dread Return
4 ギタクシア派の調査/Gitaxian Probe
2 否定の契約/Pact of Negation
2 陰謀団式療法/Cabal Therapy
4 召喚士の契約/Summoner's Pact
4 金属モックス/Chrome Mox
4 暗黒の儀式/Dark Ritual
4 陰謀団の儀式/Cabal Ritual
2 魔力変/Manamorphose
1 悪魔の教示者/Demonic Tutor
1 吸血の教示者/Vampiric Tutor
2 黄泉からの橋/Bridge from Below
サイドボード (15)
4 自然の要求/Nature's Claim
4 虚空の力線/Leyline of the Void
2 外科的摘出/Surgical Extraction
1 鋳塊かじり/Ingot Chewer
1 再活性/Reanimate
1 真髄の針/Pithing Needle
1 修繕/Tinker
1 荒廃鋼の巨像/Blightsteel Colossus

[編集] レガシー

[編集] 初期型
The Spy(Legacy) [4]
土地 (0)
クリーチャー (42)
4 ゴルガリの墓トロール/Golgari Grave-Troll
4 臭い草のインプ/Stinkweed Imp
4 ゴルガリの凶漢/Golgari Thug
4 よろめく殻/Shambling Shell
1 大いなる苔犬/Greater Mossdog
4 変幻影魔/Phantasmagorian
4 欄干のスパイ/Balustrade Spy
4 イチョリッド/Ichorid
4 冥界の影/Nether Shadow
4 通りの悪霊/Street Wraith
4 ナルコメーバ/Narcomoeba
1 憎悪縛りの剥ぎ取り/Flayer of the Hatebound
呪文 (18)
4 ギタクシア派の調査/Gitaxian Probe
4 戦慄の復活/Dread Return
4 陰謀団式療法/Cabal Therapy
2 ウルザのガラクタ/Urza's Bauble
4 黄泉からの橋/Bridge from Below
サイドボード (15)
4 外科的摘出/Surgical Extraction
4 精神壊しの罠/Mindbreak Trap
2 不快な群れ/Sickening Shoal
2 灰燼の乗り手/Ashen Rider
3 別館の大長/Chancellor of the Annex
[編集] ゼンディカーの夜明け後
The Spy [5]
土地 (0)
クリーチャー (22)
4 欄干のスパイ/Balustrade Spy
4 エルフの指導霊/Elvish Spirit Guide
4 ナルコメーバ/Narcomoeba
4 猿人の指導霊/Simian Spirit Guide
1 タッサの神託者/Thassa's Oracle
4 地底街の密告人/Undercity Informer
1 野生の朗詠者/Wild Cantor
呪文 (38)
4 アガディームの覚醒/Agadeem's Awakening
1 黄泉からの橋/Bridge from Below
4 陰謀団の儀式/Cabal Ritual
2 陰謀団式療法/Cabal Therapy
4 金属モックス/Chrome Mox
4 暗黒の儀式/Dark Ritual
1 戦慄の復活/Dread Return
4 水蓮の花びら/Lotus Petal
4 否定の契約/Pact of Negation
4 召喚士の契約/Summoner's Pact
2 思考囲い/Thoughtseize
4 変わり樹の共生/Turntimber Symbiosis
サイドボード (15)
4 別館の大長/Chancellor of the Annex
4 活性の力/Force of Vigor
3 自然の要求/Nature's Claim
2 思考囲い/Thoughtseize
2 ザンティッドの大群/Xantid Swarm

[編集] パウパー

パウパーにも地雷デッキとして存在している。


Songs of the Damned / 忌むべき者の歌 (黒)
インスタント

あなたの墓地にあるクリーチャー・カード1枚につき(黒)を加える。



Morgue Theft / モルグの窃盗 (1)(黒)
ソーサリー

あなたの墓地にあるクリーチャー・カード1枚を対象とし、それをあなたの手札に戻す。
フラッシュバック(4)(黒)(あなたはあなたの墓地にあるこのカードを、そのフラッシュバック・コストで唱えてもよい。その後それを追放する。)


エルフの指導霊/Elvish Spirit Guideなどのマナ加速手段に欠けるパウパーでは、追加のマナ確保手段としてデッキに1枚のみ森/Forestを入れ、それを土地譲渡/Land Grantで持ってくるという形が主流である。そこから水蓮の花びら/Lotus Petal猿人の指導霊/Simian Spirit Guide暗黒の儀式/Dark Ritualなどから欄干のスパイ/Balustrade Spy唱えて自分ライブラリーをすべて墓地落とすまでの手順はエターナル版と同様である。

パウパー版ではその後、忌むべき者の歌/Songs of the Damnedで大量のマナを生み出し、モルグの窃盗/Morgue Theftフラッシュバックしてキーカードとなるクリーチャーカード回収する。

フィニッシュ手段は何パターンかある。


Woodland Chasm / 森林の地割れ
氷雪土地 — 沼(Swamp) 森(Forest)

((T):(黒)か(緑)を加える。)
森林の地割れはタップ状態で戦場に出る。



Generous Ent / 気前のよいエント (5)(緑)
クリーチャー — ツリーフォーク(Treefolk)

到達
気前のよいエントが戦場に出たとき、食物(Food)トークン1つを生成する。(それは、「(2),(T),このアーティファクトを生け贄に捧げる:あなたは3点のライフを得る。」を持つアーティファクトである。)
森サイクリング(1)((1),このカードを捨てる:あなたのライブラリーから森(Forest)カード1枚を探し、公開し、あなたの手札に加える。その後、ライブラリーを切り直す。)

