クリンナップ・ステップ
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− | このステップが開始されたら、まず最初に[[アクティブ・プレイヤー]]は[[手札]]をその上限になるまで[[捨てる]]。次に、[[パーマネント]] | + | このステップが開始されたら、まず最初に[[アクティブ・プレイヤー]]は[[手札]]をその上限になるまで[[捨てる]]。次に、[[パーマネント]]が[[負う|負っ]]ていた[[ダメージ]]は取り除かれ、「[[ターン終了時まで|ターン終了時'''まで''']]」(「[[ターン終了時に|ターン終了時'''に''']]」とは異なるので注意)および「この[[ターン]]」の継続期間の[[継続的効果]]は終了する。以上は[[ターン起因処理]]として処理され、[[スタック]]を使用しない。 |
ターン起因処理が終わった後、発生する[[状況起因処理]]の有無と、[[誘発]]してスタックに積まれるのを待っている[[誘発型能力]](「次のクリンナップ・ステップの開始時に」を[[誘発条件]]とするものや[[マッドネス]]など)の有無が確認される。いずれか一方でも存在するのならば、状況起因処理が処理されたあと、誘発型能力がスタックに積まれる。 | ターン起因処理が終わった後、発生する[[状況起因処理]]の有無と、[[誘発]]してスタックに積まれるのを待っている[[誘発型能力]](「次のクリンナップ・ステップの開始時に」を[[誘発条件]]とするものや[[マッドネス]]など)の有無が確認される。いずれか一方でも存在するのならば、状況起因処理が処理されたあと、誘発型能力がスタックに積まれる。 |
2011年7月6日 (水) 22:38時点における版
ターンの構成
クリンナップ・ステップ/Cleanup Stepは最終フェイズの、そしてターンの最後のステップ。ただし何度もこのステップが行なわれる場合もある。
解説
このステップが開始されたら、まず最初にアクティブ・プレイヤーは手札をその上限になるまで捨てる。次に、パーマネントが負っていたダメージは取り除かれ、「ターン終了時まで」(「ターン終了時に」とは異なるので注意)および「このターン」の継続期間の継続的効果は終了する。以上はターン起因処理として処理され、スタックを使用しない。
ターン起因処理が終わった後、発生する状況起因処理の有無と、誘発してスタックに積まれるのを待っている誘発型能力(「次のクリンナップ・ステップの開始時に」を誘発条件とするものやマッドネスなど)の有無が確認される。いずれか一方でも存在するのならば、状況起因処理が処理されたあと、誘発型能力がスタックに積まれる。
このステップでは通常優先権は発生しない。ただし、上記の手順で状況起因処理が処理されたり誘発型能力がスタックに積まれた場合は例外で、優先権が発生する。この場合、スタックが空の状態ですべてのプレイヤーが続けてパスした後に、再度クリンナップ・ステップが開始される。
引用:総合ルール 20231117.0
- 5 ターンの構造
- 514 クリンナップ・ステップ
- 514.1 まず、アクティブ・プレイヤーの手札がその上限枚数(通常7枚)を超えていた場合、そのプレイヤーは上限枚数になるまで手札を捨てる。このターン起因処理はスタックを用いない。
- 514.2 次に、以下の処理が同時に行われる。パーマネント(フェイズ・アウトしているパーマネントも含む)が負っているすべてのダメージが取り除かれ、すべての「ターン終了時まで/until end of turn」「このターン/this turn」の効果が終了する。このターン起因処理はスタックを用いない。
- 514.3 通常、クリンナップ・ステップ中にはプレイヤーは優先権を得ないので、呪文を唱えたり能力を起動したりすることはできない。このルールには以下の例外が存在する。
- 514 クリンナップ・ステップ