5/7

その後、カルドハイム団結のドミナリアにて、基本土地タイプをもつタップインデュアルランドを獲得。これによって、土地から2色のマナを出すことができるようになった。

また指輪物語:中つ国の伝承にてカザド=ドゥームのトロール/Troll of Khazad-dûm気前のよいエント/Generous Entを、統率者マスターズコモン落ちにてロッテスの巨人/Lotleth Giant戦慄の復活/Dread Returnを、それぞれ獲得したことで強化された。

欄干のスパイでライブラリーを全て墓地に落とし、忌むべき者の歌で大量のマナを出すまでは従来と同じ。その後は屑肉の地のゾンビ/Dregscape Zombie蘇生で戦場に並べ、それらを生け贄に捧げて戦慄の復活をフラッシュバック、ロッテスの巨人を釣り上げETB能力で対戦相手ライフを吹き飛ばす。屑肉の地のゾンビ、戦慄の復活、ロッテスの巨人が手札に来た場合は、そのまま素出し・生撃ちする。

カザド=ドゥームのトロールと気前のよいエントは追加の土地譲渡になる他、墓地のクリーチャーカウントを増やせるため忌むべき者の歌やロッテスの巨人との相性も良い。

弱点としては打ち消し墓地対策の他、20点強を吹き飛ばすことに特化したデッキのため大きくライフゲインされると削り切れなくなる。

[編集] サンプルリスト

[編集] 初期型
The Spy(Pauper) [6]
土地 (1)
1 森/Forest
クリーチャー (29)
4 野生の朗詠者/Wild Cantor
4 猿人の指導霊/Simian Spirit Guide
4 欄干のスパイ/Balustrade Spy
4 通りの悪霊/Street Wraith
3 ほくちの壁/Tinder Wall
2 魔力炉の燃えがら/Manaforge Cinder
2 奈落の守り手/Pit Keeper
1 血の執行司祭/Blood Celebrant
1 洞窟のハーピー/Cavern Harpy
1 ディミーア家の護衛/Dimir House Guard
1 記憶の壁/Mnemonic Wall
1 アスフォデルの灰色商人/Gray Merchant of Asphodel
1 エルフの逸脱者/Elvish Aberration
呪文 (30)
4 水蓮の花びら/Lotus Petal
4 ギタクシア派の調査/Gitaxian Probe
4 暗黒の儀式/Dark Ritual
4 忌むべき者の歌/Songs of the Damned
4 陰謀団の儀式/Cabal Ritual
4 土地譲渡/Land Grant
2 妖術師のガラクタ/Conjurer's Bauble
2 モルグの窃盗/Morgue Theft
2 魔力変/Manamorphose
サイドボード (15)
4 ウラモグの破壊者/Ulamog's Crusher
4 信仰無き物あさり/Faithless Looting
3 散弾の射手/Scattershot Archer
4 死体発掘/Exhume
[編集] カルドハイム後
The Spy [7]
土地 (1)
1 森林の地割れ/Woodland Chasm
クリーチャー (29)
4 欄干のスパイ/Balustrade Spy
1 ディミーア家の護衛/Dimir House Guard
3 ドラニスの癒し手/Drannith Healer
4 ドラニスの刺突者/Drannith Stinger
1 マイアの回収者/Myr Retriever
1 奈落の守り手/Pit Keeper
4 猿人の指導霊/Simian Spirit Guide
4 通りの悪霊/Street Wraith
4 ほくちの壁/Tinder Wall
3 野生の朗詠者/Wild Cantor
呪文 (30)
4 陰謀団の儀式/Cabal Ritual
4 妖術師のガラクタ/Conjurer's Bauble
4 暗黒の儀式/Dark Ritual
4 証拠隠滅/Destroy the Evidence
1 無残な収穫/Grim Harvest
4 土地譲渡/Land Grant
4 水蓮の花びら/Lotus Petal
1 モルグの窃盗/Morgue Theft
4 忌むべき者の歌/Songs of the Damned
サイドボード (15)
2 復讐するドルイド/Avenging Druid
3 強迫/Duress
3 鋳塊かじり/Ingot Chewer
2 自然の要求/Nature's Claim
4 赤霊破/Red Elemental Blast
1 殺し/Snuff Out
[編集] 統率者マスターズ後
The Spy(Pauper) [8]
土地 (1)
1 森林の地割れ/Woodland Chasm
クリーチャー (30)
4 欄干のスパイ/Balustrade Spy
3 屑肉の地のゾンビ/Dregscape Zombie
4 気前のよいエント/Generous Ent
1 ロッテスの巨人/Lotleth Giant
4 猿人の指導霊/Simian Spirit Guide
4 通りの悪霊/Street Wraith
4 ほくちの壁/Tinder Wall
2 カザド=ドゥームのトロール/Troll of Khazad-dum
4 野生の朗詠者/Wild Cantor
呪文 (29)
4 水蓮の花びら/Lotus Petal
4 陰謀団の儀式/Cabal Ritual
4 暗黒の儀式/Dark Ritual
4 忌むべき者の歌/Songs of the Damned
4 証拠隠滅/Destroy the Evidence
1 戦慄の復活/Dread Return
4 土地譲渡/Land Grant
4 炎の儀式/Rite of Flame
サイドボード (15)
3 フェアリーの忌み者/Faerie Macabre
3 惨劇の記憶/Haunting Misery
1 高地の森/Highland Forest
4 鋳塊かじり/Ingot Chewer
4 紅蓮破/Pyroblast

[編集] 脚注

  1. Oops All Spells(レガシー)(岩SHOWの「デイリー・デッキ」 2020年3月26日 岩SHOW著)

[編集] 参考

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